大会前に予想をしていたので振り返りたい。
本命 北照(北海道)ベスト8
対抗 大阪桐蔭(大阪)3回戦敗退
注目 京都翔英(京都)初戦敗退
ということで今回は大外れですね。北照はベスト8まで進んだものの準々決勝で優勝した浦和学院に0-10で大敗。大阪桐蔭は怪我人続出で実力を発揮できず。京都翔英は敦賀気比に惜しくも敗れた。
今大会はほとんど見ることが出来なかったのだが、浦和学院(埼玉)の強さが際立つ結果となった。安楽(済美)や立田(大和広陵)など2年生投手が注目される中で優勝投手となったのはこれまた2年生の小島だった。強力打線の援護があったとはいえ防御率0.64は簡単に出せる数字ではない。しなやかな腕の振りが同校の先輩須永投手を思わせた。個人的にも好きなタイプの選手である。これからどんな成長曲線を描いていくか注目してみたい。
打者では3試合連続ホームランを放った高田が目立っていた。大会前まではそんなに注目していなかったのだが、小島同様3試合連続ホームランという数字を残したのだから今後に注目である。
さて今大会で印象に残った選手だが、私がしっかり観戦できなかったこともあるかもしれないが、強く印象に残った選手はあまりいなかった。
投手では昨年は藤浪(大阪桐蔭)、大谷(花巻東)、濱田(愛工大名電)とプロでの活躍が期待できる投手がいたが、今年は、プロでも通用しそうだな。と感じさせる投手はいなかった。もちろん小島や安楽、立田など2年生投手を中心に今後の成長は楽しみなのだが…
個人的に最も印象に残ったのは、大竹(濟々黌)である。昨年の濱田に比べればボールの質、安定感ともに劣っていると感じるのだが、今後まだまだ伸びる可能性を秘めていると感じさせる。おそらく大竹以外に甲子園で通用するような投手がいないチームだと思うので大竹は省エネ投球に徹しているように感じる。5年後、6年後辺りにプロで結果を残すような投手になる可能性もあるのではないだろうか?
安楽(済美)は、完成度という意味ではまだまだかな?と感じた。それでも決勝の途中まで1人でマウンドを守り続けた精神力は素晴らしい。是非また甲子園に帰ってきてもらいたい。
野手陣では注目していた吉田(北照)がやはり良かった。広角打法で長打もありスピードもある。是非プロで見てみたい選手である。個人的には上林(仙台育英)とも同等の評価をされても良い選手だと思っている。
そして森(大阪桐蔭)は怪我で1試合のみの出場となってしまったが、流石の活躍である。バットコントロールの良さはピカイチである。現ヤクルトの武内の智弁和歌山高校時代と被って見えたのは私だけだろうか(笑)?
また夏の甲子園を楽しみにしたい。
にほんブログ村
コメント