ヤクルト１－８広島
初回に青木、山田哲の連打で幸先良く先制したのだが、その後打線は沈黙してしまった。ヤクルト先発の山田大は、4回までは広島打線を無失点で封じていたのだが、5回2アウトから西川、菊池に連続ホームランを浴びて降板することとなってしまった。負け始めてからの山田大は、後1アウトが取れずに、苦労している印象である。
この日の山田大は、初回からピンチの連続でいつ点を獲られてもおかしくないような投球内容だったのだが、その分丁寧に投げている印象もあり、4回までは広島打線を０で抑えてみせた。のらりくらりと打たせて取る投球はある意味では山田大らしさを感じさせてくれる投球であった。5回も下位打線2人からあっさりとアウトを奪い、このまま5回までは投げ切れるかな？という雰囲気もあったのだが、西川に変化球を完璧に捉えられ、ホームランで同点に追い付かれると、続く菊池には追い込んでからの変化球を上手く拾われ、2者連続となるホームランを許し、ここで降板となってしまった。4連勝していたときも4連敗中の現在の投球も内容的にはそれほど変化を感じないのだが、4連敗中はとにかく2アウトまでこぎつけながら後１つのアウトが取れずに大量失点に繋がってしまったり、マウンドを降りてしまったりする場面が目立っている。1回2回くらいならばたまたまなのかな？と思うのだが、ここまで続くと何らかの原因があるとしか思えなくなってくる。これまで山田大の本格化を阻んでいるものはフィジカル的な問題だと思っていたのだが、メンタル的な部分でも上手く噛み合っていない部分があるのかもしれない。まずまずの投球は見せてくれているのだが、やはり先発ローテを守るのであればQSは達成してもらいたい。
山田大が降板して以降は、リリーフ陣が打ち込まれ、終わってみれば大敗となってしまった。2番手でマウンドに上がった高梨に関しては、やはり投球に安定感を感じない。リリーフ起用で多少なりとも高梨らしさが戻れば良かったのだが、今の所先発時と大きな変化は感じない。
打線は床田をはじめとする広島投手陣の前に4安打に封じられてしまい、序盤以外は、チャンスらしいチャンスも巡ってこなかった。今日は久々に1軍登録された塩見も代打で登場したのだが、見逃し三振を喫してしまい、首脳陣の期待に応えることが出来なかった。2軍では敵なしの数字を残しているのだが、1軍ではからっきしになってしまう原因は何なのだろうか？ここまで2軍の数字が1軍での結果に繋がってこないのは、不思議としか言いようがない。先日「消えた天才」という番組で元広島の斉藤浩行氏が取り上げられており、視力低下によりナイトゲームでは投手のボールが見え辛かったため、2軍では結果を残せても1軍では全く結果を残せなかったということが語られていた。塩見にもそのような致命的な理由があるのではないか？と疑いたくなってしまうくらいである。視力に関しては、確か塩見はアジアウインターリーグでも圧倒的なスタッツを残しており、そのときはナイトゲームでも結果を残していたと記憶しているため、斉藤氏のような原因ではないと思うのだが…それにしてもある程度チャンスを与えられても全くと言っていい程結果を残せないのはちょっと不可解である。私には塩見が1軍でここまで結果を残せない原因が全く分からない。それでも塩見はアスリートタイプの素晴らしい選手だと感じているだけに明日以降結果を残す事を期待したい。
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後１つのアウトが取れない
2019試合結果
コメント
まず山田大は３回り目で球数100に近づくと捕まる傾向かなと、スタミナ不足と相手が慣れるんでしょうね、ただゲームを序盤に壊さないだけでも今のヤクルトにはマシですかね。
あと高梨は太田のエラーもあったのと回跨ぎだったので起用方法は1イニング限定の方が結果は出そうですかね（決め球のフォークの精度を上げるかカットボールやツーシームなど簡単にストライク取れる球種あると楽なのかなと）。
あと坂本は投げてる球はいいのですが、もう１つくらい球種が増えると幅が広がるかなとチェンジアップ・フォーク・カーブなど緩急含めて秋季・春季キャンプの課題ですかね。
打線は床田も苦手にしてますよね、今年は左に相性が悪いように感じますね。次も苦手な高橋優なので右打者がポイントになりそうですね（巨人は状態が今シーズン１番悪い感じなので最低でも勝ち越しですね、ゲレーロ対策ですね）
塩見に関しては今のヤクルトで１番気になる選手ですね、私もナイターでも問題があるというのは一理あるかなと。
安打した試合も確かデーゲームだったと思うので彼にはナイトゲームに慣れさす必要はあるのかなと、結局は首脳陣の起用方法によって変わってしまうのですが彼には守備固め代走と役割はあると思うので、もう二軍で使うのは止めて一軍に慣れさせて欲しいですね（個人的には塩見の１番の武器は足と思ってるので打たなくても粘って四球で出塁して走る事を第一にプレーして欲しいですね）
対広島は去年まではマツダでさっぱりでしたが、今季はホームで戦績がさっぱりでしたね。
期待の塩見でしたけど２軍で絶好調だった片鱗を見れるかと思いましたが、見逃し三振は印象悪いですね。
坂本が登板しましたが左打者を抑えられませんでした。ハフも不調の様なので左のリリーフが欲しいところですね。
さて巨人戦ですが石川やブキャナンが投げる予定なのでいい勝負になると見ています。前回ドームでやられた借りを返して欲しいですね。
山田大樹はそこで踏ん張れるようならスワローズに来てないから、
まあ我慢して使って行く。それしかないでしょうね。
塩見ね。
飯原タイプで本能だけでプレーする感じで、
状況判断や配球とかまったく考えることをしないのかできないのか？
自分の特徴とかもわかっていないっていうか、
打席に入る時までの準備がまったくできていない。
最低限、
自分がここでどういう結果を求められて、どういう攻めをされるかだけでも考えれば、最低限何をベンチが求められているのか？わかるとは思うのだがね。
こういう野球姿勢なんで、
ENEOSのOBである平松氏から苦言を言われるのでしょうね。
正直考え方変えないと厳しいと思いますよ。
> ｋさんへ
私が観に行ったデーゲームでは塩見はヒットを打っていましたね。もし本当にナイターが原因だとすると非常に厳しいと言わざるを得ないですね。
> 超匿名さんへ
これだけマツダスタジアムで勝てることも予想外でしたが、マツダスタジアムでこれだか勝てるのなら神宮でももう少し勝ちたかったですよね。
> タラちゃんさんへ
確かに塩見は飯原タイプだと思います。ただ飯原はルーキーイヤーから難しい起用法ながら1軍の投手のボールに喰らい付けていたんですよね。しっかり1軍で与えられたチャンスで結果を残せていたのは飯原の方ですね。塩見は年齢的にも追い込まれはじめていますよね。