今シーズン指折りの寂しいゲーム

ヤクルト２－８巨人

「TOKYO燕日」というイベントが行われ、楽しみにしていたファンも多いと思うのだが、試合自体は雨が降る中非常に寂しいゲームとなってしまった。相手先発がマイコラスだった事、現在のヤクルトのメンバーが若手主体になっている事からある程度は仕方ない事だと割り切らなければならないのだが…公式戦である事を考えるとやはり寂しいゲームである。
今日は全く試合を見れていないため短めに。

8月1日以来の登板となった原樹理は、6回を被安打７（被本塁打３）与四死球１の6失点（自責点４）と今日も崩れてしまい、今シーズンの成績は2勝8敗となってしまった。怪我明けの登板ではあったのだが、初回を上手く乗り切り、2回もあっさり2アウトを奪ったのだが、前回も打ち込まれてしまった亀井に先制ホームランを許してしまった。ここから打ち込まれてしまい、坂本、阿部にもホームランを許すなど6回で6点を失ってしまった。
怪我明けでどうなるかと思っていたのだが、ボール自体の走りはまずまずであり、やはり6回で6点を失ってしまうような調子ではなかったように感じるのだが3本のホームランに自らのエラーも絡んでの6失点というのは頂けない。前回の登板時にも書いたと思うのだが、元々がゴロボールピッチャーだけに被本塁打３という数字は多過ぎる。もちろんマスクを被った西田も反省点はあったと思うのだが、こういった投球を続けてしまっていては中々勝ち星は増えてこない。今シーズン中にこの辺りを少しでも改善して、勝ち投手になる姿を見せてもらいたい。来シーズン以降ヤクルトの先発ローテの中心を担ってもらわなければならない投手の1人であることに違いはないのだから…

打線は苦手マイコラスの前になす術なく、7回で12個の三振を喫してしまい、得点を奪う事が出来なかった。ファン目戦で行くと調子が上向いてきたかな？と感じていた山田が3三振に終わってしまった事も今日のゲームが寂しいゲームに感じる1つの要因だったように思う。正直手玉に取られてしまっていた印象である。
山崎、藤井、奥村の3人は格の違いを見せ付けられてしまった。奥村、藤井に関しては、守備でのミスも重なり、反省点の多いゲームとなってしまった。それでも山崎含めた3人については、とにかくゲームに出て学んで言ってもらう他ないと思う。本来であれば1軍のゲームでスタメン出場するには足りない部分も多い選手だと思うのだが、今のチーム状況からすると来シーズン以降を睨むという意味でも試合に使って伸ばしたい面々なのではないだろうか？もちろん3選手ともタイプ的には守備でも走塁でもある程度のレベルを期待したい選手だけにミスばかりでは困るのだが、切り替えて明日以降の試合に臨んでもらいたい。もちろん反省は必要だと思うのだが、「使った方が悪い。」くらいの強いメンタリティも必要な時期ではないだろうか？とにかく我武者羅にシーズン終了まで突っ走ってもらいたい。今ゲームに出させてもらっている事を無駄にしてもらいたくない。

そんなゲームでバットで奮起したのは今シーズン不調が続く、西田と西浦だった。どちらもバットでも貢献してもらわなければ魅力半減の選手である。今日のバッティングを明日以降のゲームでも続ける事が出来れば、自ずと出場機会は増えるはずである。


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