楽天が球団創設9年目で初優勝を果たした。楽天ファンの皆様優勝おめでとうございます。パリーグはあまり見る機会がないのだが、2011年のソフトバンクがここ最近の最強チームではないかと思うような強さで優勝して以降、主力選手の流出もあり、戦国時代を迎えていた。今年もどこが優勝してもおかしくない状況でシーズンがスタートしたのだが、終わってみれば楽天がすんなり優勝を決めてしまった。シーズン中盤までは最後の最後までもつれると思っていたので、これだけ余裕を持って楽天が優勝するとは思ってもみなかった。私の中では予想外の優勝である。
今年の楽天優勝の立役者は間違いなく田中将大だろう。ここまで22勝0敗、防御率1.22という圧倒的な成績を残している。統一球が変更され、昨シーズンに比べれば打者有利になったシーズンだったはずなのだが…この田中の成績はもう化け物的な成績である。エースがこれだけ勝ってくれればチームは戦いやすいだろう。正直この田中とルーキーの則本以外は目立った成績を残している投手がいないのだが、それでもこれだけ差をつけて優勝できるということはやはりエース田中の存在の大きさを感じざるを得ない。この田中がいる以上ポストシーズンも優位に戦うことが出来るのではないだろうか?今から日本シリーズに勝ち上がってくるのを楽しみにしたい。
野手陣はジョーンズ、マギーの補強がバチッとはまった。来日1年目からこれだけの結果を残せたことに驚いている。非常に意味のある外国人補強をしたと思う。
ジョーンズは日本でプレーするというだけでも驚いた選手である。以前「楽天がAジョーンズ獲得へ」という記事を書いているのだが、正直全盛期を過ぎた選手であり、俗に言う外れ外人になってしまうのでは?という思いもあったのだが、数字以上にチームに貢献する素晴らしい活躍をしてくれたのではないだろうか?メジャーの強いチームで野球をしてきた選手の存在が経験不足の若いチームに与えた影響は大きそうである。そしてマギーもバリバリのメジャーリーガーらしく、これまで打率.291、ホームラン27本、打点90という成績を残している。来日1年目からこの数字は素晴らしい。
長打力不足に悩んでいたチームを救う活躍をしてくれたのが、このAジョーンズとマギーなのは間違いなさそうだ。
しかし野手陣に関して言えば日本人も面白い選手がたくさん出て来た。バッティング技術抜群の銀次、長打力のある桝田、渋い活躍を見せる島内、捕手から外野にコンバートし開花した岡島などタイプの違いう選手が一気に出て来た印象がある。そこに昨年のチームの主力聖澤や松井稼、選手会長の嶋、DeNAから昨季トレードでやってきた藤田などが絡んで素晴らしいチームを形成していた。
内容の薄い記事になってしまって申し訳ありません。あまり楽天の試合を見ていないので、上手く書けませんでしたが、ポストシーズンでの戦いぶりを楽しみにしたいと思います。そして最後に星野監督はやはり名将ですね。3球団での優勝と言うのは中々できるものではありませんよね。
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