ヤクルト1-7広島
ヤクルトファンが冷静になる、または現実を見るにはある意味では必要な1敗だったのかもしれないが、それでもまだ首位である。セリーグ全球団が借金を抱えるという異常事態となってしまった。やはり冷静ではいられない。1位から5位まで0.5ゲーム差の間でひしめき合う形となっている。一体どうなってしまうのだろうか?
今日の試合は初回で決まってしまった。1回の表は前田の前に簡単に三者凡退で抑え込まれてしまうと、その裏ヤクルト先発の古野が3つの四球で満塁のピンチを招いてしまうとエルドレッドの2点タイムリー、木村の内野ゴロの間に1点、會澤、前田にタイムリーを浴び、初回だけで5点を奪われてしまった。
結局古野は5回を被安打9与四死球3の7失点という数字が残り、今シーズン初黒星となった。一球速報で見ただけなので分からない部分も多いのだが、ボール自体が走っていなかったということではなかったと思う。しかし初回は制球に苦しんでしまった。本人もコメントを残しているようだが、「勝負以前の問題」だったと思う。ここまで好投を続けてきたのだが、今日は大崩れとなってしまった。それでも今日1試合でローテを外されるような内容ではなかったと思う。次回に期待したい。
リリーフ陣は今日も山本、松岡、中澤と僅差の勝ちパターン以外の投手陣で繋いでくれた。そういった意味ではダメージの少ない切り替えやすい敗戦だったのではないだろうか?
打線に関しては、今日は初回でゲームが決まってしまったこともあり特に論ずることはない。初回の前田VS山田に注目していたのだが、今日はきっちり前田にやり返されてしまった。流石にセリーグ№1投手である。やられたままでは終われないと言った所だろう。この前田VS山田はセリーグの名勝負と成り得る対決だと思う。次の対決にも注目して見たい。
今日は7回に雄平のタイムリーで1点を返せただけで十分だろう。好投手相手だと簡単に打てるものではない。それだけにやはり初回の5失点が全てだったと思う。
今日の敗戦は切り替えやすい敗戦だったと思う。明日からまた「再スタート」という感じで良いのではないだろうか?セリーグ6球団最初にこの混戦から抜け出すのはどのチームなのだろうか?
P.S ソフトバンクから移籍してきた新垣、山中が今シーズンは先発ローテに入って活躍しているのだが、ソフトバンクでは川島慶三が存在感を見せつけてくれている。昨日のゲームでの9回の走塁は「これぞプロ」と言えるような物凄いプレーだった。スピード感あふれる走塁とキャッチャーをかいくぐるスライディングとも超一級品のプレーだったと思う。陰ながら応援していきたいと思う。
にほんブログ村
コメント
山本哲松岡中澤は結構調子良いのかな?
山田が捻挫という噂が嫌な感じではあります。
古野は元々、中継ぎスタートでしたし今までが出来過ぎなので疲れも来る頃でしたから調子落ちな感じでしょうか。
来週も先発すると思いますが、この状態だと同じ結果になりそうですね。2戦目は石川でこちらも不安定な事を考えると、なぜ山中をすぐ抹消したのか分かりません、オールスターもあるので抹消するなら、この広島戦の内容を見て悪い方を落とせば良かったと思いますし今まで良かった古野や実績だけの石川を、そこまで信用している首脳陣の投手起用や判断理由が相変わらず分かりませんね。
今のセ・リーグの状況なら調子のいい選手を使うのが1戦1戦の戦いで流れだと思いますが・・・・これで石川もダメなら首脳陣の選手を見る目のなさが露呈された形ですね。(ファンの方が冷静に見えてる感じは受けますね)
広島には絶対に1つは勝たないと今までの努力が無駄になるので石川・新垣には次はない思いで試合を作って欲しいですが(今の広島の勢いを止めるのは厳しいかもですね)
荒木は阪神戦で盗塁の時に足を痛めたみたいでしたので肉離れとかで長期離脱でなければいいのですが(左には打ってましたから戦力ダウンですね)
最近はどこもトレードが上手くいってる印象ですね、出場機会がない選手も多いのでもっと活発にした方がいいですよね。ヤクルトも野手がいませんから村中や赤川あたりは対象になるかもしれませんね。
> saboさんへ
山田捻挫なんですか!?一応今日のゲームは出場していましたよね。
> kさんへ
荒木の離脱はチームにとっても荒木自身にとっても痛いですね。右の中距離ヒッターとしては貴重な存在ですからね。
村中や赤川はどうしちゃいましたかね。