ヤクルト3-12ソフトバンク
雨が心配された中でのゲームだったのだが、雨は何とか持ち9回まで試合をすることが出来た。しかしスコア通りの完敗に終わってしまった。いつか小川がソフトバンク打線を抑え込む姿が見てみたいのだが…
先発の小川は交流戦に入ってから徐々に調子を上げてきているようにも感じていたため今日のゲームも期待していたのだが、初回からソフトバンク打線に掴まってしまった。小川の武器であるストレートの走りが今日はイマイチであり、中村もリードに苦慮したのではないだろうか?ストレートで空振りを奪えないため、非常に苦しい投球に終始してしまった。初回は内川の犠牲フライと松田の2ランホームランで3点を失い、2回は今宮のタイムリーで1点を失い、4回にも今宮に2点タイムリー2ベースを浴びてしまった。結局5回を被安打9(被本塁打1)の6失点で負け投手となってしまった。
ソフトバンク打線はもちろん凄いのだが、それにしても小川の調子が悪すぎる。チーム状態がチーム状態なだけにごまかしのピッチングでも何とかローテを守ってもらうしかないのだが、少しでもストレートに威力が戻ってこなければエースらしい投球を披露することは難しいだろう。おそらく小川自身も歯車が噛み合わないことを自覚していると思う。本来はたとえ調子が悪くても精神面でカバーするような部分も見られるのだが、最近はその精神面も乱れているように感じる。打たれているためそう感じるだけなのかもしれないが、マウンドでも打席でも青い炎を燃やしていた小川の姿は見られなくなってきてしまった。本人は今シーズン悔しい思いばかりしていると思われる。この悔しさを糧にしていつかソフトバンク打線を抑え込んでもらいたい。今は耐えるときである。この経験が今後の小川の野球人生にプラスに働くことを願っている。
中盤までに大きくリードを許してしまった中でその後は竹下ー中澤と繋いだのだが、2人とも他球団であれば1軍にはいられないような内容の投球となってしまった。
プロ入り初登板となった竹下は、6回、7回は何とか無失点で凌いだのだが、コントロールが定まらず、7回には鶴岡、城所に2ランホームランを浴びてしまい、4点を失ってしまった。ボールの威力もコントロールも欠けており、正直1軍レベルの投球には達していなかった。非常に残念なデビュー戦となってしまった。
中澤も9回に2点を失ってしまい、全くアピールすることが出来なかった。中澤や竹下を1軍に置いとかなければならない状況自体が非常事態である。
打線はソフトバンク先発東浜の前に手玉に取られてしまった。パリーグの試合を見ることはほとんどないため知らなかったのだが、東浜は今シーズンだいぶ状態を上げてきていたようだ。ストレートにもボリューム感が出ており、打線の大量援護を味方に付けてスイスイとヤクルト打線を抑え込んでいった。
ヤクルト打線は4回にバレンティンの2ベースで作ったチャンスに雄平がタイムリーを放って1点を返すのが精一杯だった。試合展開があまりにも悪かったこともあるのだが、ほとんどチャンスすら作ることが出来なかった。
とりあえず3連敗しなくて良かった割り切って考えることとしたい。残り3試合何とか1つでも勝ってもらいたい。
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コメント
チーム状態が悪いと、こういう天候ではほぼ勝てないので無理にやる必要あったのかなと(DENAは連敗中で早々中止なのは球団のアシストを感じますね)
試合は小川の乱調で終わりましたが真っ直ぐの球速が出てないと、これからも厳しいでしょうね。彼の魅力は高めのストレートが145くらい出てるといいのですが今年は無理そうですね。
あと竹下を初めて1軍で見れましたが課題が多い事が分かっただけでも本人の為になったと思いますね、グラブを持ってる右手の使い方や、利き腕も体から離れるのでリリースポイントがバラツキますし、上体だけで投げるフォームでは球に力が伝わらず1軍で活躍するには厳しいでしょうね。
2軍の成本・石井弘寿コーチは何を教えてるのか気になりますね。
明日からは苦手西武で初戦が岸ですがケガ明けなので長いイニングは投げないと思うので淡白にならずに粘りづよく球数を放らせて欲しいですね、運よく牧田と中村剛がいないので勝てる要素が増えたので何とか6勝で交流戦を終えて欲しいです。
ちょっと山田が疲れかヤル気がなくなったのか調子が落ちてるのが心配ですね。
それと采配もそろそろバントの重要性を考えた方がいいですよね、大量点を取らないと勝てないのは分かりますが、バントすることで相手守備のミスが出たりスコアリングポジションで主軸に回れば得点するチャンスは増えますし、そこから繋り大量得点するケースもあるので西武みたいなエラーが多いチームには作戦面で動いて欲しいですね。(あと打線も川端と坂口も離して欲しいのですが変更してくれませんね)
連日のように、先発投手が先に失点し続けていますね…。打線はそれなりに点を取るものの、投手陣が10点以上も取られてしまっては、もうどうしようもないです。ここまできたら、秋吉投手・松岡投手・村中投手を先発に回すしかない気がします。竹下投手は、あくまでも個人的には、ファームでも良い成績でなかったのでさほど期待はしていません。小川投手は、どうしちゃったのでしょうかね…。この程度の投手ではないハズなのに…。負の連鎖ですかね…。ちなみに、昨年も新垣がローテーションに入ると投手陣が崩れた記憶があります。新垣が本当に中継ぎ拒否などと言っているのなら、もう引退させましょう。
ロッテ戦で相当に投げていたのですし、中6日で良かったと思います。山中を抹消して中10日にしておけば良かったのです。どうせ土曜日にデイヴィーズを投げさせたいから、逆算して無理やり中5日にしたのでしょう。原が抹消になったのですから、デイヴィーズが日曜日でも良かったのに、その1日を惜しんで小川を潰してしまったと言っていいのではないでしょうか。
巨人は投手事情が苦しい時に、菅野を中6日に戻し、中6日で試合がなければ中7日にしてまで使える投手を大事に使って、他の試合では実績のない投手にチャンスを与えて、チームを立て直しました。ヤクルトはやっていることが逆だと思います。使える投手はどんどん疲弊させ、実績のない投手はどうでも良い試合になるまで使わないから経験にもならない。こんなことではチーム状況が悪化して当然だと思います。
私は今のような状況にしたのは、真中監督を始めとした首脳陣の責任が大きいと思います。
井野は試合に出られなくても控えとして大事な役割をしてるかもしれませんが、やはり選手なら試合に出てなんぼだと思うので、今の扱いはいかがなものかと。
イニング間の投球練習の代役に一時的に出ることはあっても、1球も受けずに中村に譲ることがザラです。
そんなに監督からの信用がないのでしょうか?
> kさんへ
竹下はちょっと厳しいですよね。投手の育成能力の低さというものは大きな課題ですよね。
> 久保田さんへ
小川は開幕直後は好調だったんですけどね…ストレートに本来の力強さが戻ってこないので自分のピッチングが出来ていないように感じます。
> trefoglinefanさんへ
確かにチーム事情が厳しいとは言えこのタイミングでの中5日は厳しかったかもしれませんね。
> 井野ファンさんへ
試合に出られなくとも1軍に帯同していること自体が首脳陣に信頼されているということではないでしょうか?