今日はブラジルで行われるサッカーワールドカップのメンバーが発表された。以下の通りである。
GK 川島永嗣(スタンダール)、西川周作(浦和)、権田修一(FC東京)
DF 今野泰幸(ガ大阪)、伊野波雅彦(磐田)、長友佑都(インテル・ミラノ)、内田篤人(シャルケ)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)
MF 遠藤保仁(ガ大阪)、長谷部誠(ニュルンベルク)、青山敏弘(広島)、山口蛍(セ大阪)
FW 本田圭佑(ACミラン)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、清武弘嗣(ニュルンベルク)、岡崎慎司(マインツ)、柿谷曜一朗(セ大阪)、大迫勇也(1860ミュンヘン)、斎藤学(横浜マ)、大久保嘉人(川崎)
ほぼ順当に選ばれたと言って良いだろう。それだけチームが完成に近づいている証拠だと思う。大久保嘉人の選出がサプライズと言われているが、マスコミが視聴者などの気を引くためにドラマ性を全面に押し出しているように思えて仕方ない。FW候補は何名かいたが、その中で昨シーズンからゴールという形で結果を残している大久保を選出するということはごくごく自然な成り行きだと思う。
個人的にはロンドンオリンピックで活躍した快速FW永井謙佑の招集を期待していたが、選ばれなかった。まあ仕方ないことだろう。
それでも今回のチームはザッケローニ監督が「4年間で作り上げてきたチーム」という印象がある。相手の長所を消すサッカーではなく、自分たちの長所を出して攻撃的なスタイルを貫こうという意思が伝わってくる。世界とガチンコ勝負できる機会が巡ってきた。とても楽しみである。
心配なのは怪我や体調不良と言ったコンディショニングの面である。吉田、内田、長谷部の怪我の状態は気になるし、ブラジルでの環境面に選手達が対応できるかどうか多少の不安はある。それでもグループリーグ突破の期待は膨らむばかりである。以前「組み合わせ決定」の記事を書いた時にグループリーグ突破の可能性は60パーセントくらいはあるのでは?ということを書いたが、今でもその気持ちは変わっていない。楽なグループではないが、日本もそれなりのチームを作り上げてきたと感じている。面白いサッカーを期待したい。
P.S いくつか過去記事を貼っておきます。→「ブラジルワールドカップアジア最終予選スタート」、「W杯出場決定」、「ドーハの悲劇から20年」
日本代表の世界との戦いぶりをしっかりと目に焼き付けたいと思う。
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コメント
こんばんは。私はサッカーはセレッソ大阪の柿谷のファンです。四国出身の私ですが、柿谷選手がヴォルティス徳島に放出されて屈辱を味わっても試合に出られる喜びやチームプレーの大切さというものを初めて知った事で更生した努力に感動します。男です。日本代表のFWとして頑張って欲しいです。
> 野球好きさんへ
サッカーの記事にまでコメント頂きありがとうございます。
ここ20年で日本のサッカー界は大幅に進歩しましたね。柿谷は自分でドリブルで仕掛けるだけでなく、周りを活かせるプレーや前線からの守備も頑張っていますよね。元々ボールの扱いは超一流のプレーヤーなのでワールドカップという大舞台でも大仕事をやってのける可能性がありますよね。