ヤクルト3-6巨人
今日は、仕事の関係でほとんど観戦できなかったのだが、初回、2回で試合を決めてしまうチャンスはあった。そこを活かせなければ今のチーム状態で巨人に勝つことは難しい。点差以上に実力差を感じる昨日、今日のゲームとなってしまった。
先発八木は、4回1/3で104球を投げ、被安打11与四球1の5失点ということで先発の責任を果たせなかった。今週は、先発ピッチャーの投球回数に注目しているのだが、八木も昨日のロマンに続いて5回途中での降板となってしまった。
テレビ観戦できていないのだが、おそらく今日の八木の調子も悪くはなかったと思う。それでも巨人には通用しなかった。3回までは良く粘れていたのだが、4回に2アウト満塁から中井とピッチャー笠原にタイムリーを許し、一挙に4点を失ってしまった。ここが八木の課題である。1イニングに大量失点しては、勝てる投手にはなれない。7月頭のDeNA戦で完封勝利を収めてから一気に勝ち星を増やすのでは?と思っていたのだが、結局調子が良くても1イニングに大量失点してしまうなどの場面が目立ち、DeNA戦の完封以降勝ち星を増やすどころか、負けを重ねてしまい、現在2勝8敗という成績が残っている。前半戦を中心に打線の援護に恵まれないことも多かったのだが、そろそろ勝てる投球をしてほしいものだ。
八木は、先発ローテーションで投げるのは、初めてであり、あまり過剰な期待はできないのだが、今のヤクルトに八木を伸び伸びと育成する余裕はない。とにかく失敗を重ねながらも成長して行ってほしい。個人的には、昨日のロマン同様、このまま先発ローテーションで起用し続けてほしい。
打線は、八木と同学年にあたる笠原の前に5回で2点しか奪えなかった。この笠原、素晴らしい素材だとは思うが、まだまだ未完成な投手であり、今日も初回から制球が定まっていなかった。しかし初回、2回と満塁のチャンスを作りながら1点も奪うことが出来なかった。とくに初回は、1アウト満塁で川端、畠山が凡退してしまったのは頂けなかった。はっきり言ってしまえば、この1回と2回で試合を決めてしまうしか勝ち目はなかったと思う。その後、森岡、バレンティンにホームランが飛び出したもののどちらもソロホームランであり、巨人を慌てさせるには至らなかった。
7回からは、マシソンー山口ー西村と完璧に繋がれてしまい、どうすることもできなかった。非常に厳しい現実を叩きつけられた昨日、今日のゲームだった。
これだけ巨人に余裕を見せつけられて敗れてしまっては、どうすることもできない。明日の先発石川に期待したい。こんな苦しい時こそ、ベテラン石川の力が必要である。
P.S 正直巨人に勝てるポイントが見つからない。投手力、打力だけでなく、機動力、守備力でも大きな差を感じている。
非常に厳しい注文かもしれないが、4回の笠原の3ベースに関しては、上田に捕球してほしかった。昨年フェンスに激突して怪我した影響がどうしても出てしまっているように感じる。上田に関しては、個人的に大きな期待をかけているので守備面でももっと貢献してもらいたい。
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