今回は社会人野球、独立リーグの選手を挙げてみたいと思う。
過去記事はこちらから→「とにかく見たい選手を挙げてみよう!(高校生編)」、「とにかく見たい選手を挙げてみよう!(大学生編)」
社会人野球、独立リーグはともに近年ドラフト指名選手の数自体は停滞気味にあると感じるのだが、それでも楽しみな選手は毎年出てくるものである。数自体は多くないのだが、個人的に気になっている選手を挙げてみたい。
投手
栗林 良吏(トヨタ自動車)
・名城大時代からドラフト候補として名前が挙がっていた投手であるのだが、名門トヨタ自動車で鍛えられ、安定感が増してきている。調子が良い日であればプロでも試合を作れるだけの力はあると感じる。威力あるストレートと縦変化のボールを組み合わせて、打者を打ち取るという自分のスタイルをしっかり持っている投手である。先発でもリリーフでもある程度計算が出来るという意味で、各球団が注目している存在であると感じる。1位、2位での指名も十分考えられる投手だと感じる。
山本 隆広(日本生命)
・この投手に関しては、おそらくこのブログで触れるのは初めてなのだが、関西大の2年次、3年次の投球は素晴らしいものを感じていた。4年次に怪我をして以降、下級生時に投げ込んでいた威力のあるストレートが戻ってこないと感じたため、ドラフトの記事では触れなかったのだが、浮き上がるような球道のストレートは非常に魅力的だった。上背がなくても打者が恐怖心を感じるような素晴らしいストレートだった。プロでも元日本ハムの武田久のような存在になれる可能性もあるのでは?と期待している。まだ社会人での実績が不十分であるため、今年アピールすることが必要である。どこまでストレートの威力を戻せるだろうか?
野手
今川 優馬(JFE東日本)外野手
・社会人野球を目にする機会は滅多にないのだが、この今川に関しては追っかけてみたくなる魅力が詰まっている。自分で考えて野球に取り組むことが出来るのが一番の才能である。独特のアッパースイングから繰り出される打球は大きな放物線を描いてくれる。技術的にプロの世界で通用するのか?という部分に不安はあるのだが、その辺りは徐々に修正していくことが可能なプレーヤーだと感じる。元気いっぱいに楽しそうに野球をする姿はチームやファンにも元気を与えてくれる。もしかするとこのコロナ禍の中でもスカウトの評価を高める可能性がある選手だと思う。どんな環境下でも対応できるタフな選手である。
船崎 星矢(信濃グランセローズ)外野手
・プロ入りという意味ではおそらく今年がラストチャンスになるのではないだろうか?松商学園時代からそのスピードと野球センスは高く評価されていたのだが、BCリーグにプレーの場を移してからどこか小さくまとまってしまった印象が拭えない。このままではプロ入りは難しいと思うのだが、高校時代のような自信満々に野球を楽しむ姿を再び見せてもらいたい。こんなものじゃないはずである。
社会人野球、独立リーグは私自身が見る機会が少ないので、名前を挙げられる選手も限られてしまう。それでも栗林の安定感と今川のバッティングは一見の価値ありである。
皆さんは気になる選手はいますか?
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コメント
アマチュアは正直わからないから、誰が良いとか正直わかりません。
補強ポイントは、
投手全般。左投手は必須。変則は1枚ほしい。
野手は、ショートできる選手。捕手か3塁できる右の大砲(左でも良いけど)。
ここの路線は考えてドラフト戦略してほしい。
これはいつの年も一緒。
逆に1塁専用選手や外野手とかは、
飛ぶ抜けて足速い、肩強い、長打あるなどないと、潰しが利かないので。
ドラ2以降でならば欲しいって思う。
逆に言うと、二遊間の選手を集めて、外野やサードコンバートは楽なのでね。
昨年のドラフトにきっちり高卒ショート2人獲得してたのはナイスと思います。
これは個人的意見。
独立リーグから西武に入って、岸潤一郎みたいな選手埋もれているのか気になります。
高津監督はBC新潟の監督やっていたし、
そういう路線から良い選手発掘してほしいなと。
ちょっと意図に合っていないコメント書いていますね(笑)。
> タラちゃんさんへ
昨年のドラフトで5位、6位で高校生遊撃手2人を指名出来たことは良かったですよね。この2人がいることで今年のドラフト戦略の幅も多少広がりますよね。