過去記事はこちらから→「飯山高校、アップセットへの期待」
上記の記事を書いていたのだが、今日の飯山対仙台育英は1-20という大差のゲームとなってしまった。実力差がそのまま得点差となって表れてしまった。これも高校野球だし、甲子園の怖さである。しかし飯山高校ナインは何も恥じることはない。胸を張って飯山に帰ってきてもらいたいと思う。
飯山高校は、長野県大会で優勝候補の筆頭格だった都市大塩尻、上田西といった強豪私学を破り、決勝戦は飯山高校同様に快進撃を続けていた伊那弥生ケ丘を延長戦の末に下して甲子園の切符を手にしていた。決してまぐれで勝ち上がった訳でもなく、投手を中心によくまとまった粘り強いチームだった。何より飯山市民を中心に長野県民の気持ちを盛り上げてくれた。アルプススタンドの盛り上がりを見れば、飯山高校ナインがどれ程、人々の気持ちを動かしたか分かるのではないだろうか?
私は仕事だったため試合を見ることは出来なかったのだが、初回、2回のピンチを無失点で切り抜け、3回のワンチャンスでキャプテン大川がタイムリーを放って先制点を奪ったときには「おっ!」という気持ちになれたはずである。素晴らしい先制点だった。その後は岡田、田原、常田が滅多打ちに遭い、守備も大きく乱れて勝負にならなかったのだが、飯山高校の歴史に残る試合になったことは間違いない。1-20というスコアにはちょっぴり切ない気持ちにもなってしまうのだが、清々しい気持ちにさせてくれる夏だった。
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コメント
先制点取れただけにその直後の守りで0で行けたらって試合でしたね。
甲子園に出れたこと。
それを誇るべきかと。
49チームしか出る事できない栄誉。
プロでも甲子園に出場できずにいた選手多数。
もうだいぶ経過したけど、胸張って飯山に帰ってきて、
今後の人生生きてほしいものです。
> タラちゃんさんへ
コメントありがとうございます。
30代中盤になって感じることは人生は長いということ。甲子園に出場できた経験を今後の人生に活かしてもらいたいですね。長野県民、飯山市民を大いに楽しませてくれたと思います。