ヤクルト6-9xロッテ(延長10回)
負けは仕方ないのだが…あまりにも不可解な継投である。ロマンと山本哲に何かアクシデントがあったのでしょうか?8回9回と2イニング任された秋吉が9回2アウトから井口の同点ホームランを打たれて、最後は久古が加藤翔にサヨナラ3ランを喰らってしまい、連勝は6でストップしてしまった。連勝の止まり方としてはちょっと嫌な感じの止まり方となってしまった。
古野は今日もヒットを打たれながらも粘りのピッチングを披露したのだが、もう一踏ん張りが足りなかった。5回を被安打9与四死球2の5失点(自責点は4点)という数字が残った。ヒットを打たれてしまうのは仕方ないと思うのだが、2回の2失点と5回の1失点は2アウトからの失点だっただけにもう一踏ん張りしてほしかった印象が残った。ロッテ打線が甘いボールを積極的に振ってきた中で勢いに飲み込まれてしまったのかもしれない。
問題のリリーフ陣は良く粘った。6回からはルーキーの岩橋が登板し、7回2アウトで降板するまでの1回2/3を被安打1与四死球1の無失点という数字が残った。ライナーが足を直撃する場面もあったが、良く投げたのではないだろうか?ランナーを残して降板となってしまったが、これ以上を望むのも酷だろう。
ピンチで登板となった石山はストライクが入らず苦戦したが、牽制で2塁ランナーを刺し、何とかこの回を無失点で凌いで見せた。今日もテレビ観戦できていないため分からないのだが、今シーズン2塁牽制でのサインプレーを積極的に使っている印象がある。今回もそんなプレーだったのだろうか?
8回は秋吉が三者凡退に仕留め、9回はもちろんロマンがマウンドに上がると思っていたのだが…何とマウンドには秋吉が…どういうことなのだろうか?いくら秋吉が8回に良い投球をしていたとはいえ、ここで続投の判断はしないだろう。ロマンが投げられない理由がどこかにあったのではないだろうか?少し心配である。結局秋吉は9回2アウトまでこぎつけるものの最後の最後で井口に同点ホームランを浴びてしまう。甘いボールだったが、これは初球からしっかり打っていった井口を誉めるべきだろう。秋吉は2回で5三振を奪いながら一球に泣いてしまった。
そして10回のマウンドに上がったのは久古だった。これも不可解である。ロッテの打線はこの時点でほぼジグザグ打線となっており、10回に特別久古を優先させて登板させる必要はなかったと思うのだが…どんな意図があったのだろうか?
結局久古は2アウトから四球とヒットでピンチを招くと最後は加藤翔に豪快にレフトスタンドに運ばれてしまった。
9回で逃げ切れなかった時点で相当厳しかったのだが、不可解な継投がひっかかる。アクシデントではなければ良いのだが…
打線は今日も繋がり、序盤の失点を中盤に取り返してみせた。5回は中村がヒットで出て古野が送った後で山田がタイムリーと下位で作ったチャンスを上位で返すパターンで1点を返すと、6回は3番川端の四球から打線が繋がり、バレンティン、雄平、畠山の連打で1点差とし、相手のエラーの後、中村にもタイムリーが飛び出し、同点とすると1アウト後山田の犠牲フライで逆転に成功する。ロッテ先発の涌井も、2番手の内も好調時と比べればまだまだの出来なのだが、この2人を打ち崩したことについては、今の打線の勢いを感じることが出来た。但し、同点に追いついてなおも0アウト満塁の場面から1点しか取れなかったのは残念だった。一気に勝負を決めてしまいたい場面だった。結果論になってしまうが、代打ユウイチの使い所を逸してしまった印象の残るゲームだった。同点の0アウト満塁で代打ユウイチの起用があっても良かったと思う。(もちろん結果論であり、飯原の起用も納得は出来るのだが…)
7回、8回にもチャンスがあっただけに何とかもう1点追加しておきたいところだった。
守備面でも比屋根、荒木にミスが出てしまい、この6連勝中がどれだけチームが上手く回っていたのか思い知らされた。本来の実力はこんなものだろう。
問題は明日である。先日の記事にも書いたのだが、連勝の止まり方、止まった次の試合の内容、結果が大事になってくる。連勝の止まり方としては良くない止まり方をしてしまったのだが、それだけに明日のゲームはどんな形でも勝利という結果が欲しい。個人的には今日の涌井より明日の古谷の方が嫌な印象がある。それでも今のヤクルト打線ならサウスポーの方が相性が良いのかな?という気もする。今日守備でミスを犯し、ノーヒットに終わった比屋根、荒木辺りが意外とポイントになってきそうである。少なくとも明日までは我慢して起用してほしい思う。
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コメント
ロマンは発熱らしいです。山本投手はわからないですが休ませたかったのでは?あれだけミスが多いときついですね。でも打線が元気なので石川投手が粘ってくれれば大丈夫かと心配は天気ですね。
最近の久古を見ると、残念だけど左のクロスファイヤーて短命なのかなあとつくづく思ってしまう。1度、球の軌道を読まれると球威が無い分オモイキリはたかれる為か。阪神の田村が前年まで無双だったのが、八重樫、土橋に連弾くらってから引退が早かったのを思い出す。清川、星野、ウイリアムス、一時期は凄かったけど結局、短命で終わちゃったからね(長持ちしたの角と永射くらいか)。
> パンダさんへ
ロマンは発熱ですか。そうでなければ秋吉2イニング続投はないですよね。それにしても山本哲と秋吉で1イニングずつという計算はなかったのでしょうかね?
> でぶちゃんさんへ
久古は厳しい投球が続きますね。左のサイドスロー、懐かしい名前が沢山出てきましたね。田村は子どもながらに綺麗なフォームのピッチャーだなあと憧れの目で見ていた気がします。確かに短命でしたね。清川、星野、ウイリアムス辺りは短命と呼ぶには可哀そうかな?と思うのですがどうでしょう。
抑えのロマンは前日20日から右肘痛を訴え、この日も登板の予定がなかった。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20140522/swa14052205020001-n1.html
> ーさんへ
そうでしたか。厳しいですね。ロマンの状況が気になります。