今季限りでの現役引退を発表したヤクルト館山昌平投手（38）が13日、都内で引退会見を行った。
（日刊スポーツ引用）
17年間ヤクルト投手陣の顔としてチームを支えた館山がついに引退することとなった。大きな故障、手術を繰り返した野球人生であり、私もこのブログでその都度記事にさせてもらった。→「館山が右肘と右肩を手術」
何度も書いてきたのだが、2011年シーズン、2012年シーズンのチームの優勝のために投手生命を削るような熱投を忘れる事が出来ない。引退会見で本人も語っていたのだが、１つのアウト、１つの勝利、優勝のために身体のことよりもその時その時のパフォーマンスを優先した結果であり、本人の中で悔いのがないのであれば、私達ファンは見守るだけである。
大学時代から故障に苦しんでいた館山なのだが、入団時にはすでにがっしりした下半身を作り上げており、故障してもしっかりトレーニングを続けられる選手だということは伝わってきていた。プロ入り後も故障に苦しみ、中々即戦力としての役割は果たせなかったのだが、故障が癒えた時には素晴らしい投球をj披露してくれた。球威のあるストレートにキレのある変化球を抜群のコントロールで投げ込んでいた全盛期の館山はスワローズ史上でも稀に見る「勝てる投手」であった。
館山が登板すれば必ず試合を作ってくれるという安心感があった。そしていつでもひたむきに野球に取り組み、全力を尽くす姿が私達ファンの心を掴んだのではないだろうか？
全盛期であったであろう時期に優勝できなかったのは残念だったのだが、長いリハビリ生活からマウンドに戻ってきた2015年シーズンにはしっかりチームの戦力となり、リーグ優勝に大きく貢献してみせた。2013年シーズンに離脱して以降は、最後まで館山らしい投球は戻ってこなかったのだが、マウンドでの佇まいはいつでも館山らしかった。自分ができる範囲でプロとして全力を尽くす姿勢は、全選手のお手本になるはずである。
これまで本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
2015年の復帰登板の過去記事はこちらから→「お帰りなさい！館山復活！負けられない戦いを制す！」
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館山昌平引退
選手
コメント
館山は高校時代の日大藤沢と時に横浜高校の松坂と投げ合っていた投手という印象が強かったですね。
投球フォームもスリークォーターから145kmぐらいの直球とシュート・スライダー・フォークと三振も取れて荒れ球でしたがコントロール良いときは完璧に抑える個人的にも好きな投手でしたね。
プロに入ってからは手術ばかりだったのですが必ず復活してましたけど、さすがに三度目の後はちょっとコントロールのバラツキが以前に比べたら厳しいなと感じました。
最近のヤクルトは右のオーソドックスなオーバーハンドが多い中で館山がいなくなった後は若い市川に同じような投手になって欲しいですかね。それと二軍に、まともな投手コーチもいないので館山はそのポストになりそうですし市川を育てて欲しいのが願望ですね。
> ｋさんへ
日大藤沢高校時代はオーバースローに近い腕の角度でしたよね。
あれだけ手術を繰り返しながらよくここまで頑張ってくれましたよね。
館山は5年連続2桁勝利したし、
2011や2012ＣＳでの気迫のこもった投球したし、
そのあとのケガ。
2015優勝したとき復活してくれて、山中と館山が後半戦頑張ってくれたことで優勝できたと思っています。
お疲れ様でした。
まずはしっかりと休んで、指導者として活躍してもらいたいものです。
> タラちゃんさんへ
2011、2012シーズン、CSの気持ちのこもった投球は忘れられませんよね。