今日は平成31年4月30日。平成元年1月8日~始まった「平成」という時代が終了します。皆さんにとってこの「平成」という時代はどんな時代だったでしょうか?振り返ると言っても約30年と言う長い時代であるため、一言で振り返るのは難しいですよね。私は平成元年に小学校に入学したのですが、野球を始めとするスポーツ観戦に興味を持ったのが1988年(昭和63年)からだと記憶しているため「スポーツと歩んだ30年」という振り返りをする事も出来るかな?と感じている。
多分一番夢中になってスポーツ観戦をしていたのは、小学校時代だったと思う。何故これほどまでにスポーツに魅せられたのかは分からないのだが、とにかく夢中になってテレビにかじりついていた。引っ込み思案で友達と遊ぶことも苦手なタイプの少年だったため、スポーツ中継ばかり観戦している私に対して親が心配している部分もあったと思う。それでもスポーツがあったからヤクルトスワローズがあったからこそ少しずつ友達も増え、中学、高校は下手くそながら野球部で活動し続ける事が出来た。その頃になるとヤクルトやスポーツ観戦は好きではあったが、そこまで観戦に時間を割けない生活になっていたと思う。
しかしやっぱり私にとってはスポーツ観戦をしている時間が一番幸せな時間だったのかもしれない。大学生になると学業、バイトをしながら、アパートで好き放題スポーツ観戦をする生活になったし、社会人になってからも仕事を優先しながらもスポーツ観戦が趣味であり続けた。そしてこのブログで自分の思ったことを書く事が出来るようになった。結婚して子どもが生まれ、生活が変わってもスポーツ観戦を止めることはなかったし、ヤクルトファンを休むこともなかった。小学校1年生だった私の隣にも30代中盤になり家庭を持つ事になった私の隣にもいつも「スポーツとヤクルトスワローズ」が寄り添ってくれていた。小学生だった頃のスポーツへの熱量や知識はなくなっているが、今でも生活の一部にあることに違いはない。
うん。やっぱり私個人にとっての平成は「スポーツと過ごした時代」という一面が強くなるのだろう。「令和」になってもスポーツ観戦を趣味にし続ける事が出来れば良いのだが…「令和」は私にとってどんな時代になるのだろうか?
それでは最後に私がスポーツ観戦をしてきた中で印象に残っている出来事を書き記しておきたい。
①ヤクルト92年シーズン制覇。92年日本シリーズ・93年日本シリーズ
・ヤクルト関連では私の印象に強く刻まれているのはやはり92年、93年である。88年~ヤクルトファンになったのだが、その頃のヤクルトは弱かった。そんなヤクルトが徐々に強くなり、大混戦となったセリーグを制した92年シーズン、そして激闘となった92年、93年の王者西武との日本シリーズは忘れる事の出来ない出来事である。
②Jリーグ開幕。ドーハの悲劇。ジョホールバルの歓喜。
・サッカーと言う意味では華々しく始まったJリーグとその分大きな喪失感を味わった「ドーハの悲劇」、そして97年に始めてW杯への切符を手にした「ジョホールバルの歓喜」この一連の流れは強烈に記憶に残っている。「日本サッカー界」にとってはこの「平成」という時代は、大転換期になったのではないだろうか?
③イチロー
・私のイチローとの出会いは、91年センバツの対松商学園戦である。長野県民として松商学園の活躍を期待しながらテレビで観戦していた。その時の愛工大名電のエースが鈴木一郎だった。後のイチローである。イチローにはオリックス時代からずっと楽しませてもらった。この選手の存在も平成を象徴する存在である。
④リレハンメルオリンピック「世紀の失速」~長野オリンピック「歓喜の金メダル」(スキージャンプ)
・94年リレハンメルオリンピック、ジャンプ団体での原田の失速ジャンプから長野オリンピックでの逆転での金メダルはそのドラマ性含めて印象に残っている。私の地元長野県で行なわれたオリンピックと言うこともあって特別感の強いオリンピックとなった。
⑤2015年ラグビーワールドカップ「ブライトンの奇跡」
・ブログにも記したのだが、南アフリカ戦での劇的な勝利は衝撃的だった。平成の番狂わせ部門では間違いなく上位に入る歴史的な1戦となった。
日本独自の文化の一つである学生スポーツに関しても熱中していたたため、印象深い事をあげようと思っても絞りきる事が出来なかった。皆さんにとって「平成」という時代はどんな時代でしたか?印象に残っている事などコメント頂けると嬉しいです。
何だかんだ言って、私にとっては「平成」という時代は幸せな時代だったのだと思う。
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コメント
おいらも43歳なんでこの5つは共通してますね。
①は92、93セットでね。
それまでですと、近鉄や阪急などリターンマッチになる日本シリーズですと返り討ちに遭っていたが、そこをリベンジしたスワローズ。ファンながら素敵。
やっぱり93にはデストラーデいなかったのは大きかったかなと。
岡林の奮闘、杉浦、秦のサヨナラHR。
川崎、高津の好投に郭への初球攻撃。飯田のバックホーム。古田の気迫のヘッドスライディング→ギャンブルスタートと。
いやあ、あの2年の日本シリーズ素敵でした。
書いてないことだと、
相撲の国際化っていうか、
何年日本人優勝していないんだって。
千代の富士→貴乃花は良かったが、
そこからね。
貴乃花には曙いたときは良かったが、
そのあと朝青龍に白鵬とすっかりとハワイ→モンゴルとなり、日本人横綱出てきてほしいなと。
もう1つバレーの衰退。
女子は持ち直して、中田久美監督はじめ東京オリンピックでは期待できるでしょうが、
問題は男子。
東京オリンピックなのに、出ることもできない可能性あるくらい衰退してしまった。
パワーバレーになったこと。Jリーグできて人材不足してしまった。
何より1番はプロ化の失敗でしょうね。
バレーボールにはもう1度復活してほしいです。
> タラちゃんさんへ
私は男子バレーが強かった時代は知らないんですよね。それでも平成20年に入る前頃までは人気は高かったですよね。石川というスタープレーヤーもいますし、もう一度輝きを放ってほしい競技の1つですよね。
大相撲も小学生の頃は夢中で見ていましたね。朝青龍や白鵬は、歴史に残る横綱だとは思っているのですが、大相撲界全体の実力が平成と言う時代でそこまで底上げされていないのではないか?という部分が気になっています。