2軍調整中のヤクルト・川端慎吾内野手(29)が椎間板ヘルニアの手術を決断したことが16日、分かった。この日、東京都内の病院で精密検査を受けた。具体的な日程は未定だが、シーズン中に行うとみられ、今季中の1軍復帰は絶望となった。
(サンケイスポーツ引用)
2月のキャンプ中に椎間板ヘルニアを発症した川端は、手術をせずに今シーズン中の復帰を目指していたのだが、復帰の報道があってもその都度違和感や痛みを感じてしまい、中々復帰出来ない状況が続いていた。そしてついに手術を決断したとの報道である。
私のような素人がワーワー騒ぎ立てても仕方ないのだが、ここ数年のチーム内の怪我人(長期離脱者)の多さを考えるとどうしてもざわざわした気持ちになってしまう自分がいることもまた事実である。
今回の決断については川端本人やチームのトレーナーなどでしっかり話し合って至った決断だと思うのだが、手術する必要があるのであれば早目の決断は出来なかったのか?という話しはどうしても出てきてしまうと思う。もちろん2月の時点ですぐに手術に踏み切ることは難しかったのかもしれないが、上記にも書いた通りここ数年チーム内での怪我人が相次いでいるだけにどうしてもファンが今回の川端の件についても不信感を抱いてしまう部分はあると思う。ヤクルトの課題が集約されたようなニュースである。
真中監督は就任当初から「2番川端」を打線の肝として考えてきた。そしてその起用が見事に機能したのが2015年シーズンだった。「2番川端」の代わりを務められる選手はいないのである。川端が不在となることでヤクルトは攻撃方法自体を考え直さなければならなくなってしまう。しかしそれが上手く行っていないのが今シーズンである。
ヘルニアの手術は手術したからと言って、完全復調出来るかどうか分からないとのことで、川端自身も苦渋の決断だったと思うのだが、何とか以前の姿を取り戻して1軍のゲームに戻ってきてもらいたい。もう一度あの天才的なバットコントロールを見てみたいものである。
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コメント
ここまでヘルニアが悪化していたとは、、、
川端はマエケンや全盛期マシソンといった一流投手を打てる印象が強かったので数字以上にダメージありますね
2014年にほぼオール3割打線完成によりリーグでいち早く世代交代に成功した感がありましたが、もう新たな世代交代が必要に迫られてきた感じです
中心選手で選手会長で首位打者ですから、今の弱さも川端の離脱が大きな影響を与えてると思いますよね。
個人的には手術してもフルでレギュラーとして出るのは難しいと感じますね(大引も腰痛持ちでよく離脱してますね)
川端自身も30才で選手生命も大きく左右されると思いますがチームは待ってはくれないので本格的にサード・ショートを守れる新戦力が出てこないと本当にヤクルトはプロチームとしての存在さえ無くなってしまいそうですね。
> saboさんへ
元々怪我の多い選手でしたからね。年齢も30歳という事でこれから今まで以上に身体の負担は大きくなるかもしれませんね。
> kさんへ
川端の手術という決断は本当に大きな決断ですよね。年齢もいつのまにやら30歳なんですよね。元々怪我の多い選手なだけに来シーズン以降も不安な面が大きいですよね。