今日はヤクルト戦が雨で中止ということで、最近買った本を紹介したい。
1つ目は以前にもドラフト時に紹介した「野球太郎」の選手名鑑である。「野球小僧」時代に比べるとメジャーなど海外のプロ野球情報はなくなってしまったが、その分NPB所属選手の特徴はより詳細になり、直近3年のデータが見やすく表示されている。
またアマチュア野球の有望選手リストはきっちり残っており、アマチュア野球ファンでも楽しめる内容となっていると思う。私がドラフトの記事を書くときに参考にしている本の1つである。
とにかく野球選手のプレーヤーとしての特徴を把握したい方にオススメの一冊である。(年俸や好きなタレント、乗っている車などプレーヤー以外の情報を知りたい方々にはオススメできませんが…)
野球太郎No.008 2014プロ野球&ドラフト選手名鑑 (廣済堂ベストムック) 新品価格 |
もう一冊は「西武と巨人のドラフト10年戦争」という本である。ヤクルトファンの方々にとっては正直どうでも良いような内容かもしれないのだが、ドラフトなどの選手争奪戦の裏側が生々しく書かれている。「江川の空白の1日」、「松沼兄弟、郭泰源、江夏豊争奪戦」、「KKドラフト」とどの話も非常に興味深い内容だった。一ドラフトファンとしては読んでおいてよかったと感じる内容だった。やはりドラフトの裏には様々な人間ドラマが隠されているようだ。今現在はこの本で書かれている時代よりはだいぶクリーンなスカウト活動になっていると思うが、平等なドラフトと言うものは永遠に訪れないのかもしれない。
この本の帯に「敵の裏をかく情報操作、親族の抱きこみ、選手に渡される白紙の小切手…」という文言が載っている。その文言通りのドロドロとしたものがこの本には書かれている。もしかすると「選手は被害者?」なのかもしれない。
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