ブキャナン好投もリリーフ陣が粘れず。

ヤクルト2-4DeNA

来シーズンの残留が決定したとの報道があったブキャナンが怪我明けの登板で怪我前と変わらぬ姿を見せてくれた。今日のゲームの収穫はブキャナンだろう。先日の広島戦ではリリーフ陣の踏ん張りが逆転勝ちを呼び込んだが、今日はそのリリーフ陣が粘り切れなかった。

先発のブキャナンは今日も勝ち投手になれなかったが、久々の登板でも変わらぬ安定感を見せ付けてくれた。6勝12敗という成績ではあるのだが、防御率は3.49にまとめており、今日も6回2失点ということで先発としての役割は果たしてくれた。150キロを記録するストレートに140キロ台のカットボール、ツーシームでゴロを打たせ、チェンジアップ、カーブで緩急も付けられるピッチングはやはり魅力的である。これだけの投球が出来る先発投手が来シーズンも残留してくれるのは大きい。来シーズンは今シーズンの勝ち数と負け数がそのままひっくり返るような数字を残す可能性もあるのではないだろうか?ブキャナンの残留はファンにとっても朗報である。

リリーフ陣は先日の広島戦同様粘りたかったのだが、7回のマウンドに上がった近藤が先頭の乙坂に粘られ、四球を与えてしまうと続く倉本にタイムリー2ベースを浴びてしまった。威力のあるストレートを投げ込み、ボールの走り自体は良さそうだっただけに非常にもったいない失点となってしまった。
そして8回は秋吉が伏兵嶺井にソロホームランを浴びてしまい、試合を決められてしまった。

近藤も秋吉もコンスタントに結果を残すことは出来ていない。来シーズンに向けてはリリーフ陣全体として「コンスタントさ」という部分は大きな課題となっている。

打線は今日もウィーランドの前に苦しむ事となってしまった。3回に山崎の四球からチャンスを作るとバレンティンの左中間場外に運ぶ2ランホームランで一旦は逆転したのだが、それ以降はウィーランドを捉えることは出来なかった。今の打線ではこのウィーランドや巨人の菅野、マイコラス辺りは対策を立てても打てないのかもしれない。ファンとしては寂しい限りなのだが、来シーズンも同じ状況が続かないようにしてもらいたい。

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コメント

  1. k より:

    ヤクルトは昔からDeNA相手に負け越す時は順位は悪いですよね。
    ブキャナンはスライドで間隔も空いたので球が抜けてましたけど6回2失点は良い投手ですよね、残留報道もありましたけどクローザーも試して欲しいかなと・・・・短いイニングなら152・3km出そうですけど。
    あとバレンティンが31号と、さすがホームランバッターなんですが打点と得点圏打率が低いので数字のほかチームの貢献度が高くないのが来年の契約含めて気になるところですよね(年々、速い真っ直ぐに差し込まれ気味で上体の強さだけで打ってるんですよね、以前は下半身がしっかりしていて軽くコンタクトしていたスイングだったので力は確実に落ちてますね)
    それと秋吉は真っ直ぐのスピードが出てないのが不安ですね、今年はもう休ませてもいいんじゃないですかね・・・彼が来年もこんな感じだと本当に厳しい。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    チームバランスを考えるとやはり外国人投手はリリーフで使いたい部分もありますよね。ブキャナン、ギルメットの2枚を先発で使う形はバランス的にはあまりよくないですよね。ブキャナンもリリーフ適性はありそうですが、私はブキャナン先発、ギルメットはリリーフというイメージです。

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