オープン戦 ヤクルト6-9オリックス
先発の小川は素晴らしい内容の投球を披露してくれた。3回をパーフェクトの5奪三振ということで全くケチのつけようのない投球だったのではないだろうか?とにかく怪我だけには気を付けて開幕を迎えてもらいたい。贅沢を言わせてもらうとランナーが出てからの投球も見てみたかったというところだろうか。昨年ほどの数字を残すということは並大抵のことではないが大崩れはしなそうである。今年の成績如何ではセリーグを代表する投手に駆け上がるかもしれない。昨シーズンの記事の中で「小川君!君はヤクルトの希望の光だ!」という記事を書いたのだが、本当に小川は現状でも数少ないヤクルト希望の光である。今後の登板も楽しみである。
心配なのはルーキーの秋吉である。2回を投げ被安打6与四球2の7失点と大崩れしてしまった。2イニングのうち最初の1イニング目で7失点ということで投手としての完成度の低さを露呈してしまった。それでもボールの威力自体はあるだけにまだまだ期待感はある。個人的にドラフト時から強く推していた選手だけに頑張ってもらいたい。結果を残さなければならない立場にいるだけに次の登板が開幕1軍入りへ生き残りをかけた登板になるかもしれない。勉強しなければならない課題は少なくないようだ。
ルーキーという括りでは岩橋も2回を投げ被安打1与四球2の1失点という結果が残った。映像は見ていないのだが、レベルの高いプロの世界でギリギリの投球が続いているのではないだろうか?岩橋に関してはタイプ的には先発だと思うのでまずは2軍でも良いので長いイニングを投げさせてみる方向でも良いのかもしれない。(八木をリリーフに回すのであれば人数合わせ的にリリーフで起用する必要はないはずだ。)
野手陣では指名打者で先発出場した岩村がルーキーのサウスポー大山から2ランホームランを放った。打撃の好調さは維持しているようだ。ファーストのレギュラー候補としてより一層競争を激化させていってもらいたい。岩村がレギュラーを掴むようだと内野のリーダーとしても心強そうである。今後のオープン戦の注目ポイントの1つになりそうだ。
今日のゲームも負けてしまったが、小川の素晴らしいピッチングが見れただけでも今までのゲームよりも収穫の大きなゲームだったと言えるのではないだろうか?豊富な球種をコントロール良く投げ込める技術と精神力の強さには脱帽である。
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