記事にはしていなかったのですが、実は今年タイトルにもなっている「ハイネケンパーティーデッキエリア」で1試合生観戦する事が出来ました。諸事情有り、試合結果の記事のみ書かせてもらい、観戦記は記していなかったのですが、折角なので感想を記しておきたいと思います。
「ハイネケンパーティーデッキエリア」は、神宮球場のライト側バックスクリーン横にある、8名、10名のボックス席のことである。その日は野球好きではない友人たちが過半数を占める中での観戦となったため、普段とは違う座席で観戦することとした。10名で観戦したのだが、ヒップバー(いわゆる座席)に座れるのは5名ほどで後の5名はテーブルにスタンディングテーブルで観戦する形となる。
初めて利用する座席だったため不安もあったのだが、広々したBOX席だったためグループ観戦にはもってこいの席だった。この日のメンバー構成としてはヤクルトファンは2人のみで残りの8名の内6名は野球もそんなに興味のない人達だったのだが、それでも大いに楽しむ事が出来た。折角なんでみんなでレプリカユニフォームを着て、応援傘も購入して観戦したのだが、野球好きでない友人も球場の雰囲気を楽しむ事が出来た様子で、「この席だったらまた来たいね。楽しかったよ。」という言葉も聞く事が出来た。お酒を飲み、スタジアムグルメをみんなでシェアしながらの野球観戦はそれはそれで楽しかった。私は普段球場で観戦しても応援歌を歌うわけでもなく、大騒ぎすることもないのだが、ライトスタンドの熱気を直に感じる事が出来たことは良かった。今まで興味のなかった「応援」という部分も少しは興味を持ってみようかな?と感じる事が出来た。
難点を上げるとすれば、座席がバックスクリーンのすぐ横にあることもあり、センターとレフトが完全に死角になってしまうことである。私が観戦したゲームでも村上の左中間への大きな当たりがどうなったのか目視で確認できない場面があった(結果はセンターフライだったのだが…)。この辺りはじっくり野球を観戦したいと考える人にとってはマイナスになってしまうかもしれない。
しかし新たな野球観戦の仕方を感じる事が出来、有意義な生観戦となった。私のような「パーティーピーポー」には最高の席である(もちろん冗談ですよ。こんなブログを書いている人がパーティーピーポーだったら驚きますよね。)。
この日はヤクルトは負けてしまったのですが、野球に興味のない友人たちを誘っての野球観戦もとても楽しいものとなりました。個人的には「こういうBOX席も中々いいなあ。」という印象が残りました。また行って見ようかな。
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コメント
センターバックスクリーン横なんでレフト方面の当たりは見辛いのは弱点ですが、
ライトスタンドの応援してる姿も体感できるし、テレビ中継とは逆ですが、キャッチャー構えているところがだいたいわかるため、
試合を見るのには良い感じもするし、投手、捕手視点で見るのは。配球とか見るのには最適ですね。
野球ファン以外の方にも満足してもらえたようで良かったですね。
ここからスワローズファンになってもらうような第一歩でもなってくれたらと思いますね。
ハイネケンのところは、専用の売り子さんいて、良いみたいですね?
私には縁のない席だなと思っていましたが、野球に興味のうすい人にも楽しんで
もらえるという点は、時代に合っているのかなという気がしますね。
かつてのホーナー現象のとき、友人が会社の同僚たちと神宮観戦し、人混みの
中で売店に並んでいる間にホームラン打たれた、と云っていたのを思いだします。
彼には最初で最後の観戦だったようで、時代の違いを感じますね。
> タラちゃんさんへ
良くも悪くも新規ファンにやさしいプロ野球になってきている印象です。野球ファン以外であっても楽しんでもらえる席であることは間違いないと思います。
私の席はちょっと売り子さんが来づらそうな席でした。専用の売り子さんはいたのかなあ?
> パインさんへ
時代に合っている席ということは言えるのかもしれません。
ホーナー現象ってやっぱり凄かったのですね。