ヤクルト１－４中日
今日は初回の攻防が全てだった。立ち上がりまだ調子上がらない若松を捉えることが出来ず、逆にその裏新垣が中日打線に3点を奪われてしまったことによって勝負は決まってしまった。若松相手に初回での3点のビハインドは大き過ぎた。昨日の古野、今日の新垣といわゆる「ゆとりローテ」での先発となった2人がいずれも5回持たずに降板となってしまった。首脳陣の狙いは、先発の間隔をあけることでその分長いイニングを投げてもらい、リリーフ陣の負担を減らそうとしていると思うのだが、狙い通りにはいっていない。今後の先発ローテーションはどうなっていくのだろうか？
先発の新垣は初回に3失点するなど4回を被安打５与四死球３の4失点（自責点３）と先発の役割を果たせなかった。これで3勝10敗防御率は４．６４となってしまった。以前にも書いたかもしれないのだが、数字ほど悪いピッチングをしている印象はないのだが、悪い意味でピッチングに若さ（脆さ）が目立ち、松坂世代の35歳とは思えないような安定感の無さである。1イニングの中で崩れてしまったり、調子が良くても急に崩れてしまうことがあるため、どうしても勝ち星が付いてこない。ここ数年の大スランプを脱したことは間違いないのだが、それでも安定感の無さは相変わらずである。本当にあと少しの所までは来ているのだが…
リリーフ陣は山本ー久古―松岡と無失点で凌ぎ、味方の反撃を待ったのだが、勝利には結びつかなかった。それでもこういうビハインドのゲームもリリーフ陣が粘れば逆転のチャンスが出て来る。今日は3人ともにいい仕事をしてくれたと思う。
打線は若松の前に沈黙してしまった。しかし前回の名古屋ドームでのゲームの時のように完璧に抑え込まれてしまったわけではなく、チャンスもあっただけにもう少し反撃してもらいたかった。
初回は川端のヒットと山田の四球でチャンスを迎えたのだが、畠山、雄平と凡退してしまった。この回に得点を取れれば流れは変わっていたと思うだけに残念な攻撃となってしまった。その後も今日の若松はコントロールに苦しんでいたのだが、その間に得点を奪うことが出来なかった。ようやく6回に畠山の四球と雄平の2ベースでチャンスを作ると大引のセカンドゴロの間に1点を返したのだが、今日の反撃はこの1点止まりとなってしまった。
それでも後半戦に入ってから復調傾向にある雄平が3安打するなど打線の全てが空回りしている訳ではない。明日しっかり山本昌を打ち崩してもらいたい。
明日は石山ー山本昌の先発ということで注目を集める1戦となりそうだ。私が小学校低学年の頃から1軍の舞台で投げ続けている山本昌には頑張ってもらいたい気持ちが強いのだが、このシチュエーションで抑え込まれるわけにはいかない。ヤクルトにとっても絶対に負けられないゲームである。序盤で試合を決めてしまいたい。
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ゆとりローテ機能せず
2015試合結果
コメント
私はかつて３プラス４にして常時１試合２５人で戦うことを提唱しましたが、ヤクルトの現状はどのようなゆとりローテを考えているのか、さっぱり分かりません。場当たり感が強いです。
ゆとりローテの考え方はいろいろあるでしょうが、常時２５人にしてその分中継ぎに充てることを、もっと考えて欲しいと思います。「先発のゆとり」よりも２５人を重視した考え方で。
杉浦はMRI検査の結果異常なしとのことで良かったです。ただ1軍で登板できるのはいつになるのやら。
新垣は……うーん。ゆとりローテ関係ないですね。もっとも2軍投手が酷過ぎて他に投げさせたい選手がいないというのはありますが。
昨日1イニング3奪三振の中島彰吾を1軍で見てみたい。育成だけど（汗
古野ではなく中澤抹消しましたけど、もしかしてリリーフ古野、先発中澤で使うのでしょうかね。まあ誰が投げても抑えられなそうな雰囲気ですからチャンスを色んな選手に回すのはモチベーション上がって良いとは思います（現実は厳しいでしょうが）
雄平は調子の良さが運にもついてきていて出塁してくれてますね。しかも2ベースはありがたい。
今日の雄平の本塁送球にエラーが付くのは記録員が厳しすぎるとは思います。どう見てもストライク送球だったし、ランナーに球が当たったのはイレギュラーかと。
雄平の送球は肩の強さに加えて正確さも球界トップクラスだと思ってます。
明日からは一応強い（調子良い）先発が続くので、なんとか連勝連勝を期待。
私は以下のようにして、ロングリリーフ要員もローテにする方法があると思います。
・中６日エース（金曜日専門）：小川
・ブルペン：外国人３人、秋吉、松岡、久古、山本哲
・ロングリリーフ：石山、古野、中澤
・中10～11日ローテ（火、土、水、日、木、火の順）：石川、館山、成瀬、新垣、中山、徳山、児山
計算上中10日組はもう１人必要ですが、空いた日にロングリリーフ要員をまわすこともできます。プルペンとロングリリーフ要員は合わせてで10人居ますが、そのうち２人はベンチに入れないで休ませることになります。ロングリリーフ要員を中心に登板過多の選手が休めるのが、一番のメリットということになるでしょう。かつてイム・チャンヨンが居る時に、小川監督は絶対に使わないけどベンチの頭数に入れていたことがありましたが、中10日８人体制にすれば、１軍登録の中継ぎを増やすことができますので、その日絶対に使わない投手はベンチに入れる必要がなくなります。
西武の黄金期は小刻みに投手をつないでいましたが、今のヤクルトもそれに倣っていいと思うのです。
なお最近の先発投手のパフォーマンスを見ると、石川を中６日エースにして、小川をロングリリーフ要員、古野が中10日組がいいような気がいたします。児山がここで結果を出したら、中澤と入れ替えてもいいと思います。
ゆとりローテに関しては全く機能していないのは先週の段階で分かっていたので、これ以上こだるのなら優勝争いは無理でしょうね（実質４位争いが妥当ですね）
このゆとりローテの関係での抹消される選手が違うような気がしますね、今日も中澤が抹消され古野は残りましたので古野は中継ぎでの起用なんでしょうね、そもそも野手の川崎や状態が悪すぎる森岡を落とした方がいいですし、もう１０敗している新垣に託すより少しでもやってくれる可能性がある徳山に先発のチャンスを与えて欲しいですね。（本当は優勝経験のある成瀬には、この厳しい時期に投げてもらいたいですけど・・・２軍で好投しましたので捕手を田中雅や西田でもう１度チャンスをあげてもいいかと）
あと山田は完全に疲れですね、盗塁王もあるので打って走って守ってでは体が持ちませんよ、試合前の練習をしないとか少しでも体を休めていけば来週の阪神戦からは２週間（横浜戦もありますが）移動なしで試合できますので調子も上がると思いますよ。
最下位相手に３連敗は、またズルズル連敗してしまう流れになるので山本昌が先発で中日は気合いが入ってくると思いますが、石山が先にマウンドから降りない事と打線は初回の比屋根・川端・山田でチャンスメイク出来るかにかかっていますね（畠山・雄平は遅いボールには強いので）
根本的に、この時期に「ゆとりローテ」という発想自体が違う気もします。石川・小川・石山・山中投手には「優勝のためなら、中５日」ぐらいの気持ちで頑張ってほしいです。野村監時代の岡林・伊藤投手らは、それが当たり前でしたし…。打線では、山田選手に早く復調してもらいたいですね…。
> saboさんへ
先発ローテーションはどうなっていきますかね？ちょっと読めませんね。小川、石川、館山以外にもう少し信頼できる投手が欲しですね。
雄平はようやく調子が上がってきましたかね？
> trefoglinefanさんへ
こういった考え方はあって良いと思います。今のゆとりローテという考え方も完全否定はしませんが、今の所上手くは回っていませんよね。
> ｋさんへ
何とか3連敗を免れましたね。まだ優勝争いに踏みとどまってくれましたかね？
今のオーダーは上手く機能していますが、ミレッジがしっかり守れる状態ならデニングとの入れ替えは行ってみても良いかな？というのが私の考えです。
> 久保田さんへ
先発ローテはちょっとまだ読めませんね。
山田は今日の2本で気持ち的には少し楽になりましたかね？