エースブキャナンでこの負け方は堪える。昨シーズンの雰囲気だ…

ヤクルト5-14DeNA

タイトルの通りである。神宮に戻ってエースブキャナンできっちり連敗を止めておきたかったのだが、被安打19の14失点で大敗となってしまった。開幕直後は、昨シーズンとは違った姿が見られていると感じたのだが、完全に昨シーズンの雰囲気に逆戻りしてしまっている。小川監督をはじめとする首脳陣に何とか立て直しをお願いしたいのだが、流れは非常に悪い。

中5日で先発マウンドに上がったブキャナンは、制球に苦しみ、初回から失点を重ねてしまった。昨シーズンも制球に苦しみ始めると失点が増えていた印象なのだが、今シーズンも同じような状況になってしまった。苦しい台所事情の中で本当に良く投げてくれているのだが、疲労の蓄積が心配である。今日は4回2/3を被安打8与四死球4の6失点で負け投手となってしまった。DeNA打線が良かったという部分もあるかもしれないが、打たれ過ぎである。このままズルズルと引きずらなければ良いのだが…それでもストレートの球威もあり、三振も奪えているためコントロールを修正する事ができれば立て直せると信じている。ブキャナンで落としてしまうと本当に厳しくなってしまうのが、今のヤクルトである。
リリーフ陣もDeNAの上位打線に掴まってしまい、どうする事も出来なかった。1番梶谷が6-5で2ホームラン4打点、2番ソトが6-4で1ホームラン2打点、3番ロペスが6-2で2打点、4番筒香が4-4、5番宮崎が4-2で3打点と滅多打ちにあってしまった。明日以降に響いてしまうのではないかと感じるほどにけちょんけちょんにやられてしまった。しかしこれが今のヤクルトの実力である。

打線は初回に青木の2ランホームランと畠山の勝ち越しソロホームランで一旦は逆転に成功し、その後も青木、山田の盗塁が得点に繋がったりと序盤に多少は見せ場を作ってくれたのだが、投手陣が失点を重ねる中で中盤から息切れしてしまった。投手が頑張れば打線が援護できず、打線が援護すれば投手が踏ん張れないという完全に歯車が狂った状態に陥ってしまっている。「THE弱小球団」と言った戦いぶりが続いている。気付けば昨シーズンとあまり変わらないメンバーで昨シーズンと同じような成績になってしまっている。先日も書いたのだが、若さに欠けるメンバーで戦って、この時期に2桁の借金を抱えてしまっているのはファンとしては寂しい限りである。現状ではいくら首脳陣が頑張っても「起死回生」の一手というのはあり得ないと思う。地道にレベルアップを図っていくほかないだろう。

昨シーズンもそうだったのだが、誰が指揮を取っても立て直しが難しいと感じるような状況に陥ってしまっている。

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コメント

  1. k より:

    ブキャナンに関しては開幕からの疲れが今にきて調子落ちかなと(絶好調DeNAなのはツキがなかったかなと)、次は打線が落ちる楽天なので変わり身はあると思いますね。
    試合は惨敗なのですが、どう考えてもチームに血の入替えが必要ですね。DeNA見ても数年前の主力はいなくなって梶谷もポジション保証されてなく競争が激しいですから強くなって当然ですよね、一方ヤクルトは青木とバレンティンが打てなくてもレギュラー確約ですし畠山もホームラン出ましたが打率は1割台ですから(川端はあの内容で使われ続けてましたし)、緩い体質は変わらず競争がなくなっていますよね、若手のミスには厳しくベテランに甘いのは組織の闇を感じますね(坂口は青木がきてポジション弾かれてファーストで危機感もってやってるから調子がいいんでしょうね)
    DeNAに1つでも勝てれば御の字ですが投手が抑えるのは、ほぼないでしょう(立ちあがりに失点していたら勢い止められませんね)
    青木・山田・バレンティン・川端・畠山が額面通り(青木と川端は3割・バレンティンは30本・畠山は100打点)働ければ相手も怖いですしチームも勝てると思いますが既にピークは過ぎてチームカラーの強力打線という幻想を捨てなければいかない時期にきてますね、これからは真っ直ぐて勝負できる投手や足を使える選手、またコンバート(広岡のセンターや山田のレフトなど)またトレード(出場機会を失ってる広島の堂林やオリックスの駿太など)を積極的にやらないとずっとこの状態が続くでしょうね(いくら首脳陣が変わっても何も変わらないですがGM制度にするのもチームが変わる要因ですかね)

  2. より:

    14失点だけどただの143試合中の1敗。
    ブキャナンはほんとによくやってると思うし、彼を責める人はいないでしょう。

    現在6連敗中でチーム勝率が.366。だからなんだ(笑)
    去年は二桁連敗を2回して勝率は.317だったんだぞと。これに確実に近づいてます。
    96敗したメンバーで戦い、山田より若い選手はほぼいない状況で
    1年経てばベテラン選手の力は更に落ち勝てなくなるのは予想できた事です。
    ファンはお花畑で夢を見ていいんですよ。選手を応援したいですから。
    でも小川監督はそれじゃいかんでしょ。だから編成でも失敗するんです。
    戦力にならないベテランばかりの編成ですからねー。ガラリと変えなければ。
    彼らにバットを振らせても伸びはたかが知れてる。コーチも宝の持ち腐れです。
    3年後5年後どうするのか。6位を5位にするのが目的?
    やるからには日本一になることじゃないですか。

    しかし昨日の試合で腹が立ったのは、こんな負け試合に中尾を使った事です。
    点差開いてるのに代打を投入しまくるし、(これまたベテランばっかり)
    勝ちも負けも関係なく継投がむちゃくちゃ。
    基本若い選手は信用してないのか便利屋な使い方だし。
    いい投手なのに潰されないでほしい。

  3. FIYS より:

    > kさんへ

    私の見立てでは、決してベテランに甘いわけではなく、若手でそのベテランと競争出来るだけの力を持った選手が不足しているという印象です。チーム編成という意味で歪んでしまっていることは感じています。

  4. FIYS より:

    > hさんへ

    編成に関しては、ここ数年即戦力と見立てて獲得した投手が全く戦力にならないということがあまりにも多すぎる事からドラフトが後手後手に回ってしまっているのが、今の歪なチーム構成になってしまった一番の要因だと思っています。

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