先日セリーグ編を書いたのだが、今日はパリーグ編を書きたいと思う。まずは「2013ドラフト即戦力予想」の記事をご覧下さい。
投手(パリーグ)
ソフトバンク1位 東浜 巨 亜細亜大 5試合3勝1敗0S 28回2/3 防御率2.83
ロッテ1位 松永 昂大 大阪ガス 58試合4勝1敗1S 76回2/3 防御率2.11
西武4位 高橋 朋巳 西濃運輸 24試合1勝0敗0S 18回2/3 防御率3.38
西武1位 増田 達至 NTT西日本 42試合5勝3敗0S 52回2/3 防御率3.76
ソフトバンク6位 山中 浩史 Honda熊本 17試合0勝2敗0S 29回1/3 防御率5.52
オリックス2位 佐藤 峻一 道都大 1軍登板なし
日本ハム5位 新垣 勇人 東芝 1試合0勝1敗0S 4回1/3 防御率14.54
日本ハム7位 河野 秀数 新日鐵住金広畑 33試合0勝2敗0S 32回1/3 防御率2.23
ソフトバンク2位 伊藤 祐介 東北学院大 1軍登板なし
セリーグの予想と比べると惨敗と言って良い内容だと思う。まず新人王に輝いた則本の名前を挙げることが出来なかった。地方大学の力投型投手と言うことで過小評価してしまったが、素晴らしい活躍ぶりだった。気迫を前面に押し出す選手が好きそうな星野監督率いる楽天に指名されたのも則本にとって良かったと思う。
正直予想をした地点では東浜が一番の即戦力選手だと思っていたのでこの成績は残念だった。しかし大学時代に怪我もあり、調子を落としてのプロ入りだったのでやはり本調子に戻らなかったと見て良いだろう。それでも最終盤にキラリと光る活躍があったので来シーズンに期待して見たい。
松永、高橋のサウスポー2人は今後も期待できるのではないだろうか?松永は、どんな場面でも動じない精神力が非常に印象に残った。将来的には抑えとしての起用も面白いかもしれない。
高橋は、終盤戦に西武のリリーフ陣を支える活躍を見せてくれた。ストレートのキレが素晴らしかった。スピード表示の割に速く感じるのか打者が振り遅れている場面が印象的だった。
増田は、リリーフとしてならもう少しやれるのでは?と思っていたのだが、信頼を得るまでには至らなかったのではないだろうか?社会人時代の力をそのままぶつけた結果が今シーズンの結果だったのではないだろうか?来シーズン以降は球威、コントロール、変化球のうち何か一つでもレベルアップする必要があるだろう。
山中、新垣のオールドルーキーは厳しいルーキーイヤーとなってしまった。チャンスを与えられたものの活かせなかった。2人とも1軍で通用するレベルにあると思っていたのだが、この数字では来シーズン以降も厳しいだろう。何かを変える必要がありそうだ。
河野は、日本ハムの起用法に上手くハマったという感じだろう。クセのない綺麗なサイドスローから投げ込まれるボールはそれなりに通用したようだ。少しタイプは違うかもしれないが、巨人の田原が2年目に苦しんだだけに河野にとっては来シーズンが重要になりそうだ。
佐藤峻と伊藤祐は残念だった。怪我でもあったのだろうか?2人ともこんなもんじゃないと思う。個人的には、伊東はリリーフならすぐにでも使えると思っていたのだが…2人とも来シーズン以降に期待したい。
その他の選手では、やはり大谷(日本ハム)が気になった。私は二刀流賛成派なので来シーズンどんな成績を残すか楽しみである。
また則本同様あえて即戦力予想から外した鍵谷(日本ハム)、松葉(オリックス)もまずまずの活躍を見せてくれた。
野手(パリーグ)
オリックス3位 伏見 寅威 東海大 17試合28-7 打点2 ホームラン1 打率.250
西武3位 金子 侑司 立命館大 94試合278-62 打点23 ホームラン2 打率.223
伏見は決して悪くはなかったと思うのだが、同世代の伊藤の壁は想像以上に高かったということだろう。それでもバッティングが向上すればレギュラー奪取のチャンスはありそうである。
金子は持ち味であるスピードに加え意外なパンチ力も見せてくれた。しかしまだまだプレーが粗かった。これからは一つ一つのプレーの精度を高めていく必要があるだろう。
その他ではロッテの加藤、田村、オリックスの武田辺りが数年後が楽しみになるようなプレーを見せてくれている。それでもやはり大谷が気になる(笑)。
セリーグに比べればイマイチの人選でしたが、野手で金子を挙げていたので一応40点くらいは付けられるかな…
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