ヤクルト4-9DeNA
先制点を奪われ、2度のリードも守り切れなかったのだから、今日の小川は先発の役割を果たせたとは到底言えない投球となってしまった。そのことによりリリーフ陣の層の薄さが顔を出し、継投に入った6回に一挙5点を失うこととなってしまった。現在のヤクルトの課題の1つが諸に出てしまった格好である。
小川に関しては、ある程度のレベルのボールは投げる事が出来ていると思うのだが、1人の打者を仕留めるまでに多くの球数を要してしまい、今日は5回で118球を投げることとなってしまった。いくら何でも多過ぎる。三振を6つ奪っていることからも分かるように決してボールが走っていなかったということではないと思うのだが、4回、5回と味方が援護してくれた後であまりにも簡単に失点し過ぎてしまったように感じた。今シーズンの小川はこういう部分が「らしくない。」
正直ここ数試合落ち着いた投球内容になってきていたため、今日も期待していたのだが、思うようには行かないものである。何とか2アウトを取りながら柴田にタイムリーを浴びた4回、神里に追い込んでから死球を与え、そこから崩れ2点を失ってしまった5回の投球はどちらも頂けないものだった。
そして小川が5回に降板してしまったことによってリリーフ陣の脆弱さが顔を出す結果となってしまった。6回のマウンドを任されたのは梅野だったのだが、今日も中々打者を仕留める事が出来ず、1つのアウトを奪うのに苦労している様子が伺えた。結局神里に勝ち越しタイムリー2ベースを浴び、ここで降板となってしまったのだが、後を継いだ久保はワンポイントで登場しながら佐野を歩かせてしまい、仕事を果たせずに降板となると代わった大下はロペスに試合を決定付けられる満塁ホームランを被弾してしまった。3人の投手を起用しながら2安打で5点を奪われてしまったこのイニングはヤクルトの弱点が凝縮されたようなイニングとなってしまった。
打線は決して悪くはなかったのだが、調子が良くなかった上茶谷相手にもう少し得点を奪いたかったというのが本音ではないだろうか?初回、2回とダブルプレーでチャンスを潰し、3回、4回は青木、西浦、山田哲にタイムリーが飛び出すなどして4点を奪ったのだが、2アウト満塁のチャンスで廣岡が凡退してしまったり、4回に1点を勝ち越した後のチャンスで青木がダブルプレーに終わってしまったりとチグハグさも目立つ格好となっていた。そのまま逃げ切る事が出来れば、目立つことはなかったのだが、その後逆転されてしまったためにDeNAに比べてチャンスで一本が出なかったという評価になってしまう。
今日はリリーフ陣の炎上も打線のチグハグさも小川が仕事を果たせなかった事により炙り出される形となった。先週からの良い流れを自ら止めてしまうような残念なゲームとなってしまった。
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コメント
小川はいただけなかったし、
4回は中途半端。
勝負なら勝負。歩かせて代打を怖がったかと思うが、ちょっとね。歩かせてもOKなところなのに球が浮いて打たれたり、
先頭打者のフォアボールね。
本当失点するパターンですね。
梅野3連投で大丈夫か?て思ったらやっぱりで、
投球後、1塁側への倒れこみ無かった投手はああいうふうになるのって出力を必要以上に出す悪い傾向。
1度リフレッシュ休暇させるべきかと。
これは小川も同様で、せっかくオールスター休暇あるわけで、10日間のミニキャンプやっても明日抹消しても20日には戻ってこれるし、そうしたほうが良いのかと。
ベイスターズは、
エスコバーをリフレッシュ休暇させたりと、そういう運用できているので、ウチの投手コーチなども、
壊れる前に1度リフレッシュしてほしい。
ウチは使える投手は壊れるまで使ってしまい、復活できない負の連鎖を何とか断ち切ってほしいものね。
もったいない試合でしたかね(せっかく上茶谷を攻略したのに)
小川は柴田との勝負はベンチが中途半端で普通に考えたら投手との選択ですよね。
あと神里も状態がよくないと見てたので追い込んで死球はもったいない。
梅野は3連投でしたので責められませんかね、やっぱりベンチが余計な事をするから負けるパターンでしたね。
あと苦言になりますが大下は何も変わってないですね、外狙った真っ直ぐがシュート回転して真ん中に入ってきてホームランされたシーンを何度も見ましたが悪癖なので、ロペスにその球をチョイスするのは意味が分からない。相手も大下の特徴を理解していて外の真っ直ぐは中に来るので全て振ってきますよね、シュート回転するならインサイドにいけば大怪我はないはずなので、この年齢でドラ2では先は厳しいと言わざる得ないですね(以前いた土肥に似てきたように感じましたかね)
あと打つ方は二桁安打でしたが残塁が多すぎですかね、今年はホームランでの得点が多くてバント失敗や盗塁など走れる選手も限られて次の塁にいけないのが要因かなと感じますね(今のスタメン見ると20代が多いので、もう少し盗塁やエンドランなど仕掛けてもいいと思いますし積極的な走塁は必要ですかね)。
次は高橋ですが中5日が心配ですね(ケガとスタミナ)変化球でストライク取れるかがポイントですかね。
相手は浜口で今年は右に打たれてる印象なので右を並べるかなと(バレンティンをスタメンでライトに中山かなと)
高橋は3失点はしそうなので浜口から打てない事には勝てませんから守備のリスクは仕方なしですかね。
勝てば借金14負ければ16なので、AS明けに向けてはモチベーションに大きく影響あると思うのでポイントになる試合ですかね(今年はここで勝って欲しいというところで負け続けてるので何とか踏ん張りを見せてもらいたいですね)
横浜は過去に優勝した時のマシンガン打線が有名だと思いますが、こと中軸の重量感は今年がナンバーワンじゃないですかね。宮崎や伊藤といったメンツも10本前後打っていますし、気が抜けませんね。
中山がバレンティンにスタメンを渡してなるものかという具合に打ち続けていますね。バレンティンの打力が生かせないのはもったいない気もしますが、チームとしては良い傾向ですね。
> タラちゃんさんへ
エスコバーはリフレッシュ休暇ですか。この辺りの危機管理は見習わなければならないですよね。
> kさんへ
柴田へのタイムリーは頂けなかったですね。痛い失点となってしまいました。
> 超匿名さんへ
DeNAはやっぱり打線に迫力がありますよね。伊藤光がこれだけ打ち始めるとは思いませんでした。