2018ヤクルトドラフト指名選手

今年のヤクルトのドラフトの個人的な印象は、「こりゃ仕方ない(笑)」です。根尾を外し、上茶谷も外した中である程度の完成度、安定感のある清水(国学院大)の指名に踏み切ったのは仕方ない事だったと思う。個人的な好みで言えば外れ外れ1位でソフトバンクに指名された甲斐野(東洋大)、巨人に指名された高橋(八戸学院大)の方が爆発力があり、好きなのだが、2位以下の組み立てということを考えれば、清水を優先した事も何となく理解できる。

私の注目ポイントだった「高卒野手と即戦力投手の指名人数と指名順位」については、高卒野手は4位の濱田のみ。即戦力投手は、1位の清水、5位の坂本(新日住金広畑)、7位の久保(九州共立大)の3名となった。もう少し高卒野手の指名があるかな?と感じていたのだが、これがドラフトの流れと言うものだと感じる。2位の中山は大卒なのだが、モノになるまでに時間がかかるタイプに見えるため、4位濱田共々じっくり育ててもらいたい。2人ともスラッガータイプであり、0か100かの思い切った指名だと感じる。逆に言えばこの2人を育てる事が出来れば、ヤクルトの野手の育成能力は高く評価されると思う。

今年のドラフトに関しては、1位のくじを外してしまうとどの球団であっても厳しいドラフトになる可能性が高かったのだが、その1球団にヤクルトがなってしまったという事なのだと思う。現時点では1位清水、2位中山という並びに高い点数を付ける事は出来ないのだが、それでも悪いなりになんとかまとめた印象である。投手5名(高卒2名)、野手3名(高卒1名)というバランスも想定の範囲内であり、まずまずなのではないだろうか?

ドラフト直前まで根尾であったり即戦力投手のことが頭の大半を占めていたため、どうしても現実とのギャップを感じてしまう部分もあるのだが、ヤクルトフロントの意図は感じる指名だったため、ある程度納得はしている。後は指名された選手の活躍を祈るのみである。

昨年の記事はこちらから→「2017ヤクルトドラフト指名選手

今年のドラフト関連記事はこちらから→「2018ヤクルトのドラフト(1)」、「2018ヤクルトのドラフト(2)」、「2018ヤクルトのドラフト(3)(根尾の件含む)」、「2018ヤクルトドラフト予想遊び

   1位入札 根尾 昂(大阪桐蔭)右投左打 内野手
   外れ1位 上茶谷 大河(東洋大)右投右打 投手
外れ外れ1位 清水 昇(国学院大) 右投左打 投手
      2位 中山 翔太(法政大) 右投右打 外野手
      3位 市川 悠太(明徳義塾) 右投右打 投手
      4位 濱田 太貴(明豊) 右投右打 外野手
      5位 坂本 光士郎(新日住金広畑) 左投左打 投手
      6位 鈴木 裕太(日本文理) 右投右打 投手
      7位 久保 拓眞(九州共立大) 左投左打 投手
      8位 吉田 大成(明治安田生命) 右投左打 内野手

   育成1位 内山 大嗣(栃木ゴールデンブレーブス) 右投右打 捕手
   育成2位 松本 友(福井ミラクルエレファンツ) 右投左打 内野手

1位の清水は上位24名には必ず入ってくる投手かな?と感じていたが、1位となるとやはり物足りなさも感じるのは事実である。帝京高出身らしくがっちりとした身体つきをしているのだが、その割に柔らかさも感じさせてくれるフォームをしている。リリーフと言うよりは先発として試合を作る方に適性があるのかな?と感じるのだが、1年目から過度な期待を掛ける投手ではないと感じる。しかしドラフト関連紙などでは野球に取り組む姿勢が評価されており、これからも投手としてのスキルを伸ばしていく可能性はあると感じる。ここのところ渋い選手をプロに輩出し続けている国学院大の選手と言う事で楽しみである。

2位の中山は思った以上に評価が高くて驚いた。マッチョマン体型でいかにもパワーがありそうな雰囲気である。守備、走塁で魅せるタイプの選手ではないため、とにかく打撃技術の向上に努めてもらいたい。法政大学での4年間でパワーだけではなく打席での対応力が付いてきたからこその2位指名だと考えられる。プロの投手が投げるボールにアジャスト出来るようになってからが勝負である。自分の長所を見失わずにプレーしていってもらいたい。それにしても大阪桐蔭とは縁遠いヤクルトなのだが、履正社出身選手とは何かと縁がある。

3位の市川は私が大好きなパワー型のサイドスロー投手である。センバツ時にはこんな記事を書かせてもらった。
「市川 悠太(明徳義塾)は、甲子園で見るのを楽しみにしていた大型サイドハンドである。毎年のようにサイドハンドの好投手を輩出する明徳義塾なのだが、市川のような長身のパワー型のサイドスローはそんなに登場することはない(まあ全国を見渡してもこういったサイドハンドの投手は希少価値が高いのだが…)。ストレートの最速は145キロを超え、一級品の素材である事を証明してくれた。初戦の中央学院戦でもサヨナラ弾を浴びてしまった日本航空石川戦でも突如として制球を乱す場面があり、本来の投球が出来なかった部分はあると思うのだが、高卒即プロ入りを目指せるだけの逸材だと感じる。想像していたよりも総合力と言う意味では不安を感じさせたのだが、これだけのサイドハンドの投手はそうはお目にかかれないと思う。」
センバツで最も印象に残った投手である。左打者が邪魔に感じる球種を習得する事が出来るかどうかがプロで活躍する為のカギを握りそうである。是非「和製イム・チャンヨン」になってもらいたい。

4位の濱田は、高校2年次の甲子園でのバッティングが衝撃的だった。背番号17を付けたそれほど大きくもない選手が放つ雄大なホームランは、彼が只者ではないことを感じさせてくれた。大舞台でも臆することなくプレーできる精神面の強さも武器の1つなのではないだろうか?村上や廣岡というスラッガー候補やアスリート系の渡邉、いぶし銀系の奥村、宮本などライバルとなり得そうな野手も多いのだが、中山同様自分の特徴を理解した中で長所を活かしていってもらいたい。決してサイズに恵まれた選手ではないが、一番の武器はバッティングである。

5位の坂本はリリーフとして即戦力の期待が掛かるサウスポーである。ブルペンを支える左投手はどうしても欲しかったと思うのだが、ヤクルトが選択したのは坂本だった。ここは、スカウトの眼力を信じるのみである。ストレートに威力があり、右バッターのインコースにしっかり投げ込めるのであれば面白い存在になりそうである。今年の指名選手の中で最も即戦力の期待が掛かる選手かもしれない。
余談だが、テレビ番組でヤクルトファンである「ずん」の飯尾氏がこの坂本を注目選手として取り上げていたと聞いた。私は「ずん」のコントが好きなのだが、その話しを聞いて少し笑ってしまった。
1年目のキャンプ、オープン戦から勝負である。

6位の鈴木は北信越では、名の知れた豪腕投手である。個人的には社会人に進む山田(高岡商)、巨人に3位で指名された直江(松商学園)のようなしなやか系の投手の方が好みではあるのだが、最近のヤクルトはパワー型の投手の指名が目立っている。梅野がプロ2年目で頭角を現している事もあるため、まずはその梅野が目標になるのではないだろうか?高校生の割に身体も出来上がっており、右肘の怪我さえ問題なければ楽しみな素材ではある。

7位の久保は全くノーマークの投手だったため、慌ててネットで動画を確認したのだが、小柄ながら非常に綺麗なフォームをしたサウスポーで実戦向きな投手なのかな?と感じた。パッと見の印象は先発タイプなのかな?という感じである。楽天の辛島のようになってくれれば非常にありがたいのだが、どうだろうか?まだネットの動画で見ただけなのだが、私は好きなタイプの投手だと感じたため、注目してみたい。

8位の吉田もほぼノーマークだったのだが、この順位でアスリート型の内野手が獲得できたのは非常に良かったと感じる。1年目から奥村、宮本らとバチバチ火花を散らしてもらいたい。守備、走塁が1軍でも武器になるレベルに到達すれば打撃はそこから徐々に伸ばして行けば良いのではないだろうか?掘り出し物と呼ばれるような選手になるだろうか?

育成の内山、松本に関しては、これから情報収集を行ないたいと思う。育成であっても2軍でどんどん試合に使ってもらえると思うので実戦の場でアピールしてもらいたい。松本は8位の吉田がいいライバルになるはずである。

皆さんの今年のドラフトの印象は如何でしょうか?1位の抽選で2回外してしまった事によって厳しいドラフトになってしまったと感じた方が多いですかね?

いつもドラフトの記事には沢山のコメントを頂き、感謝しています。皆で自分の好みやチーム編成について「あーだこーだ」言い合うのが私は大好きです。今年も沢山のご意見を頂く事が出来、楽しくブログを書く事が出来ました。他球団のドラフトに関しては、後日書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

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コメント

  1. タラちゃん より:

    ドラフトの結果は3年後、5年後なんで、今は何とも言えないが、ですが、
    今の段階ですとね。3位以降は上手く指名できたとは思いますね。
    弱点のポジションをきっちりと獲得できたのでね。左腕、変則、ショート、右の強打者と。

    ただオリックスの太田1位で高卒ショート1位が3人って事態までは想定できなかったでしょうしね。

    1位は、仕方ないでしょ。でも、清水は良さそうなので山田哲人同様の結果を期待。外れ、外れの1位には福があると。

    問題は2位中山。
    これは好みになってしまうのですが、
    浦和学院渡邊、早稲田実業野村など高卒の逸材残っているのに、
    わざわざ大卒の外野守れるとはいえ、1塁の選手を取りに行ったのかが疑問ですね。
    3位でもいや4位でも行けたのかな?と。
    1位は大卒だったので、2位は高卒選手行きやすいのに何でだろうって。
    悔しくて仕方ないです。ドラフト会場いたら怒鳴ったかも??

    まあ、あとでこんなこと言ってたけど、見る目なかったですね。って嘲笑されるような結果をだして、ごめんなさいって言えるような結果お願いします。

  2. sabo より:

    10人取れと言って10人取ってくれたので満足です。指名した選手は私の好みとは少し違うところがありますが良い選手ばかりだと感じます。清水に関してもまだまだ伸び代を感じるしすぐに結果が出なくても暖かく見守りたいです(ただし一年目から怪我があったことが発覚するパターンだけはちょっと怒るかも笑

    満足はしていますが「ドラフト戦術」としては失敗の判子を押させてもらいます
    ドラフト後と小川監督のコメントからも指名した選手自体は良いとしても編成部の作戦としては失敗と感じます
    それは上位で高卒野手を獲得できなかったからです。明らかに高校生の野手、特にショートを狙っていたのではないでしょうか?でもそれは他球団だって同じ考えなんです。太田はドラフト1位で消えて、花咲野村はもちろんのこと小幡と増田も意外な高評価でヤクルト2順目が回る前に指名されました。林はヤクルト村上とポジションと左打ちが被る。(早実野村はO氏の囲い込み?)
    結果高卒野手のかわりに素材型大卒野手ですよ。だから私はドラフト1位はハズレでも高卒野手にしろと言ったんですよ!(ドヤ顔っ)

    とりあえずドラフトの駆け引き戦術としては失敗と言いましたが戦力構想を踏まえた戦略としてはかなり面白いです
    特に中山をここで選んだのは西武山川を思わせるロマンがあります
    濱田も合わせてスラッガー重視の指名はチームの将来像を重量打線だと思わせます。神宮球場ですし時代はフライボール革命ですから大賛成です
    長距離打者は時間がかかるのが当たり前なので打率重視に逃げずじっくり我慢強く本塁打王に育てていきたいです
    市川は最高の素材ながら育てるのが難しいパワー系サイドスロー。どこでも育つ、ではなくヤクルトだからここまで育てられた、と言われるような大投手になってほしいです
    濱田は性格も成績も中々安定しない手間のかかるタイプ。だからこそ大人が導いて行かねばなりません。中山と違って足と肩、外野守備も良いようなので、ソフトバンク松田みたいな華のある選手になってくれるんじゃないかな

    今年指名した高校生は村上や寺島のような落ち着いた雰囲気や大人っぽさを感じません。でもそこが良いです。技術だけ教えれば良いなんてのは指導者側が育ちません。性格含めて完璧超人の根尾がウチにこなくて正解だった。プロは実力が全て、成功するかは本人次第と言いますが、プロだって大人が子供の責任を負うべきです。辞めた後も球団で雇えとは言いませんが、辞めた時に野球の技術だけでなく人格面も誇りを持てるように育てるべきです、どの選手にも。

    と、偉そうなことを書いたのは、賭博に窃盗までおこしたくせに育成で高卒を4人も指名した恥知らず某球団への皮肉です

  3. k より:

    この並びを見て2013年ドラフトと似てるかなと。1位杉浦(国学院大)→清水(国学院大)2位西浦(法大)→中山(法大)3位秋吉(サイドスロー)→市川(サイドスロー)結果ヤクルトらしいドラフトしたかなと思いますが点数は40点で失敗ドラフトでしょうかね。
    クジ引きは当りクジ残って無かったので仕方ないですね(上茶谷を外すしたのは痛かった)
    個人的には外れ外れで梅津で良くて清水は2位指名で行って欲しかった(他のチームの2位指名を見ると清水を取るとは思えなかった)、あと2位ウェーバーで取ろうとした選手が取られて中山に行ったと予測してますが、どうしても1位2位は投手と野手で分けてバランスで取りたかったんでしょうね(二回クジで外したので上位3人投手に変更しても面白かったかも)
    このドラフト8人で1番の期待は3位の市川ですね、館山もそろそろですし秋吉も勤続疲労ですから三年位で出てきてくれればですね。
    4位以降は高校の素材型と左のワンポイント的な二人なので可もなく不可もなくですかね(戦力外の成瀬と久古の穴埋めですかね)。
    来年、清水が戦力なるか中山が数年後覚醒するかになってくると思いますが現時点では厳しいかなと(特に清水はコメント聞いても既にプレッシャーかかってるみたいですし)
    あと阪神と巨人に比べたらマシかなと、それと中日とロッテは強くなりそうな予感が。
    やっぱりドラフト競合して良い選手を取る方がチームが強くなる近道なのかなと感じましたので、どこのチームも投手より野手優先で攻撃的な野球に球界全体がシフトしてきましたね。

  4. iraca より:

    今年のドラフトも終わりましたね。
    まぁ根尾はヤクルト向きだとは思っていなかったので私としてはラッキーです。

    総括しますと、まずまずですかね。
    1位の清水昇投手(國學院大)は即戦力と言い切れるか微妙なラインですが、毎年のように投手で困っているヤクルトからすれば良い程度の投手を取れたと思います。番号も11.17.20.21と良い番号空きましたしね、先発でもリリーフでも開幕1軍を目指してほしいです。これは表向きな感想で、何より嬉しいのは東京出身で帝京高校出の投手ということ。それに尽きます!

    2位で中山翔太外野手(法政大)を指名した瞬間、私は冷静さを欠いていました。なぜなら、山田哲人の母校だからと応援していた春の選抜で準優勝した履正社時代からヤクルトに欲しいなぁと追っていた選手だからです。確かに守備は一塁か左翼に限定されるかもしれません。ですが、ココと山田にしかホームランを期待できないヤクルト事情から見て、右のスラッガー候補は絶対に必要でした。しかも縁ある履正社出です。パワーも魅力ですが、足が速いとは言えないまでもの全力疾走.全力プレーは彼の人間性が溢れでています。それが原因で怪我のリスクもあるかもしれませんが、ヤクルトには少ない全力疾走を見せてくれるはすです。

    3位の市川悠太投手(明徳義塾高)は馬淵監督が「明徳史上最高の投手」と言っていた逸材です。古賀もいますし、やりやすい環境だと思ってほしいですね。まぁ細い投手なので体作りからでしょう。

    4位は濱田太貴外野手(明豊高)。申し訳ないですが、雑誌で拝見した程度です。でも九州ナンバーワンのスラッガーという言われ方なので大いに期待したいと思います。山崎.塩見と俊足好守の外野は居ますが、高校生での外野手指名は川上竜平以来なのでヤクルトの近年では異例ですね。内野からのコンバートだったりが近年プロ野球の流れになっていたので嬉しい限りです。

    5位の坂下光士郎投手(新日鐵住金広畑)は貴重な左腕としての指名ですね。今年は即戦力左腕が少なかったこともあり高橋優貴投手を巨人が外れ外れ1位で指名しました。それを踏まえると仕方ないかなと思いますし、しっかりと1軍の戦力になってもらいたい1人です。

    6位の鈴木裕太投手(日本文理高)は素材型指名でしょうか。
    梅野のような速球を武器としている投手らしいので、1軍で使える変化球を磨いてもらって1日でも早く上で見たいなと思います。でも球団は将来の先発候補と評価しているので、投げるスタミナも大事ですね。

    7位の久保拓眞投手(九州共立大)は不思議な指名でした。
    本人も言っているんですが、4年生の今年は肘の怪我でほとんど投げていないようです。なぜそのような投手を指名したのか謎ですが、ポテンシャルなのか便利屋という位置づけなのか指名に踏み切ったからには期待しておきましょう。

    8位は吉田大成遊撃手(明治安田生命)です。明治安田生命からは初のプロ野球選手らしいのですが、私は東京の佼成学園出で明治大という神宮慣れした指名に大満足でした。高校時代から知る選手でもありますし、8位ながら1番期待が持てる即戦力だと思います。西浦が1年遊撃手として経験を積みましたが、まだ1年です。三塁も村上が来年出てくれば良いですが、川端.大引.廣岡と固定されない起用法はどうかと……。吉田には遊撃手でも三塁手でも入ったら面白い気がします。

    育成1位の内山太嗣捕手(BC栃木)は全くのノーマークで、さすがプロ野球のスカウトというべき指名だったのかなと思います。支配下に7人いて育成指名も頷けます。

    育成2位の松本友遊撃手(BC福井)はラッキーかもです。
    ヤクルトの2軍との試合で菊沢からバックスクリーンにホームランを打ったそうです。足も速く、外野も守れるらしいので支配下目指して頑張ってほしいですね。

  5. ななし より:

    クジに関しては小川監督が引く時には当たりクジは無かった状態だったので本当に仕方ないですね 苦笑
    成功とは言えないのは間違いないですが、大失敗だとも言えないドラフトだったんじゃないでしょうか
    あとはもう入団したからには本人もコーチ陣も頑張ってとしか言えません
    この後、戦力外選手を一人か二人取る感じですかね

  6. 超匿名 より:

     90年代前半以前の強運を知るオールドファンとして、近年のクジ運の悪さには無念な思いです。

    どうも今年巨人の監督を退任した高橋に、逆指名で袖にされて以降、ドラフト時点でのスター選手との縁が薄くなってしまったという印象をもっています。

    ただ獲得予定が狂わされ続けても、今年は2位でしたし、3年前は優勝できたのですから、勝負とはわからないものです。

    今回のドラフトでは2位と4位で大砲候補を指名しましたね。数年前の原と異なり、ある程度上位での指名なので戦力にできるか注目したいです。

  7. パイン より:

    昨年のドラフトは、まずまずと評価しましたが、現状で戦力になっているのは大下くらい。
    前年も、ドラ1はまだまだですが、中位の梅野、中尾が活躍しました。
    今年の評価は数年後になりますが、楽しみの多い顔ぶれのように思います。
    特に、下位で獲った吉田と育成の内山。
    守れそうな内野手と捕手は、それだけでチーム内の競争、活性化が図れると思い歓迎します。

    それにしても、今年は個性的な姓の選手が多かったのに、ヤクルトには普通の名前が多くて控えめに見えますかね。

  8. 中国地方のスワローズファン より:

    正直、根尾を当てていたらショートは10年以上安泰と思っていただけに、外したショックから未だに立ち直れない気分です。
    根尾を指名した事に関しての後悔は全くありませんが、根尾レベルの高卒ショートは当分の間現れないと思っています。

    最後に残りクジがあると思っていましたが・・・
    藤原と小園の当たりが残りクジ、根尾の当たりが最初のクジでしたね。
    根尾と小園の抽選順が逆だったらと思うと・・・

    根尾を外した後の上茶谷は外れて良かったと思っています。
    血行障害持ちは館山の苦しむ現状を見ていると、個人的には推奨出来ないです。

    清水は1年目からというよりは年々成長していくタイプじゃないかと思います。
    市川は斎藤雅樹のような本格派の先発サイドスローになって欲しいです。
    中山と濱田は長打力を期待しての指名でしょうね。
    全体的には中途半端なまとまりがあるタイプより一点特化型の長所が明確なタイプを指名した印象です。

    2回外した割には悪くない結果と思うしかないでしょうね。

  9. ヤクルトさん より:

    今現在のドラフトの点数としてはあまり高くない
    まず1位で根尾くん、上茶谷くんを外したので
    少しマイナスになります
    根尾くんを外した時に次上茶谷じゃなくて甲斐野に
    行くのもありだったと思う
    清水くんでも別にいいけど梅津くん、東妻くん
    あたりを指名してほしかったと思います
    2位で中山を指名も驚きました
    ヤクルトとしては2位でや野村大樹を
    指名できるチャンスがあったのに中山だったので
    ちょっとガッカリしました
    3位は驚きましたが以外と評価できます
    市川はサイドスローのいい投手のイメージで
    とってほしかった投手の1人だったので
    嬉しかったです
    1位で根尾、上茶谷を連続で外してて清水指名なら
    2位、3位は連続で高校生を博打かもしれないけど
    指名してほしかった
    2位渡邉勇太朗、3位市川で良かった

  10. ヤクルトさん より:

    4位で濱田太貴を指名したのも評価できます
    これは外野手で若手が少ないヤクルトなので
    補強ポイントと一致していて掘り出し物感も
    あるので二軍で数年かけて育成してほしいです
    5位で坂本光士郎を指名したのはまあまあだった
    左腕があまり多くないヤクルトなので即戦力として
    指名だったと思います
    ただ垣越建伸や中村稔弥、川原陸でも良かった
    ような気がしてなりません
    6位で鈴木裕太を指名しましたがこれはロマン枠で
    結構気になります、3・4年後が楽しみな投手
    これは個人的に好きな指名です
    7位で久保拓眞を指名しました、不安だけど
    下位での指名なのでまあ当たれば儲けものかな
    怪我からあまり投げれてない投手なので怖い
    福田俊、鈴木翔天でも良かったかなとも思います
    8位で吉田大成を指名しました
    全体で最終指名だった分活躍しそうで楽しみです
    守備がいいらしいのでまずそこでアピールして
    一軍で出てほしい、最終指名だからこそ活躍を

  11. ヤクルトさん より:

    本指名として8人指名しました
    もう少し高校生をとってほしかった
    理想としては1位で清水指名なら
    2位渡邉勇太朗、3位市川悠太、4位濱田太貴
    5位垣越建伸か川原陸か中村稔弥
    6位鈴木裕太、7位福田俊もしくは鈴木翔天
    8位吉田大成が良かったかなと思います
    今年は投手の年と割りきるくらいのドラフトを
    やってもらって来年野手を中心に指名してくのも
    ありだと思いました。
    来年のドラフトも楽しみです
    中堅手、捕手、遊撃手は来年とってほしいかな
    高校生もしくは大学生で
    長々とすいません

  12. FIYS より:

    > タラちゃんさんへ

    2位中山は私も驚きました。しかし年齢は高校生より4つ上かもしれませんが、面白い素材の長距離砲であることに違いはなさそうなので、どのように育てるか注目していきたいと思います。

  13. FIYS より:

    > saboさんへ

    そうですね。ドラフト戦術的には失敗だった可能性はありますね。本来であれば根尾を獲得できなかった場合、2位で高卒野手を狙っていた部分はあったでしょうね。先に指名されてしまった結果の2位中山でしたかね?

  14. sabo より:

    他球団のドラフト感想記事も楽しみにしているのですが、我慢できずちょこっと先出ししてコメントしちゃいます
    全体的に見ると高卒ショートの高騰をはじめ中長期的な戦略をとった球団が多いわけですが、これはなんとなく予想というか予感はありました
    それよりも驚きは大卒野手、それも大砲が2位で3人も指名されたことです。それというのも今年のNPBは打高投低だったのと24人以内候補の即戦力投手が多いという前評判だったからです。しかしNPBが打高の年だったことがむしろ野手の必要性を高めたようです。もし飛ぶボールだったとしたら飛距離の出るタイプの打者は有利ですからね。また最下位の阪神楽天が投手や大砲よりも即戦力野手を優先したのはレギュラーを固めないことが最下位になった敗因とみているようです

    我らが小川監督はドラフトで指名した選手に「縁」というメッセージを送ったそうですが、今年の指名選手は各球団事情以上にNPB側の打高投低が生んだ「縁」だったのかもしれません


    そんななか、投手5人野手5人のバランスドラフトだったヤクルトですが意外と下位指名選手が活躍するような気がしてきました
    特にヤクルト7位の久保投手はここに来て同チームで広島2位指名の島内より好投してるじゃないですか!
    左腕だし1年目から一軍で戦力になりそうな気がします

    それと気に入っているのが8位の吉田大成と育成2位の松本友です
    吉田は守備型とのことですが西武源田のようだ大金星もありえるし守備さえ前評判通りならば西浦が右打ちなので相手投手によって使い分けられる可能性もあります。松本友は独立出身野手にしては珍しい走攻守に加えて高さ(180cm)もデカさ(82kg)も兼ね備えたスター系選手ですから角中以来の主力選手になる可能性ありです
    そして何より二人とも早生まれでは無いですか!!
    勉強にスポーツに不利だと言われることもある早生まれですがプロになった今はそれが大きなメリットに変わります
    何故なら契約更新(12月)の時に誕生日を迎えませんからこれまでより1歳若く見積もられます。若いと言うだけで期待値が上がるのがスポーツの世界。能力が同じなら若い方が起用されるし、戦力外は年功序列。比屋根(31)は戦力外で上田(30)は生き残ったのは成績が一番ですが、1年の伸びしろも計算されているでしょう。古野(32)と村中(31)の違いも貴重な左腕であることや実績に加えて1歳の差があるわけです。

    それを考えると吉田と松本友は95年生まれの23歳なので”同学年”は星や田川ですが”同年代”は宮本と奥村になります。若手野手激戦区の23歳にギリギリ滑り込みセーフです(笑)
    もしも24歳だったら2軍で同じ成績を残しても宮本奥村優先だったかもしれませんが、同じ23歳なので平等に評価される可能性が高いです。何よりクビになるまで1年猶予が出来たと考えてよいです
    吉田には肩の強さがあり、松本友には豊富な外野経験がある。そして二人ともアマチュアでは打撃でしっかり成績を残してますからね。下位指名によくあるスーパーサブ枠ではなくレギュラー争いできるはずです
    特に松本友には期待してます。田中雅彦監督が鍛え上げた本格派の選手。とりあえず2年以内にファームで3割は余裕だと思うので1軍で通用する選手に育つかですね(あとBCリーグは左投手が少ないので対左が少し心配です)
    でもセンターも守れるのでポジション的にも今年の野手で一番レギュラーに近い選手かもしれません

  15. FIYS より:

    > kさんへ

    私も2013年ドラフトと被る部分があるなあ。と思って眺めていました。

    くじ引きは仕方ないと思っています。当たらないからといって弱気のドラフトをしても仕方ないので…

    中山、濱田を長距離砲として育てる事が出来るかどうか?お手並み拝見ですね。

  16. FIYS より:

    > iracaさんへ

    まずまずでしょうね。清水がどの程度結果を残してくれるか?中山、濱田がモノになるか?という部分がポイントになりますかね?

    育成2位の松本友はヤクルトとの2軍戦でホームランを打っているのですね?それも縁ですね。

  17. FIYS より:

    > ななしさんへ

    そうですね。くじは仕方ないですね。小川監督が引くときにはもうなかったんですもんね…

  18. FIYS より:

    > 超匿名さんへ

    そうですね。一昔前までは、ヤクルトはドラフトのくじ運はかなり強かったですからね。それが90年代の黄金時代に繋がりましたからね。
    しかし何連敗しようと弱気にならず、狙った選手の獲得に向かってもらいたいと感じます。1位入札に関しては毎年悪くない指名をしていると感じます。

  19. FIYS より:

    > パインさんへ

    数年後の楽しみと言う意味では楽しみな顔触れではありますよね。

    吉田はキャンプ、オープン戦でどの程度やれるか注目ですね。

  20. FIYS より:

    > 中国地方のスワローズファンさんへ

    根尾は残念でしたね。私は藤原がやっぱりある程度評価されていたことが分かり、藤原入札でも良かったかな?と改めて感じたりしています。

    市川は楽しみです。

  21. FIYS より:

    > ヤクルトさんさんへ

    2位渡邉、3位市川という並びは魅力的に映りますね。それを差し置いてでも獲得した中山がどの程度戦力になりますかね?

  22. FIYS より:

    > ヤクルトさんさんへ

    久保は怪我で長期離脱をしていたんですね。ドラフトで指名されてから動画を見ましたが非常にフォームがきれいで個人的には好みのタイプのサウスポーです。怪我がしっかり治れば良いのですが…

  23. FIYS より:

    > ヤクルトさんさんへ

    本来であればもう1人は高校生野手を抑えたかったのではないでしょうか?

    他球団も高校生野手の評価を高めてきていましたね。

  24. FIYS より:

    > saboさんへ

    打高時代のドラフトということは言えるかもしれないですね。各球団高校生野手の評価が高かったですよね。確かに中山、伊藤、頓宮の2位指名は思っていたよりも高い順位で驚きました。それだけ即戦力投手が不足していたと言う事も言えそうですが…

    久保、吉田、松本友は下位指名、育成指名ではありますが私も楽しみにしたいと思っています。

  25. trefoglinefan より:

     高卒3名というのがいかにも寂しいですね。高校野球の進化が著しく、大卒の4年前と比べたら、ここ数年高卒を獲得するが勝ち、という状態が続いているような気が致します。
     私は「例え100敗しても」という割り切りを昨年して欲しかったと申し上げました。事実小川監督自身「もっと高卒を獲得したかった」と言っておられましたから。今年も「本当はもっと指名する筈だったのに」という状態ですね。
     ただ今年の場合は縁がなかったのでしょうか。悉く「直前での先取り」に遭った感が無きにしも非ず。
     私は実は海老原も日本ハムに先に取られたのでは、と思っています。日本ハムは育成契約をしない球団だと思っていたところで、予想外の指名。
     それでも育成でBCリーグから2名指名できましたから、もし入団してくれれば、シーズン途中で新田と育成契約するような失態は、なくなるような気が致します。
     野手に関しては遊撃手マニアになっても仕方ありません。これまで二遊間以外は遊撃手の成り損ないを配置していた感があり、そういう意味では「いかにも一塁・外野専」の選手を割り切って獲得した点は、評価できると思います。

  26. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    マニアックな視点ですね。

    高卒をもう1人2人獲得したかったという部分はもしかしたらあったかもしれませんね。 

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