ヤクルトは１３日、今季までオリックスでプレーしていた坂口智隆外野手（３１）と、日本ハムを戦力外になった鵜久森淳志外野手（２８）の獲得を発表した。
（日刊スポーツ引用）
以前から獲得するのでは？との報道がなされていたオリックスを退団した坂口と日本ハムを戦力外となった鵜久森の獲得が発表された。
坂口はオリックスで４年連続ゴールデングラブ賞を獲得するなどチームを代表する選手の１人だったのだが、２０１２年に右肩の故障で長期離脱を余儀なくされるとそのまま以前の輝きを失ってしまっている。元々守備は上手く、肩も強い選手なのだが、現在の状況は「よく分からない。」というのが正直なところである。もし故障の状態がよくなっているのであれば非常に大きな補強になるのだが、おそらくそこまでの状態にはないと思われる。上田、比屋根はこの坂口に簡単にレギュラーを奪われるようなことがないようにしてもらいたい。
基本的にはセンターのレギュラー争いは上田VS比屋根という構図になると思うのだが、ここに坂口が絡んでくることができるだろうか？キャンプ、オープン戦の注目ポイントとなりそうである。
鵜久森は鵜久森でネームバリューのある選手である。済美高校時代は、甲子園で大活躍したスラッガーである。細身の身体ながらボールを運ぶテクニックに優れたスラッガーという印象が残っているのだが、プロ入り後は身体を大きくし、いかにもスラッガーっぽい雰囲気を身に付けてきている。しかし鳴かず飛ばずの状況が続いており、ついに日本ハムから戦力外通告を言い渡されてしまった。守備、走塁に見るべきものがないためつぶしが利かないタイプの選手である。ヤクルトはセリーグのチームだけに基本的には代打要員として考えているのではないだろうか？右の長距離砲タイプの代打は不足しているだけにチャンスは与えられそうである。バット一本で生きていく覚悟を持ってヤクルトでの選手生活を頑張ってもらいたい。
ドラフトで高山が獲得できなかっただけに外野手の獲得自体は必要である。ヤクルトは資金力のある球団ではないだけに戦力外となった選手の獲得も必要なことである。しかし戦力外となった選手が活躍する可能性は決して高いものではない。坂口と鵜久森はヤクルトにフィットし、チームに新しい風を吹き込むことができるだろうか？
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坂口智隆と鵜久森淳志を獲得
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コメント
鵜久森は代打要員での獲得なのは理解できますね。狭い神宮なら一発も期待できますし、あとファーストが出来れば畠山の交代要員もあるかなと思います。
坂口に関しては同じく故障の回復度が気になりますね、外野は正直レギュラーはいないものと考えてるので３つのポジションを外国人３人と上田・雄平・比屋根・坂口の７人の争いかなと思ってます。
内野は山田・川端・畠山と絶対的なレギュラーがいるのでショートと外野で誰かレギュラーとして抜け出してくれる事を期待したいですね。
（年齢的にも上田と西浦がポジション掴んで欲しいですけど）
もともと選手層の薄さが最大の弱みであったのでこの獲得は良かったと思います
ただ肩の故障は恐いですから坂口選手がどこまで出来るのか不安はありますね
新人山崎に藤井にもチャンスがあると思いますし、攻撃力しだいではセンターを雄平に両翼をバレとデニングか荒木という手もあり、とにかく外野が最大の激戦区でしょうね
坂口の入団が決まって「１番センターは決まり」などと舞い上がっているファンもおられるようですが、それは上田や比屋根の実力を見誤っているとしか思えないと言えるでしょう。この２人が坂口にポジションを取られるようでしたら、本当に先が思いやられます。実際上田は12球団でトップクラスのセンターなのですし、欠点は打てないのではなくて怪我が多いことで、控えに左の坂口と右の比屋根の２人居れば、本当に安心だと思います。
鵜久森は外野の控えというよりは、代打要員かも知れません。ポジション的には二軍の一塁手が丁度空いていますので、そこでしっかり研鑽を積めばいいと思います。畠山も今年はたまたま大きな怪我なく年間を通して活躍できましたが、昨年まで140試合ほぼフル稼働とは言えませんでした。ですから畠山の控えというか、それこそ畠山と競うくらいの気持ちで取り組めばいいのではないでしようか。
> kさんへ
鵜久森は、ファーストできるんですかね？
外野では上田、ショートでは谷内が個人的にはイチオシです。
> saboさんへ
外野手のレギュラー争いは今シーズンも激しいものとなりそうですね。少しでもハイレベルな争いになることを望みます。
> trefoglinefanさんへ
私も上田、比屋根が簡単に坂口にレギュラーを取られてしまうようなことがあれば先が思いやられると感じています。キャンプ、オープン戦から外野手争いには注目ですね。