ヤクルト5-1中日
ヤクルトファンの楽しみ、バレンティンと小川が揃い踏みでファンにとっては最高のゲームになったのではないだろうか?ナイスゲーム!
ここ4試合勝ち星に恵まれなかった小川だが、大失速という印象はなくどちらかというと相手に研究された中で対応されてきた印象があった。今日は再び中村とのバッテリーで中日打線に相対した。
初回、2回、4回と先頭打者に出塁を許す苦しい投球となったが、ランナーを許しても顔色一つ変えず投げ続けるのが小川の強みである。ピンチになっても大崩れすることなく自分のピッチングを披露し、初回は2アウト3塁で和田をショートフライ、2回は0アウト2塁というピンチを招くが下位打線を落ち着いて抑えて見せる。4回はショート森岡の好守もあり、得点を許さない。
2点の援護点を貰った中の6回には森野のタイムリー2ベースで1点差に詰められるもののその後のピンチをきっちり抑えると、直後の7回に打線が奮起し飯原の走者一掃のタイムリーで3点を追加する。すると7回から9回までは球数が100球を超える中でパーフェクトピッチングを見せ、完投で13勝目を飾った。
序盤は苦しんだものの得点を許さず、9回で119球を投げて被安打4与四球2の1失点と久しぶりに小川らしい投球を見せてくれた。奪三振は3つといつもより少し少なめの印象もあるのだが、いつも通り豊富な球種をきっちりコントロールし、中日打線に最後まで的を絞らせなかった。やはり小川ー中村のバッテリーは素晴らしいのではないだろうか?
打線は小川登板の時に大活躍を見せるバレンティンが今日もやってくれた。両チーム無得点で迎えた4回には2ベースの川端を置いて、レフト前にタイムリーを放ちまず1点。すると6回には山井の外角のスライダーを腕を伸ばして掴まえると打球はレフトスタンドに飛び込んだ。ここ5試合ホームランがなかっただけにこのホームランはファンだけでなくバレンティン本人にとっても気持ちを楽にさせる一発になったのではないだろうか?これで53号となりプロ野球記録まで後2本である。できるだけ早めに達成してもらいたい。
バレンティン以外では1番に入った山田が猛打賞、5番ユウイチが2安打、6番飯原が走者一掃の3ベースを放つ活躍を見せた。山田は絶不調の時期を超えて調子を取り戻してきた。残りのゲームを来シーズンに繋がる有意義なものにしてほしい。ユウイチ、飯原に関しては、もう30歳を超えて崖っぷちに追い込まれている中でここ数試合結果を残している。特にユウイチに関しては、このチャンスを活かせなければ来シーズンの契約も怪しかった部分もあるのでユウイチ本人にとっても意味のある結果を残してくれている。今まで何度も小川監督の期待を裏切ってきたユウイチと飯原の活躍は小川監督にとっても嬉しい出来事なのではないだろうか?
「今日のバレンティン」
5打数3安打1ホームラン2打点
ここ5試合ホームランがなく心配したのだが、ここで打てるのが今年のバレンティンである。今日のホームランも決して簡単なボールではなかったのだが、レフトスタンドに放り込んで見せた。こんなバッティングができるからこそこれだけホームランを積み重ねることが出来ているのだろう。ホームラン記録の更新と三冠王がまだまだ狙える位置にいるのは確かである。チームが最下位に低迷しているということもあるのでタイトル、記録にこだわっても良いだろう。今ヤクルトファンが一番見たいのはバレンティンのホームランである!
P.S 藤本敦士選手の今シーズン限りでの引退の報道があった。ヤクルトの藤本というよりはやはり阪神の藤本の方が印象に強いプロ野球ファンの方が多いのではないだろうか?小柄な身体ながらシュアなバッティングと堅実な守備、何より全力プレーを貫く姿がファンに愛された。数字以上に記憶に残る名選手だった。お疲れ様でした。
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コメント
ファームの成績がそのまま一軍で通じるとは思っていませんけれども…。ラルーもロマンもボロボロに打たれていましたし、中澤だって大した成績ではなかったのに、どうして徳山を試してくれないのかは、私には大きな疑問でした。確かにまだ一軍では「勝ち星」という結果は伴っていませんけれども、ラルーたちなどを先発させるなら、徳山や山本斉を使ったほうが楽しみだったのは確かです。なお私、徳山のことはここに何度か書き込んでおります。川崎外野手はファームでコンスタントに3割をキープし、ホームランも10本放っています。ミレッジの代役は、川崎こそがベターだったと私は思っています。由規弟の佐藤も一軍で試してほしいです。育成ワクとか下位指名とか、何かファームでは「飼い殺し」の選手がいるのは事実だと私は思います。ユウイチは、もっと前の段階でこのぐらいは打っていなきゃダメでしょうに…。燕の不動の4番になっていても当然の選手なのですから。まぁ、今年はもう、小川投手とバレンティン選手の結果だけを楽しみにします。
ファームの成績がそのまま一軍で通じるとは思っていませんけれども…。ラルーもロマンもボロボロに打たれていましたし、中澤だって大した成績ではなかったのに、どうして徳山を試してくれないのかは、私には大きな疑問でした。確かにまだ一軍では「勝ち星」という結果は伴っていませんけれども、ラルーたちなどを先発させるなら、徳山や山本斉を使ったほうが楽しみだったのは確かです。なお私、徳山のことはここに何度か書き込んでおります。川崎外野手はファームでコンスタントに3割をキープし、ホームランも10本放っています。ミレッジの代役は、川崎こそがベターだったと私は思っています。由規弟の佐藤も一軍で試してほしいです。育成ワクとか下位指名とか、何かファームでは「飼い殺し」の選手がいるのは事実だと私は思います。ユウイチは、もっと前の段階でこのぐらいは打っていなきゃダメでしょうに…。燕の不動の4番になっていても当然の選手なのですから。まぁ、今年はもう、小川投手とバレンティン選手の結果だけを楽しみにします。
> 久保田さんへ
コメント返し遅くなり申し訳ありません。
久保田さんは2軍のゲームもしっかり注目しているようで、意見に筋が通っているように感じます。それでも今シーズンに限っては誰を使っても同じような結果にしかならなかったのでは…と感じてしまう部分もあります。
チーム状態がチーム状態なだけに2軍で結果を残している選手を積極的に1軍に抜擢していくことには私も賛成です。昨日は西田捕手が1軍登録されましたね。中村との入れ替わりで1軍に上がっているので今回はチャンスが多めに与えられるのではないでしょうか?
川崎選手にもチャンスがあると良いですね。