ヤクルト・今浪隆博内野手(33)が3日、東京都内の球団事務所で現役引退を表明。昨年発症した甲状腺の病気、橋本病が原因であることを明かした。
「医師が診ると正常だけど、僕自身、正常じゃない感じが明らかにあった。(病名は)甲状腺機能低下症、橋本病。今の体ではプロで戦えない」
今浪は平安高から明大を経て2007年、大学・社会人ドラフト7巡目で日本ハム入り。14年にトレードでヤクルトへ移籍した。通算405試合で打率・261、3本塁打、69打点。「区切りがついてスッキリしています。プロ野球はなかなか経験できない。本当に幸せ」と11年間の現役生活に別れを告げた。
(サンケイスポーツ引用)
昨シーズン途中から甲状腺の病気で体調を崩していた今浪が引退を表明した。こういう形での引退と言う事で非常に残念である。2014年シーズンに増渕とのトレードで日本ハムから移籍して来たのだが、そのときの印象としては、補強と言うよりも怪我人の多いチームの補充と言う意味合いが大きいのかな?と感じていた。しかしヤクルトに移籍してきてからの今浪は単なるユーティリティプレーヤーでは終わらず、打席でも抜群の集中力を披露してくれた。特に代打で出場した時の集中力は素晴らしいものがあった。初球から積極的にスイングを掛けるスタイルではあったのだが、好球必打を徹底しており、ボール球や厳しいボールには手を出さずにスイングを掛ける事が出来ていた。バットでこれほどチームに貢献できる選手になるとは思ってもみなかったので、打席での活躍ぶりは強く印象に残っている。
それだけに病気での引退というのは寂しい気持ちでいっぱいになる。打撃技術はヤクルトに移籍してから明らかに高まっており、年齢の割に伸びシロを感じさせてくれていた。これからもチームに欠かせないユーティリティプレーヤーとして活躍してもらえると信じていたのだが…
まずはしっかり病気を治してもらいたい。記録よりも記憶に残る名脇役のプレーヤーだったと思う。お疲れ様でした。
にほんブログ村
コメント
今のヤクルトには貴重な戦力の今浪が病気での引退は残念で仕方ないですね。
代打でも充分活躍できると思っていたので来年の戦力ダウンですね。
日ハムからヤクルトにきて打撃が開眼したと感じていたので、もう少しやって欲しかったですが・・・・今年は悪いニュースばかりですね。
イマナミン…イマナミンが居れば?って場面が今年何度あったことか(涙)そんなにひどい状態だったのかよ~(涙)
14年にぶっちぃとのトレードには正直マジか?って思ったけど、まさかの結果でしたね(笑)(コンドールマンと山羊のトレードもそんな感じでしたが)
15年元チームメイトのビッキーに宣戦布告?したこと(笑)そしてビッキーがセリーグの野球に慣れてない時期にイマナミンの頑張りがあったからこそ、ビッキーが復活出来たんだと思ってます。
去年も代打で何度もチームの勝利を導き、その度に笑い(失笑かな)を呼んだお立ち台はマジ最高でした!
特に15年CSファイナルで菅野から打ったタイムリーの試合でのお立ち台(みんなを騙した死んだ振り打法)はあのモリスケの時と肩を並べる位のレジェンド級だと思います(笑)
第2の人生も病気に負けないで頑張って下さい(涙)
勝利を~信じる声が、こだまぁするこの地でぇ~今光るぅ、この一打~快音うぉ響かせてぇ~♪
また聞きたかったよ~この名曲(涙)
> kさんへ
どんなシチュエーションでの出場機会でもしっかり準備が出来ていることが今浪の凄さだったと思います。これから選手としていい味が出てくる雰囲気があっただけに残念ですね。
> つばくろまてさんへ
今浪のすべり芸は初見時は「なんだ?」と思いましたが、慣れてくると色々と期待してしまいました。15年シーズン、16年シーズンの離脱するまではユーティリティプレーヤーとしては文句の付けようがない活躍ぶりでしたよね。