平昌オリンピックメダル予想

オリンピック

今日は平昌オリンピックのメダル予想をしてみたいと思う。冬季オリンピックの種目は普段見る機会が少なく詳しくはないのだが、一スポーツファンとして大いに楽しみたいと思う。

早速日本選手団のメダル予想をしてみたい。ずばり12個としてみたい。金メダルは4個ということにしておきたい。これまで冬季オリンピックで最多メダルを獲得したのは98年の長野オリンピックの10個である。内訳は金5個、銀1個、銅4個である。そう考えると今回の平昌オリンピックの日本選手団はかなり充実した布陣になっていると言えるのではないだろうか?

まずは、前回大会1つもメダルを獲得出来なかったスピードスケートに注目してみたい。何と言っても女子のダブルエース小平奈緒と高木美帆に金メダルを含む複数メダル獲得の期待が掛かる。小平に関しては30歳を越してから一気に潜在能力を開花させた印象である。500mでは15戦負けなし。1000mでは世界新記録を樹立と絶好調で平昌オリンピックに挑む形となった。非常に楽しみである。特に500mに関しては、絶対女王と呼んで良いだけの圧倒的な成績を残してきている。是非金メダルを期待したいところである。しかし不安材料がないわけではない。500mという短距離種目では転倒などのアクシデントも多く、オリンピックの一発勝負で実力者がしっかり力を発揮できるかどうかは分からない。そして何と言っても韓国のライバル、イ・サンファの存在は気になるところである。実績もあり、地元でのオリンピックと言う事でホームアドバンテージもあるだろう。小平とイによる激しい金メダル争いとなりそうである。
高木美に関しては、1500mと団体パシュートで金メダルの期待がかかるし、3000mと1000mでもハマればメダルのチャンスが出てくるように感じる。バンクーバーオリンピックの時には天才少女と騒がれたのだが、ソチオリンピックの代表を逃し、このまま消えて行ってしまうのかな?と感じた時期もあったのだが、今回の平昌オリンピックでは、しっかりメダル候補として大舞台に戻ってきてくれた。好調も維持しているようで非常に楽しみである。
小平、高木の他にも混戦が予想される男子500mの加藤、長谷川、女子500mの郷などもメダルのチャンスがあるだろうか?合計で5つくらいのメダル獲得を期待したい。

ジャンプに関しては、前回大会で葛西がラージヒルで銀メダルを獲得し、団体でも銅メダルを獲得したが、今回は少し厳しいかもしれない。個人的には葛西が大好きということもあり、注目種目であることに変わりはないのだが、個人種目で上位の欧州勢を切り崩すのは少し難しいかな?と言う印象である。葛西が復調して初めて団体戦で銅メダル争いが出来るかどうか?と言ったところだろうか?
女子については、前回大会で金メダル確実と思われた高梨がメダルを逃してしまったのだが、今大会は周りのレベルも上がってきており、金メダル獲得と言う意味では厳しい戦いとなりそうである。しかしメダルと言う事であれば高梨、伊藤と2選手が獲得圏内にいると考えられる。前回大会の雪辱を晴らす事が出来るだろうか?

ノルディック複合に関しては、渡部暁斗が充実のシーズンを送っている。ジャンプ、クロスカントリーともに高いレベルを持つ総合力の高い選手である。昨シーズンまでは強いが勝ち切れないという印象もあったのだが、今シーズンは5勝を上げており、特にジャンプが絶好調である。金メダルを狙うのであれば前半のジャンプで首位を奪いたいところではないだろうか?ラージヒル、ノーマルヒルともにメダル圏内には絡んできそうである。

フィギュアスケートに関しては、私はそんなに興味はないのだが、メダルと言う意味では団体と男子でチャンスがありそうである。羽生の怪我の程度が掴めないため、予想が難しい部分はあるのだが、宇野の成長も著しいため、最低でも1つはメダルを確保できるのではないだろうか?しかし国民的スターである羽生の状態は気になるところである。羽生と言えば逆境に強い選手と言う印象はあるのだが、「北京オリンピックでスタートラインに立たざるを得なかった劉翔のようにならなければ良いな。」という不安がある事も事実である。直近の報道を見ていると個人戦にはしっかり間に合わせてきそうな論調になってきているが、それでも情報の少なさは気になるところである。

その他の競技ではやはりフリースタイル系の種目が楽しみである。個人的にフリースタイル系の種目に関しては、変な言い方になってしまうかもしれないが「オリンピック至上主義」ではない競技だと感じている。もちろんオリンピックというのは世間一般の認知度が高く、この舞台で活躍することは素晴らしいことなのだが、オリンピック以外にもXゲームなどの大きなイベントがあり、各選手も無難なトリックを行なうと言うよりもかなり攻めの姿勢を打ち出す選手が多いように感じる。メダル争いももちろん面白いのだが、それ以外のチャレンジ精神やファンを魅了させようとする姿勢、華麗な技の数々をシンプルに楽しみたいと感じる事が出来る競技である。
日本人選手でも男子モーグルは堀島を始め楽しみな選手が揃ったと感じるし、ハーフパイプでは前回メダルを獲得した平野、平岡が健在だし、スキーハーフパイプ女子ではこちらも前回メダルを獲得した小野塚が健在である。その他にもスロープスタイルやビッグエアで若手選手が躍動する可能性もある。メダル予想は難しい競技ではあるのだが、観戦するには持って来いの種目ばかりである。モーグル、ハーフパイプ、ビッグエアなどで合計3~4のメダルは狙えるのではないだろうか?

最近はスポーツ観戦に時間を割くことが出来ず、冬季オリンピック種目に関しては本当に疎くなってしまっているのだが、日本人選手の前評判が高い種目が数多くある事もあり、今回の平昌オリンピックもスポーツファンとしては大いに楽しめそうである。

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コメント

  1. でぶちゃん より:

    韓国でやっている事をお忘れなく・・・。
    金メダルはパシュートと複合が獲れるか?
    採点判定もの無理でしょう。
    今現在、既にショートトラックも不可解な判定で予選落ち、
    ”君が代”をながす自体が放送禁止なのですから・・あの国は
    とても残念です。期待はしていません。

  2. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    冬のオリンピックは採点競技が多いですからね。2002年のソルトレイクシティオリンピックでは、アメリカ選手に対する採点が甘めなのではないか?と話題になった事もありましたよね。
    今大会は楽しめていますか?

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