ホーム神宮を味方に出来ず、ソロ3発に沈む。

ヤクルト2-3広島

台風も心配された中でのゲームは無事開催されたのだが、試合の方は残念な結果となってしまった。小川もよく投げていたと思うのだが、ホームランに関しては、野手が防ぐ事が出来ない。投手の責任である。今シーズンの小川は、ランナーを許してから一気に崩れてしまう場面が目立っていたのだが、今日はランナーのいない場面で打ち込まれてしまった。中々流れが良くならない。

小川は立ち上がりいきなり広島打線に掴まってしまう。先頭の西川に初球をレフトスタンドに運ばれてしまうと2アウト後には鈴木にも一発を浴び、初回に2点を失ってしまう。ボールの走り自体は悪くなかったと思うのだが、西川、鈴木に上手く打たれてしまった。その後は立ち直り、2回~5回までは無失点投球を披露したのだが、6回にはバティスタに一発を浴びてしまった。バティスタには本当によく打たれてしまうのだが、今日も痛い場面で一発を浴びてしまった。特に神宮球場ではバティスタが自信を持ってスイングしているように感じるのは私の気のせいなのだろうか?
小川はこれで3勝9敗という数字になってしまった。数字の割には、そこまで調子は悪くないのではないか?と思うのだが、エースがこの数字ではチームは浮上してこない。ボールが走っていなくてもある程度試合を作れるのが本来の小川の姿なのだが、今シーズンはボールが走っていても粘り切る事が出来ていない。小川らしくない投球が続いている。

打線は打線でホーム神宮球場を活かすようなホームラン攻勢にも期待したいのだが、今シーズンは神宮でも打線が繋がらないゲームが多いように感じる。今日のような展開であれば終盤に「神宮劇場」を期待したくなるのだが、こういった競り合いに持ち込んでも何も起こらずにあっさり負けてしまうゲームも多いように感じる。
今日のゲームに関しては床田を始めとする広島投手陣も良いピッチングを披露していたと思うのだが、それでも山田哲、バレンティンのノーヒットは痛かった。ここの所調子の出ていなかった村上に犠牲フライとタイムリー2ベースが飛び出していただけに周りのベテラン、主力にも何とかしてもらいたかったのだが…
村上に関しては、打率が上がらない中でも相手チームに威圧感を与える事が出来ていることが凄いことである。打てていなくても威圧感を与える事が出来る19歳なんて早々いないものである。ホームランは20本でストップしてしまっているが、もう一度上り調子になる時期が来るのではないか?という期待感は抱かせてくれている。今日の初回のチャンスはタイムリーを放ってほしかったとか、8回のチャンスでフランスアから一本打ってもらいたかったなどという高いハードルを求めるファンもいるとは思うのだが、今のままでも高卒2年目の19歳としては十分の成績である。

明日の先発は高梨ー九里である。とにかく打線で援護してもらいたい。

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コメント

  1. タラちゃん より:

    小川は粘ってたとは思う。
    考え方なんでしょうが、しっかりと先発の役目した。
    エースだから、って言いたいが、7回3失点なんで、文句は言えない。

    問題は打線。
    バティスタのHR見て、
    山田哲人をバレンティンや村上の前に置いたら、ってあそこは明らかにフォアボール嫌なので、ストライク取りに行ってて打たれたってこと。
    今のスワローズの打順。
    9番投手。1番山田、2番山崎であれば、山田には打たれるならフォアボールでも良いっていう投げ方されてしまう。
    打線の組み方ってどうなのか?

    気になったのは、昨日の解説は達川氏。
    「1.4.7番に良い選手を置けば打線繋がるのですよ」
    って。

    そういや、ホークスも下位打線は強力だが、打線のつながりってよくないそんなイメージ。とくに1,2番が弱く、中村晃2番、柳田3番、デスパイネ4番で固定したほうが嫌な印象ありました。
    良い選手散らしたら、歩かされるだろうし、
    その選手が先頭打者になった、2アウト3塁とかっていう流れにいつなるのか?っていうのもあるし、
    こういう考え方する日本の指導者多いのだろうね。
    この打てる選手を勝負避け、他の選手で勝負させられるっていう発想ないのかな?
    まあ、打撃コーチよりもヘッドコーチの意向が強いのかと。
    来年以降すごく心配なところ。
    1番山田で成功したことないのに、それにこだわるのはどうか?と。

    もう1つ。
    「サード、ショート弱い」
    これは同意。
    村上サード解禁しない限り、これはどうにもならない。
    それとも来年。ショートでFAもしくは外国人補強っていうのもアリなのかもしれないところ。
    村上もファーストのみだと代表は山川いるので無理だし、外国人との争いになるわけでサードの守備も目をつむりながらやってもらうしかないかと。

  2. k より:

    先制点を取られると厳しいですよね。
    審判のストライクゾーンが高めに広くてヤクルトベンチからもクレーム出てましたから審判との相性も味方してくれませんでしたね。
    大瀬良・床田と今のヤクルトは相手の先発次第の所もありますね後半戦で負けてるのは相手の中心ローテですし逆に勝ってるのは谷間とか苦手じゃない先発ですからね、来週のDeNAは今永は巨人に回りそうですし、他力本願ですが相手チームの先発がヤクルトに対して力が落ちる投手にローテしてくれてら8月は少し勝てるかもしれませんね(良い投手から打線が打てなく、ちょっと落ちればヤクルトは打ちますからね)
    小川はストレートで空振り取れてるで良くなっていると思います、神宮でソロホームランなら仕方なしかなと。この内容なら打線の援護があれば勝ちはついてこれると思いますね。
    あと村上が逆方向にヒット2本と犠牲フライと状態が上向いていきそうな予感がありますかね。
    バティスタに関しては本人が以前、神宮はボールが見やすいと言ってましたね。
    それとヤクルトバッテリーの攻めも変化球を打たれてますよね(緩急とインハイでの配球ですね、手が長いのでインローや外目の半速球は危険ですね)広島はバディスタがカギになってますよね打つとチームも乗ってくるので抑えれば勝ちは見えてくるかなと。
    次は、今年は九里にヤクルトは負けてないので高梨の頑張り次第ですね(ナックルカーブやスライダーでストライク簡単に取れるかですね)打順も小細工できない山崎1番にして2番山田も試してもらいたかなと(DeNAも筒香2番にしてハマってるので)

  3. FIYS より:

    > タラちゃんさんへ

    ここの所、オーダーがほぼ固定されていますね。どういうオーダーが良いのか見えてきませんね。1番山田哲にここまでこだわるのは何故でしょうね?

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    私は今シーズンの小川に関しては、ボール自体は悪くないと見ています。しかしボールが走っているのであれば今までの小川であればこういう数字にはならないはずなんですよね。どうしてこうなっちゃうんでしょうかね?

    打順は中々ハマりませんね。

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