このチーム状況でとうやって勝つのだろう?

オープン戦 ヤクルト6-12楽天

ヤクルトファンの方々は今シーズンも辛いシーズンになることを覚悟しなければならないかもしれない。オープン戦は勝敗は二の次なのだが、勝てる要素があまりにも少なく感じる。今日はリリーフ陣の軸になってもらわなければ困る山本哲と石山が崩れてしまった。非常に厳しい状況である。

開幕投手が決まった先発の小川は5回を被安打9与四死球3の7失点という数字が残ってしまったが、そんなに心配していない。97球を投げて開幕に向けてしっかり準備を積み重ねている印象である。ランナーを出してからの投球は昨シーズンからの課題だっただけに、シーズンに入ってからも各球団今日の楽天のように仕掛けてくる可能性がある。そこは昨シーズン同様強肩中村とのバッテリーで何とか封じてもらいたいのだが、中村は肘の故障もあり以前のような送球が戻ってくるのかどうか不安がある。しかし小川は相手が仕掛けてきても臨機応変に対応する力がある投手だと思う。ここは小川を信じて開幕を楽しみに待ちたいと思う。

心配なのは山本哲と石山である。まだ開幕まで2週間近くはあるのだが、状態が上がってこないのが気になる。山本哲は1回を被安打2の1失点。石山は1回を被安打4四死球1の4失点と大崩れしてしまった。どちらも勝ちパターンで投げてもらわなければ困る投手なのだが…安定感が全くない。山本哲にしても石山にしても勤続疲労が心配である。開幕までにバッターを押し込めるストレートの復活を期待したい。

そんな中夫人の出産のため一時帰国していたバーネットが久しぶりに登板し、1回を三者凡退で抑えてみせた。個人的には精神面の脆さもあり、クローザーには起用しづらいと感じていたが今のチーム状況を考えるとバーネットを起用するしかなさそうである。もちろん今後の投球を見てみなければ分からない部分もあるのだが、外国人投手の2枠のうち1つはバーネットが獲得することになりそうだ。(今のリリーフ投手の状況を見るとバーネット、カーペンターの2人が残る状況になることがチームにとってはベストかなと…)

今日の試合で八木をリリーフに回したことに対して少し納得できた気がした。苦肉の策に変わりはないと思うが、ここまで後ろが不安定だと八木をリリーフ起用したいと考える気持ちも分からなくはない。

打線は10安打で6点。悪くはないがやはり嫌らしさは感じない打線である。バレンティン、ミレッジ、畠山のホームランで得点を重ねていくしかないのではないだろうか?1試合平均5点以上は取ってもらいたいのだが…(もちろん非常に高いハードル設定だということは分かっている。)
今の投手陣をはじめとしたディフェンス力の弱さを考えると打ち勝つしかないのではないだろうか?今日のように序盤にビッグイニングを作り逃げ切る形が理想である。

それにしてもチームに光が差し込んでこない。いつもはこの時期は開幕前でワクワクする気持ちがあるのだが、今シーズンはすでに苦戦することを覚悟しなければならない状況になってしまった。ヤクルトファンの皆さんも今シーズンに関しては、ポジティブな気持ちで開幕を迎えられる方は少ないのではないでしょうか?

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コメント

  1. パンダ より:

    すごく不安ですね!! 小川投手は大丈夫だと思いますが昨日はマウンドが低くて特に小川投手みたいなフォームの選手は投げにくかったのでは?でもリリーフが心配ですね!! とにかく何とかしてもらうしかないですね。

  2. FIYS より:

    > パンダさんへ

    本当にとにかく何とかしてもらうしかない状況ですね。投手陣は開幕時点から火の車状態ですね。

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