プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグに来春参入する「福島ホープス」が27日、初代監督にヤクルトを自由契約になっていた岩村明憲内野手(35)が就任すると発表した。
岩村は宇和島東(愛媛)から96年ドラフト2位でヤクルト入り。07年からデビルレイズ(現レイズ)でプレーするなど日米通算5球団で活躍した。36歳となる来季も現役続行を強く希望していただけに、選手兼任となる。
(日刊スポーツ引用)
岩村本人としては、本当はNPBで現役を続行したい気持ちが強かったと思うのだが、BCリーグに新規参入する「福島ホープス」の選手兼監督となることが発表された。驚かされたとともに独立リーグやBCリーグの存在意義が大きくなってきたことを感じさせるニュースとなった。ポジティブに捉えても良いニュースなのだと思う。
年齢的には来年36歳ということでまだ老け込む歳ではないのだが、レイズ時代の2009年に左ひざの前十字靭帯を損傷したことをきっかけに岩村のプレーからスピードとパワーが失われてしまった。私達が想像していた以上に身体の状態は悪かったのかもしれない。スピードとパワーを合わせ持った、走攻守三拍子そろった岩村の姿が戻ってくることはなかった。それでも岩村の現役続行への思いは、全く衰えていないと思う。可能性は限りなく0に近いかもしれないが、BCリーグで圧倒的な数字を残して2016年シーズンでのNPB復帰を狙っているのだと思う。最後の最後まで岩村らしく「何苦楚」の精神で頑張ってもらいたい。
岩村の新たな世界での挑戦を見守りたいと思う。最後に今まで書いてきた岩村に関する記事をいくつか貼り付けておきたい。→「ドラ1は藤浪?岩村、朝井獲得?」、「藤田を獲得。岩村も獲得へ。」、「2014年戦力外選手」
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