先日ルーキーの星が疲労骨折し、今季絶望という報道があったばかりなのだが、今度はエース小川が疲労骨折ということである。シーズンも最終盤に差し掛かり、すでに最下位も確定しており、これ以上落ちることはないと思っていたのだが、負の連鎖が止まらない。
星に関しては、ルーキーながら序盤戦はリリーフとして、その後は先発として登板を重ねてきた。先発としては、来シーズン以降も視野に入れながら経験を積ませていたと思うのだが、その起用法が結局裏目に出てしまった。高校、大学とそのストレートの速さで注目を集めてきたのだが、大学4年になるまで登板機会が少なく、実績面では他のドラフト上位選手よりも見劣りしていたのだが、高い潜在能力を買われていたのは事実である。プロ入りしてからその素質が開花しつつあり、首脳陣は経験を積ませる事で来シーズン以降に大きく飛躍してくれる事を期待して、星を起用してきたと思うのだが、その起用法が疲労骨折という形につながってしまった。
他の投手に比べて酷使されていたわけではないので仕方ない部分もあるのかもしれないが、星のためを思って経験を積ませた事が裏目に出てしまったのがあまりにも残念である。まずは治療に専念してもらいたい。
そして星に続いて小川も先日の広島戦で右肘の張りを訴えていたのだが、星同様疲労骨折と言う事が判明した。小川に関しても特に酷使されていた印象はないのだが、左足を大きく上げ、身体全体を使って投げ込むスタイルだけに他の投手と比べて身体への負荷が大きいのかもしれない。今シーズンは以前のようなダイナミックなフォームに戻し、ある程度結果を残してきたのだが、怪我での離脱は2回目となってしまった。年齢を重ねる事に身体は固くなり、どうしても故障しやすくなってしまうものなのだが、特に小川は小柄な身体を補うようなダイナミックなフォームで投げ込む投手だけに、今後は怪我との戦いが続いていく可能性もある。プロ入り当時からその投球フォームもあって短命に終わってしまうのではないか?との声も一定数あったと記憶しているのだが、小川はクレバーな投手なだけにまた復活してくれると信じている。
星にしても小川にしても来シーズンの開幕時には元気な姿を我々ファンの前で見せてもらいたい。
それにしてもこれだけ故障者が続出してしまうとさすがに心が折れてしまう。
にほんブログ村
コメント
そうですね。決して無理な起用法をされていたわけではないんですよね。。。
どちらかと言えばブキャナンや原樹理の方がタフな使い方をされてたかな……
というかブキャナンも原も一度休養離脱してほぼ最短で戻ってきたことがあった気がしますが、やはり彼らも疲労が溜まっていたのではないでしょうか
そういう意味ではブキャナンと原の休養離脱はチーム状況は別として本人のフィジカル的には上手いタイミングだったと思えます
小川はエースとしての自覚もあるだろうし2ケタ勝利がかかっていたので本人としても痛みを我慢してでも絶対投げたかったんでしょうけど、、、1球でも早く交代させてればと悔やみます
あと個人的には昨日の原は7回で変えたほうが良かったと思ってます
星も小川も同じ疲労骨折って偶然すぎて違和感を覚えましたね、最近のヤクルトはケガの情報が錯綜していて本当はどうなのかも分からないことだらけですね。
川端のヘルニアだって(日ハムの近藤はすぐに手術して既に復帰してますからね)
トレーナーや専属医師の診断が間違っているのかなと思ってしまいますね。
畠山も肉離れなのに二年働いてませんし、真実がどうなのか不明なことばかりですね。
ケガ人の多さや動向もあるのでドラフト含めどんなストーブリーグになるか気になるところですね(星も小川も長引くようならまた投手をとるしかなさそうですね)。
> saboさんへ
この負の連鎖はいつまで続きますかね?
原樹理も元々故障歴がある投手なのでちょっと心配ですよね。
> kさんへ
これだけ怪我人が多くなるとチーム作り、ドラフト戦略も難しくなりますよね。