錦織圭選手が、全豪オープンで準々決勝に進出した。四大大会では、95年のウインブルドンでの松岡修造選手以来17年ぶりの快挙である。準々決勝では、世界ランク4位のアンディ・マレー選手に3-0で敗れてしまったが、4回戦では、世界ランク6位のツォンガ選手をフルセットの末に破るなど快進撃を見せてくれた。
ジュニア時代から注目を集めてきた錦織選手。09年には、全米オープンで当時世界4位のフェレール選手を破り、4回戦に進出するなど、順調に世界ランクを上げていった。しかしその後、右肘の怪我もありツアーを長期欠場してしまった。これで世界ランキングは大きく後退してしまい、マスコミに取り上げられることも減って行った。
技術は素晴らしいが、フィジカル面に課題が残り、世界と渡り合うにはまだまだ時間がかかると思っていたが、10年、11年とランキングを上げ続け、昨年末には世界ランク1位のジョコビッチ選手を破る快挙を達成した。そして今回の全豪オープンベスト8である。
フィジカル面にはまだまだ課題が残るが、克服した時には、世界の中でも5本の指に入るプレーヤーになりそうである。日本人でこれほどの選手を見るのは初めてであり、ワクワクしている。ベスト8,16辺りまでは安定的に勝ち上がれるのではないだろうか?もう少し時間が経てばベスト4以上も望めそうである。今後の大活躍に期待したい。
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