今年のドラフト会議、皆さんはどんな印象を持ったでしょうか？私は、4年連続でモヤモヤするドラフト会議となってしまいました。まあ藤浪を獲得できなかったのがやはり痛いですね。それでも指名された選手の皆さんには頑張ってもらいたいと思います。
ではヤクルトの指名選手を見てください。
1位入札 藤浪 晋太郎（大阪桐蔭）右投右打 投手 抽選外れ
外れ1位 石山 泰稚 （ヤマハ） 右投右打 投手
2位 小川 泰弘 （創価大） 右投右打 投手
3位 田川 賢吾 （高知中央）右投左打 投手
4位 江村 将也 （ワイテック）左投左打 投手
5位 星野 雄大 （香川OG） 右投右打 捕手
6位 谷内 亮太（国学院大） 右投右打 遊撃手
7位 大場 達也（日立製作所）右投右打 投手
このような7名となりました。投手5名、捕手1名、内野手1名という結果となりました。藤浪は逃してしまいましたが、ヤクルトが補強しようとした選手はまんべんなく指名できたのではないでしょうか？個人的には先ほども書いたようにモヤモヤ感が残るのですが…
外れ1位の石山は、ここに来て急浮上してきた投手だ。雑誌だけでなくネット上でも思った以上に情報が少なく驚いた。しかしここに来て一気に評価が上がったというのは評価して良いのではないだろうか？1位ということでまずは先発として期待してみたい。石山が活躍すればヤクルトのスカウトは高く評価されるのではないでしょうか。
2位の小川は、今回の指名メンバーの中で最もネームバリューのある選手ではないでしょうか？小柄ながら威力のある速球ときっちりコントロールできる変化球を持っている。試合を作れる右腕ということでこちらもまずは先発として期待してみたい。小川に関しては1年目から活躍してもらわなければ困る投手である。
3位の田川はまだ見たことがない。高卒で四国出身。何となく09年の平井と重なる。その平井以来の高卒投手の指名だったのだが、個人的にはもう少し下の順位でも獲れたのではないかと思ってしまう。雑誌などの評判を見ると急成長の大型右腕ということで3年～4年後の活躍を気長に待ちたいと思う。
4位の江村は完全に左の中継ぎとしての指名だろう。私の挙げた補強ポイントの左の即戦力左腕として面白い存在になりそうだ。昨年の太田が思ったような成績を挙げられなかった中でこの江村はどうだろうか？年齢的にも久古、太田辺りがライバルとなりそうだ。
5位の星野は良い指名だと思う。正直私のような素人から見ると捕手は今年はいらないのではないか？と思ってしまうのだが、福川が自由契約となったので捕手の枠が１つ空いていたのは確かだ。相川、中村、川本と1軍クラスの捕手は揃っているものの盤石ではない。いきなり結果を求めるのは難しいが、2軍で経験を積んでほしい。期待せずに見守りたい。
6位の谷内は、私が補強ポイントに挙げていた小技が効いてしっかり守れる内野手という項目に合致してきそうな選手である。派手さはなさそうだが、宮本の後を継ぐような選手（守備で宮本レベルを求めるのは難しいが、人間性で）になってもらいたい。
7位の大場は、未完の大器ではないだろうか？それでもストレートのスピードが150キロを超えるというのはそれだけで魅力である。個人的にはあまり期待していなかった同タイプの山本哲が台頭してきているということもあるので大化けに期待したい。
石山と小川には何としてでも戦力になってもらいたい。右の先発が少ないヤクルトだが、そう簡単にチャンスは巡ってこないだろう。実力勝負である。投手としてのセンス、完成度では小川の方が上だろうか？木谷、徳山、中根辺りと競争してほしい。
個人的なポイントとして挙げていた即戦力中継ぎ左腕と小技が効いて守れる内野手の指名はあったが、意外にもサイドハンド、アンダーハンドの指名はなかった。西武から藤田を獲得するという報道があったが、このドラフトを受けて獲得する可能性が高まったように思う。
個人的には、阪神、ソフトバンク、中日の指名が好みです。（やはり1位で狙っていた選手を獲得できると大きいですね）
何はともあれ指名された皆様おめでとうございます。
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コメント
藤浪君をはずしてがっくりきましたがスカウトを信じるしかないですね。小川投手は期待したいです。赤川君達と同級生なので互いに刺激を受けるのでは？とにかく応援します。
管理人さんはじめまして。同じヤクルトファンということで、たまにブログを拝見させて頂いてます。
今年だけでなく、ここ数年の微妙なドラフト指名に理解できずに苦しんでいるところです。
華が無くても良いんですが、なんというか本当に実力に伴った指名なのか…。
来年のコーチ陣もみんなヤクルトOBですし、ただの仲良しグループになっていないと良いんですが。
ここ数年のモヤモヤがとれるよう、来年の活躍に期待したいとこです。
結論を言えば、見てみないとわからない、ということでしょうね。
投手5人に捕手、内野手とほぼ予想通りでした。
ただ投手の内訳は、大学社会人４、高校生１人と偏ってしまいました。
世代ギャップは更に広がりましたかね。
加えて言えば、昨年同様、準即戦力というか素材っぽい選手ばかり。
石山の情報が無いのは元々実績がないからで、江村、大場も１軍に上がるには、かなり調整がいるでしょう。
唯一、全国区の小川も独特のフォームがどこまで通用するのか。
特長を活かしてデビューして欲しいですね。
田川は故障しない投手に。
星野、谷内は守備を活かせばチャンスはありそうですね。
石山は西村２世じゃなく木谷２世だと言いましたが、予想を覆す大活躍をしてくれたらいいですね。
少々辛口で失礼しました。
阪神は今の状況ですと藤浪を開幕から使いざるをえませんね・・・（この言い回しで解かりますか？残念です）。わがスワローズはとにかく即戦力が必要なので一応上手くはいったのでは・・・。自分が感じた今回のドラフトはベイスターズが良い補強した感じです、白崎は今の二遊間からして開幕ショートスタメンは確実でしょう。三嶋は8回のセットアッパーで出てくると厄介です。読売は菅野をガチで獲得してしまい、毎度毎度の1位以外は人数合わせの感があり今年の様な（高木京、田原）みたいな即戦力は出ないと思います。スワローズはこのドラフトで既存選手の背番号変更がありそうですね。（自分の希望は由規を佐藤由にして18番、八木を17番、平井を１１番にして一本立ちをさせる、出戻り岩村は勿論48番から出直しだ！）
> パンダさんへ
ここのところ1位の抽選は当たりませんね。ヤクルトはくじ運が良いイメージがずうっとあったのですが…こればっかりは仕方ないですね。
小川投手はヤクルトファンという報道もあり、応援し甲斐がありそうです。
> クリフさんへ
はじめまして。コメントありがとうございます。ここのところ抽選で外してしまっているので仕方ない部分もあるかと思います。私も含めてヤクルトファンは今までドラフトに恵まれすぎていたのかもしれません。
それでもこの状態が続くとチーム形成に影響が出てきそうで怖いですね。
> パインさんへ
そうですね。テンションが上がるドラフトでも最終的にはイマイチだったなんてこともありますからね。02年の高井、館山、泉の3枚取りのドラフトの際は、下位の吉川、小森、片山、久保田を含め非常にテンションが上がったのを覚えていますが、館山以外はパッとしませんもんね。
投手５人に捕手、内野手の指名はパインさんの予想がずばりでしたね。
石山、江村、大場の中で1人は1年目から戦力になってほしいですね。
小川は、昔から今のようなダイナミックなフォームでしたっけ？ヤクルトファンということもあり楽しみにしています。
田川、星野、谷内も味がある指名と言えば面白く見えてきますよね。
> でぶちゃんさんへ
藤浪に関しては、阪神だといきなり使うしかないので身体作りが不十分になる。という意味なのでしょうか？個人的には、藤浪は田中将大の1年目ぐらいは成績を残せると考えています。中6日球数制限ありの中なら即戦力でも使える可能性があるのではないでしょうか？
言われてみるとベイスターズも中々良い指名をしていますね。去年の高卒メンバーが３，４年後に伸びてくると今回の即戦力の選手たちと相まって面白いチームになるかもしれませんね。
巨人に関しては、育成面を含めて以前の巨人とは違う印象です。去年のドラフトが終わった段階では失敗ドラフトだったのでは？という声も多かったように感じます。3位辻、5位坂口という指名ができるのは戦力が充実している巨人ならではの指名に感じます。
ヤクルトの背番号変更面白いですね。岩村の48番、由規の登録名を佐藤由にすることは賛成です！ドラフトも確かに補強したいポイントはまんべんなく補強できたように感じますね。