ロンドンオリンピック(1)

オリンピック

ロンドンオリンピックが開幕した。先日ブログでオリンピックの楽しみ方を書かせてもらったのだが、私のメダル予想は、合計29個。その内金メダル11個と予想した。メダル総数は、まだまだ29個を目指せそうだが、金メダル11個は早くも危うくなってきた印象だ。種目ごとに見ていきたい。

まずは、柔道。私は、中軽量級が好きなので1日目から楽しみにしていたのだが、女子の福見と中村がメダルを逃してしまったのは予想外だった。女子の中では、福見、中村、松本はかなり期待できると思っていたので福見、中村の敗退は残念だった。中村は、初戦で前回北京オリンピックで敗れた北朝鮮のアンとの試合となった。開始早々技ありを取られ苦しい試合となった。中村もその後自分のペースを取り戻し粘ったが、あと一歩及ばなかった。好勝負だったが、初戦敗退と言う結果は残念だった。
そんなことを書いているうちに松本が金メダルを獲得した。相手の反則による金メダルだったが、松本らしい戦いを見せてくれた。

男子は、平岡が銀、海老沼が銅という結果が残っている。平岡は、前回の北京でも期待していたのだが、初戦敗退と言う結果に終わってしまった。そのリベンジを果たしたかった今回のロンドンでは、銀メダルに輝いた。実力的には金メダルを狙えただけに残念な気持ちも強いだろうが、悪くない結果だったと思う。
海老沼は、準々決勝での不可思議な旗判定もあり、精神的に苦しい部分もあったと思うが何とか銅メダルは確保できた。平岡以上に前評判が高かっただけに悔しい結果だろう。
中矢は、非常に渋い柔道を見せてくれている。玄人好みの柔道とは中矢のような柔道を言うのではないだろうか?寝技のスペシャリストの呼び名に恥じない戦いぶりを見せてくれている。決勝は敗れてしまったが、面白い戦いぶりを見せてくれた。
柔道を見るのは、オリンピックと世界選手権くらいなのだが、今回のオリンピックの判定は理解に苦しむ。シドニーの篠原VSドゥイエ戦の世紀の誤審がきっかけとなってビデオ判定が導入されたらしいが、今大会は流石にジュリーの判定に左右され過ぎなような気がする。海老沼VSチョ・ジュンホの試合は、海老沼の勝ちで間違いないと思うが、両選手にとって後味の悪い結果となってしまった。

水泳では、400m個人メドレーで萩野が銅メダルを獲得した。日本選手権の勢いのある泳ぎからメダル候補に挙げていたのだが、17歳でこの結果は素晴らしい。平井コーチが言うように今後世界に誇るスーパースターになる可能性があるのではないだろうか?200m個人メドレーも期待したい。
残念だったのは北島である。3連覇を狙った100m平泳ぎで5位に終わってしまった。金メダルはともかくメダルは確実だと思っていたのでこちらも予想外の結果となってしまった。現状のままだと200mもかなり厳しいだろう。

そして最も予想外だったのは、男子体操の予選である。エースの内村を始めミスを連発してしまった。団体予選は5位通過となってしまった。結局内村は期待された種目別も決勝に残れたのは床だけとなってしまった。特に鉄棒は、オランダのゾンダーランドとの対決を楽しみにしていただけにとても残念だ。
今まさに団体決勝を見ているが、アメリカ、中国に何とか喰らいついてほしい。

メダル数29個はまだまだ狙えると言ったのは、女子重量挙げの三宅の銀メダルや女子アーチェリー団体の銅メダルなどメダルの確率はそこまで高くないと考えていた種目でもメダルを獲る確率があるからだ。

そして男女のサッカーはどちらもメダルが狙えそうである。普段Jリーグを見ることはほとんどないのだが、ニュルンベルクに移籍した清武は想像以上に素晴らしい選手だった。香川のような活躍を期待できる選手だと感じた。また永井は、スピードだけでなく決定力もあるフォワードである。スペイン戦では抜け出してから決めきれなかったが、モロッコ戦では得意のパターンで得点を決めてくれた。日本人選手では珍しいスピードで世界を驚かせることができる選手である。決勝トーナメントも楽しみである。

まずは男子体操団体決勝をゆっくり見たいと思う。

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