ヤクルト6-2中日
今日はお盆で帰省しているため、試合を全く見れていない。ということで短めにまとめたいと思う。今日はある意味ヤクルトらしからぬ攻撃で効率的に得点を重ね、投げては石川がしっかり試合を作り、なんだかんだで今シーズン9勝目を挙げた。投打のかみ合った良いゲームだったと思う。
先発の石川は、1回~3回まで毎回2ベースを浴びるという苦しい立ち上がりとなるが、後続をしっかり仕留めて得点は与えない。終わってみればこの序盤の3イニングをしっかり無失点で抑えたことが大きかった。味方の援護がある中で4回、5回は三者凡退で抑える。6回に平田のタイムリー2ベースで2点を失ってしまったものの、結局6回を被安打6与四死球1の2失点に抑え、9勝目を挙げた。もちろん欲を言えば6回を抑えてもう1イニングくらい投げてもらいたかったが、今の石川にそこまで要求するのは酷だろう。投手陣が崩壊している中で先発として9勝7敗と貯金を2つ作っているのだからそれなりに評価しても良いのかな?と感じている。(波が激しく、防御率4.62という数字を見てしまうと本当に評価してよいものか不安になるのだが…)
調子が良くなくても何となく数字自体は毎年同じような数字を残すのが石川の凄さなのかもしれない。毎年コンスタントに数字を残す石川は怪我人の多い今のヤクルトにとって貴重な存在である。
リリーフ陣も今日は7回から松岡ー秋吉ーバーネットとノーヒットでリレーして見せた。8回、9回については4点差が付いていたとはいえ秋吉、バーネットもナイスピッチングである。
今シーズンのヤクルトのゲームとしては珍しいほどに理想的なゲームだったと思う。リリーフ陣がしっかり結果を残せば勝敗は大きく変わってくるのだろう。
打線は2ケタ安打で大量得点というパターンではなかったが、3回、4回、8回と上手く畳み掛けて6得点を奪って見せた。相性が良いとはいえ今日の中日先発の大野は絶好調に近い出来だったと思う。その大野から3回、4回で2得点ずつ奪えた のが大きかった。3回は飯原、中村と下位打線でチャンスを作って、山田のタイムリーと谷内の犠牲フライで2点、4回はバレンティンの2ベース、雄平の四球で作ったチャンスに飯原の2点タイムリー2ベースが飛び出して2点を奪った。左投手対策で起用された飯原がしっかり結果を残しただけに小川監督も気分が良いだろう。ナイスバッティングだった。
そしてバレンティンも石川同様なんだかんだでホームランを25本とし、ホームラン王がうっすらと視界に入ってきた。現在ホームランダービートップを走るエルドレッドとはまだ9本差があるが、そのエルドレッドは極度の不振によって2軍に落ちている。バレンティン自身も好調とは思えないが、量産態勢に入れば猛追の可能性も残されていると思う。今日のホームランを含む3安打は4番の仕事だったと思う。是非ホームラン王争いも盛り上げて、ヤクルトファンを楽しませてほしい。
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コメント
石川投手は確かに防御率が物足りないです。実はナーブソン投手とあまり変わりませんからね。
八木投手、ナーブソン投手含め、「平均すれば取り敢えず6回3~4失点」という計算なんですよね。QSといえば聞こえは良いですが、リリーフ陣の状況も状況ですし、もう少し安定してくれれば安心できます。石川投手は完投も2試合ありますが、ちょっとリリーフの疲労が心配になります。先日のトレードも結局…という感じになっていますし。
まあ、今日のところは粘りのピッチングを評価して良いと思いますが。やはり柱になる選手ですので、大きいですね。
それにしても、このまま石川投手、バレンティン選手がものすごく調子を上げていった場合、ひょっとして「2年連続、最多勝&本塁打王を擁しながら…」ということも?
山田選手の首位打者の可能性もありますし…?何だか切ないですね。
因みに、先日の杉浦投手ですが、戸田で観戦していました。ランナーを出した後のピッチングが今一つかな?という気がしましたが、結果的に抑えていますので、こちらも「粘り」ということで良かったのではないでしょうか。
先発フル出場だった西浦選手とともに、一軍での活躍を期待したいです。
> Isさんへ
そうですね。石川は今シーズン試合ごとに波が大きかったため防御率は物足りないですよね。それでも今の投手陣の顔ぶれを見ると石川の存在は大きいですよね。
杉浦投手のピッチングを生で観たのですね。結果的に抑えたという感じの投球であればまだまだ時間はかかるかもしれませんね。
正直怪我がなかったとしても2年目以降の戦力かと感じていたので焦らずじっくり自分の投球を作り上げてもらいたいですね。