ヤクルト7-2DeNA
オールスター前最後のゲームは各選手がそれぞれ役割を果たし、良い形で勝利する事が出来た。借金14の最下位ということで決して誉められた状況ではないのだが、西浦、バレンティンが戻ってきた事で野手陣の層は多少厚みが出てきたと感じる。
先発の高橋は、ここ2試合しっかり試合を作り、勝ち投手となっていたのだが、この日も6回2失点としっかり試合を作ってみせた。勝ち投手にはなれなかったが、先発としての役割は果たし、チームの勝利に貢献してみせた。一回り目はストレートで押しまくり、二回り目以降は、変化球も上手く使ってDeNA打線を抑え込んだ印象である。ここ数試合投球に巧さと粘りを感じさせてくれている。中5日でもボールの威力はいつも通りであり、プロの先発ローテーションを任されるだけの投手になってきたな。という印象である。
リリーフ陣は近藤ーハフーマクガフと繋いでみせた。3人とも前半戦からハイペースで登板を重ねているのだが、本当に良く投げてくれている。近藤は昨シーズンの疲れもあると思うのだが、ここにきて調子を戻してきているように感じるし、ハフ、マクガフはともに43試合目の登板ということであったが、いいボールを投げる事が出来ていた。登板過多ではあると思うのだが、ようやく起用法が安定してきたため、オールスター明けは前半戦よりも準備はしやすくなるはずである。
野手陣は西浦、バレンティンが戻り、先発メンバーの顔触れも厚みが増してきた印象である。
1番山田哲、2番青木、3番バレンティン、4番村上、5番中山、6番西浦、7番中村、8番廣岡、9番高橋と組んできた。青木、バレンティンがスタメンに名を連ねると1番山田哲という起用法も今までよりは機能する可能性が出てくるかな?と感じる。
前日のゲームではヒットでランナーを溜めても大量得点に繋げられなかったのだが、この日は3回に山田哲、青木の連打で1点を返すと4回には西浦がしっかり送りバントを決め、中村のショートゴロの間に同点に追いつくことに成功した。7回も1アウト1塁という場面で廣岡に送りバントを命じ、廣岡がしっかり決めると代打雄平が勝ち越しタイムリーを放ってみせた。やはり送りバントを決めるなど選手一人一人が自分の役割をこなせると試合の流れは良くなるものである。8回には相手のミスにも乗じて5点を追加し、一気に試合を決めてみせた。
今シーズンのヤクルトのポイントの中に私は「ベテランVS若手」という項目を挙げていたのだが、この部分については若手の底上げもあり、後半戦も非常に楽しみになってきている。この日のゲームはベテラン、若手関係なくチームの一体感を感じる事が出来た。オールスター前最後のゲームを勝って終えられたことは後半戦に繋がりそうである。
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コメント
雄平、荒木と左右の代打策が嵌りましたね。多少は出来過ぎな感はありますが、これも偏にスターティングメンバーの底上げあってこその成果であったと思います。
バレンティンは当然ですが、西浦も地味にチームにとってかなり重要な選手になって来たなと感じることが出来、嬉しい限りです。
それにしても、昨日のメンバーや試合内容を見ると、もっと上位で順位を争っても良いと感じるチームですが、その辺りがプロの世界の厳しさを表してますね。実力拮抗というか、チカラの差なんて差なんて紙一重なんだなぁっと思いました。
Aクラスのチームに勝ち越せたというのは良い流れになっているのを感じます。オールスター休みを挟むのがもったいないとさえ思いますね。
ペナントのほうは巨人でほぼ決まりでしょうかね。あの陣容で二桁連敗するとは想像できませんね。丸の加入はやはり大きかったようですね。広島があそこまで落ちるとは意外でしたが、山田の移籍問題が降りかかる再来年のヤクルトの未来でなければよいのですがね。
前半戦を例えると山あり谷あり、そしてまた山登りをし始めたという形ですね。高橋がローテを守れそうな気配があり嬉しい限りです。
映像ではなく結果しか見れていないのですが、下で平井が投げているので、後半戦出てきて欲しいと個人的に期待しています。
内容も悪くなくAS明けヤクルトだけ取り残さされる可能性がありましたから大きい勝利でしたしね。
高橋は徐々にステップを踏んできていて来年以降が楽しみになってきましたね(ケガだけが心配)左で150近くある真っ直ぐ投げて緩いカーブあれば、そうは打てませんよね。変化球でストライクを簡単に取れるようになったら、もっと安定すると思いますね。
あと下位打線と代打で6打点ですから機能し始めていますよね、この試合でも盗塁と送りバントが決まれば得点になってますし、下位で繋げていけて後は山田がチャンスで打てるようになれば打線は暑くなったらもっと良くなるかなと感じますね。
雄平もスタメンから外れる機会が増えてバレンティンも戻ってもすぐにスタメンでは使わず青木も終盤交代と世代交代を感じますが若手とベテランが上手く融合すれば、もう少し勝てるかなと(野手陣の入れ替えするなら太田と塩見くらいですかね、ほぼこの試合のスタメンで固定ですかね)
AS明けは石山が戻ってきてからが勝負になりますかね。巨人・阪神になりますがローテの順番次第で勝ち負けも変わってくると思いますが阪神に対して勝ちにいってもらいたいので石川・山中・高橋を阪神戦で高梨・小川・山田大を巨人がいいかなと。
あと寺島を中継ぎで上げて起用してもらいたいですかね(勝ちパターンを固定し始めたので)。
まだ借金14あるのでAS明けの6試合で負け越すと厳しくなるかなと、個人的にはAクラスになるには大型連勝がないのと無理なので先発投手がポイントですかね、特に原とスアレスが月末の六連戦から復帰できるかですかね(あとは寺原や山中など谷間の先発を上手くハマるかですかね、今年のブキャナンに期待は難しいですかね)。
それと時間があれば簡単にFiysさんの前半戦の総括も聞いてみたいですかね、よろしくお願いいたします。
> JEF九郎さんへ
荒木に関してはすでに代打時の心構えがしっかり出来上がっている印象です。好球必打は代打の絶対条件ですよね。
> 超匿名さんへ
もう一度上昇気流に乗れるといいですよね。
平井が投げ始めていますか?どの程度ボールの威力が戻っていますかね?
> kさんへ
若手とベテランが融合し始めましたよね。この辺りが後半戦でも続くといいのですが…
不十分な記事になってしまいましたが、前半戦の振り返り記事も書いてみました。良かったら読んで見てください。
打線は、1番打者不在が大きいところ。
坂口もしくは太田の復帰が望まれます。
ただ不満は、
打線の組み方。
山田哲人1番、これは最大だが、言いたこと多数あるが、
1番起用なら、8番投手、9番野手っていう組み方して、
2打席目以降、ランナー1塁とか、勝負してもらう可能性を9番投手よりも増やしてほしいです。
相手としたら、チャンスに弱いとしても、山田哲人の前にランナーいる状態って嫌だと思うので、それくらいの柔軟さ。8番投手に置くとかの発想してほしいです。
高橋は変化球の制球とか慣れてきて、よくなってきたことが大きいかな?
あとは壊れないように、どこかで中10日とか、1回飛ばししながら、勝負の9月でフル回転してもらうようお願いしたい。
それは石川も同様です。
最後に、負け試合を綺麗にあとくされなく負けよう!
無理をせずに。まだ15試合くらい負けても80勝行けるはずなので、
全部勝ちに行って、選手疲労して負けが続く負の連鎖は勘弁。
> タラちゃんさんへ
山田哲の1番起用はいつまでつづけますかね?山田哲、青木、バレンティン、村上がしっかり固定できれば1番山田哲もなくはないと思っていますが…