今「キリトルTV」というテレビ番組を見ていたのだが、伊藤智仁と岡林洋一のリハビリに関する場面を切り取って放送していた。伊藤智仁の最後の登板(教育リーグでの巨人戦)の映像は様々な番組で取り上げられていたし、私も何度も見てきたのだが、最後の最後までプロの世界にしがみつこうとしていたことを改めて知ることが出来た。最後の登板で伊藤智仁はナックルボールにわずかな望みを賭けていたことを初めて知った。もしかすると有名なエピソードなのかもしれないが私は知らなかった。ただただ驚いてしまった。
それにしても降板前の岡林コーチとのやりとりは、それまでの2人の道のりも相まってどうしても感極まってしまう。岡林も伊藤智も忘れられない投手である。
にほんブログ村
コメント
たしか最期に望みをかけたのがナックルでした
岡林コーチとのやりとりは涙なしには見れません
> saboさんへ
最後に頼ったのはナックルだったんですね。ボールを投げられない状態が長く続いた中での本人なりの最後の足掻きだったのでしょうね。
私感ですが、伊藤智の怪我によってルーズショルダーという言葉が有名になり後の選手へ脱臼に対して意識を強めることが出来た面は大きいと思います。
ダルビッシュは若いころからルーズショルダーの対策として鍛えていたらしいし、怪我ですら野球界に大きな遺産を残してくれた偉大な選手です
> saboさんへ
そんな一面もあったかもしれませんね。それにしてもルーキーイヤーの伊藤智の腕の振り、肘のしなりは凄いですね。