ヤクルト2-14中日
館山、畠山の引退試合となったゲームだったのだが、試合は大敗に終わってしまった。館山、畠山に関しては、すでに引退の記事は書かせてもらっているので、今日のゲームで特別に触れようとは思わないのだが、本当にお疲れ様と声を掛けたいと思う。
館山が打者一人を抑えた後でマウンドに上がったのはドラ1ルーキーの清水だった。清水に関してはアマチュアレベルでは「よくまとまった好投手」という評価だったのだが、プロの中ではこれといった特徴もないため、相手打者に怖さを感じさせる事が出来ていないと感じる。決して即戦力として活躍できると考えていたわけではないが、このままではプロの世界では埋もれてしまう可能性が高い。タイプ的には先発だとは思うのだが、来シーズン以降に向けて何かしらの武器を身に付けなければならない。この1年は1軍だけではなく、2軍でも打ち込まれてしまう事が多く苦しんだ。しかし自分の今の実力を把握するという意味では大切な1年になったのではないだろうか?
清水は元々その野球に真面目に取り組む姿勢が評価されていた選手でもあるため、今年1年を冷静を振り返りながらレベルアップに励んでもらいたい。打ち込まれた割に三振を奪えているという部分もあるため、ボールの質が向上すればそのまま結果に表れる可能性もある投手だと思っている。しかし今のままでは通用しないことも確かである。来シーズンは1軍でやって行けるという確かな自信を身に付ける1年にしてもらいたいものである。
打線に関しては、そんなに触れる事がないのだが、村上の36号ホームランは柳のインコースのストレートを完璧に捉え、ライトスタンドに叩きこむ見事な一発となった。柳の初球の入りとしてはほぼ完璧なボールだったと思うのだが、そのボールをホームランにしてしまうのだから流石村上である。柳は決して剛速球投手ではないのだが、キレのいいストレートを投げる投手であり、その投手のインコースのストレートを完璧に捌ききったホームランは村上の高い技術を示している。こういったボールを引っ張り切れないのが村上の課題だと前半戦は感じていたのだが、驚くようなスピードで進化を遂げてくれている。今シーズンにはなった36本のホームランの内の何本かは見ていて驚愕するようなホームランがあったのだが、今日のホームランもその中の1本である。
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コメント
ルーキーから若手、ベテランまで満遍なく打たれてしまいました。功労者を送り出す大事なゲームなのに、引退する2人は心配になったのではないでしょうか。相手は畠山の打席の時だけは、勝負度外視で全球直球勝負という温情をかけてくれた気配を感じましたが、終盤で点差があっても攻撃の手を緩めてはくれませんでした。ヤクルトとゲーム差が離れていたとはいえ、ずっと5位に低迷していたのに、いつのまにか3位を窺える地位まできているのは二桁前後勝てる投手がいるかどうかの違いなのでしょうね。、
初勝利を上げられないドラ1に敗戦処理もできないドラ2という結果に暗い気分になりますね。
見どころは村上の一発と青木の技ありのタイムリーだけでしたね。いずれも見事な打席でした。
個人的には去年の菅野のノーノーという屈辱に続いて、神宮で巨人の胴上げを見ないで済んだことにホッとしています。
引退試合が残念な大敗になってしまいましたね(中日は来年Aクラスを狙える戦力になりましたね、やっと低迷から脱出した感がありますね、その代わり阪神とヤクルトはしばらく低迷するでしょうね)
清水に関しては一年間見ても成長はなかったですね、真っ直ぐ待ちでもボール球を振ってくれず変化球に全く崩されないのは打ちやすい投手なんでしょうね。
次に投げた大下にしろ星や原など同じようなタイプで相手打者からしたら、みんな同じような投手でイヤらしさがないので苦手意識がないんでしょうね。
ここ数年のドラフト上位投手の失敗は、根本的に投手指名に関しては見直さないといけないでしょうね、今年のドラフトでまた同じような指名や結果なら編成や球団フロントは一掃しないと本当の暗黒は、またこれから10年やってくる可能性が高いですね(この試合を見て宮本慎也が退団したら、緩い体質で緊張感のない試合が今後はもっと増えるのかなと感じました)
村上はホームランなら37本、打点100行ったら確実に新人王でしょうね。
好調中日とナゴヤで結果は厳しいと思うので巨人3試合ホーム神宮で打って欲しいですね。
優勝が決まってるので力が落ちる若手が来てくれるといいのですが巨人からあまり打ててないので神宮ですね。
ドラゴンズの柳も3年目からなんでってあるから、
清水を1年目でバッサリ斬るのはどうかと思うが、
個人的には、
ドラ1でなく2位か3位で取れた選手かな?と。
そして、
先発タイプでなく、松岡みたいなリリーフタイプの投手で、
ショートイニングの投手なのかな?と。
結局今年ダメだったのは、
これはドラフトからの選手補強のミスと、
小川、原、ブキャナンと先発タイプ全滅と、
リリーフの運用がまったくできない投手コーチ。それを許容する監督、ヘッドコーチ。
「勝っても負けても梅野」でしたからね(笑)。
正直この監督、ヘッド、投手コーチは、擁護のしようがないですね。
そりゃ、勤続疲労起こして、壊れるだろうと。
先発投手はいない。リリーフは良いという布陣。
80勝60敗なら優勝。70勝70敗ならばCS進出できると考えて、
先発ローテーション、リリーフの運用を考えていたらと思うと、
オープナー、ショートスターターやったり、中10日で先発を登録、抹消繰り返すとか、やりようはありましたね。
あと捨て試合をつくる勇気なく、どんどん勝ちパターン投手をつぎ込む悪手。
野手は、
山田哲人1番起用の悪手と、
村上を1塁固定し、坂口など使える選手を殺してしまったこと。
本当今年は勿体なかった。
やりようはあったと思います。
優勝は無理でも3位、勝率5割はできるはず。やりようはあったかと。
> 超匿名さんへ
功労者2人を送り出す試合としては残念な結果になってしまいましたね。
> kさんへ
ドラフト上位に似たタイプの投手が多いという事は言えるのかもしれませんね。まずは清水の成長に期待しましょう。
> タラちゃんさんへ
柳も3年目から。その通りですね。清水の成長に期待したいですよね。