バレンティンは残留

プロ野球ヤクルトは22日、ウラディミール・バレンティン外野手(32)と、来季の契約を結んだと発表した。現状維持の年俸300万ドル(約3億3千万円)プラス出来高払いの1年契約。今季が3年契約の最終年で去就が注目されていた。小川シニアディレクターは「1年間フルで動ける体を作ってほしい」と期待した。
(産経新聞引用)

今季限りでの退団も噂されていたバレンティンだが、上記の産経新聞の記事にあるように1年契約で来季の契約を結んだとのことである。ヤクルトを代表する、球界を代表する助っ人外国人だけにこの結果は素直に喜びたいと思う。2011年の快進撃は前半戦のバレンティンの活躍が大きかったし、2012年の規定打席未満でのホームラン王獲得、2013年シーズンの60本塁打と常に派手な活躍を提供してしてきてくれた最強助っ人外国人候補に名前が挙がる存在である。

正直今シーズンに関しては、2015年シーズンのリーグ優勝にほとんど貢献出来なかったこともあり、キャンプインの時点でかなり身体を絞っており、本人なりに気合いが入っていることを伺わせたが、それでも下半身の脆さはシーズン中常に付きまとってしまっていた。全力疾走が出来ない場面も多く、守備、走塁は不安要素があまりにも大きくなってしまっていた印象である。バッティングでもストレート系のボールに力負けする場面が以前に比べて増えてきている印象が残っている。それでも30本以上のホームランを放てるのがバレンティンの魅力である。個人的には来シーズンに関しては、良くても今年くらいの打撃成績で落ち着くのかな?と感じているのだが、それでも愛すべき助っ人外国人であるバレンティンがヤクルト残留を望み、その通りにヤクルトに残留が決まったことは喜ばしい出来事である。来シーズンもバレンティンのホームランを数多く見てみたい。

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コメント

  1. 久保田 より:

    平田が獲れなかったので、バレンティン選手の残留は本当に嬉しいです。1年契約というのも、いい判断だと思います。
    セカンド・山田選手、レフト・バレンティン選手、ファースト・畠山選手か新外人の3ワクで、100本塁打を目指してほしいです。
    あとは、先発投手陣ですね…。星投手が意外と使えそうに思うのですが、どうでしょうかね?
    そして館山投手か由規投手のどちらか、さらに新外人でなんとかなりますかね?
    小川投手、石川投手、山中投手がフルで投げられることが絶対条件ですけれども。

  2. k より:

    契約内容が単年なので年俸が高くても仕方ないかなと思う残留でしょうか。
    あとは出来高が落としどころだったのかなと感じる交渉だったのかもしれませんね。
    個人的にはバレンティンの実力は下降線だと判断してるので今年と同じくらいかそれ以下の成績しか残せないと思ってます。
    こちらでも指摘されてるように下半身の粘りがなくなってきてるのが要因だと感じます。人工芝がホームですから守備の負担も多く減量して走り込みしないと来年以降は厳しいと思います。
    (平田の獲得ならばバレンティンとは契約更新しなかったんでしょうね)

  3. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    中軸にホームランを期待できる打者が並ぶことは相手にとっては嫌でしょうね。この中軸を活かして得点力をアップさせたいですね。

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    私もバレンティンのフィジカル面の衰えが気になっています。それでも稀代のホームランアーチストであることは間違いないので期待したいとは思いますが…

  5. sabo より:

    仰るとおり速球への対応に苦しんでいるのが心配ですね
    2014までのパフォーマンスはもう無理なのでしょうか?

    それとも技術でカバー出来るのか?まだ若いので期待はしています(そういえばラミレスは年齢をサバ読んでたこと告白しましたね笑

  6. FIYS より:

    > saboさんへ

    私は、やはりフィジカル面は厳しくなっていると感じます。それでも打撃ではしっかりチームに貢献してもらいたいですよね。

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