ドラフト会議が近付いて来るにつれて、各球団のドラフト指名候補やドラフト戦略が報道されるようになる。もちろんヤクルトスワローズの指名候補情報も聞こえてくる。
以前にも書いたように1位指名は高橋周平選手(東海大甲府)右投左打 遊撃手、の指名で固まったようだ。しかし中日を始め他のチームも高橋1位指名の報道が出始めている。抽選は避けられそうにない状況である。そうなると抽選を外した場合の外れ1位候補も考えなければならない。
今週その外れ1位の候補に挙がったのが、伊藤和雄選手(東京国際大)右投右打 投手、私は、今年の大学選手権の活躍で知った選手でそれまでは知らなかった。最近では上位指名候補としてよく名前が挙がる選手である。ストレートにキレがあり、コントロールも悪くなさそうである。さすがに、藤岡、菅野、野村のBIG3と比べると見劣りしてしまうかもしれないが、先発でも中継ぎでも対応できそうである。個人的には、1位で伊藤というのは、少し物足りなさも感じるのだが、去年のこともあるので様々なシミュレーションをしておくことは大切だと思われる。
そしてもう1人指名候補として名前が出たのが、冨田 康祐選手(香川オリーブガイナーズ)右投右打 投手である。この選手は今回の報道で初めて知った選手だった。PL高校時代は広島カープ前田健太選手の控え投手兼中堅手だったようだ。青山学院大学を中退し、現在は、四国IRでプレーしているとのことだ。MAX152キロということだが、伊藤和雄選手とはタイプが違うと思われる。今シーズンはチームの抑えとして活躍したようなので、ヤクルトも中継ぎ、抑えでの起用を期待しているのだと思う。力任せだけで抑えられるほどプロの世界は甘くないと思うが、他球団の指名情報もあるということで、この1年間で急激に伸びた選手だと想像できる。
今週は、伊藤和雄投手、冨田康祐投手の名前が挙がったが、ドラフトは他球団との兼ね合いがあるので必ずしも報道通りの指名になるとは限らない。だからドラフトは面白い!新聞報道などに注意しながら、機会があれば今後もドラフト情報も書いていきたい。
にほんブログ村
中古価格 |
アマチュア野球 vol.31 (NIKKAN SPORTS GRAPH) 新品価格 |
週刊ベースボール別冊 2011ドラフト候補選手大図鑑 2011年 10/27号 [雑誌] 新品価格 |
コメント