悪い展開ではないのだが。勝ち切れず。

ヤクルト2-4中日

今週のここまでの4試合は、投手陣が試合を作ることが出来たため、展開的には悪くないのだが、それでも勝ち切れないのがいかにも最下位のチームである。

高梨は今日も良くも悪くも高梨らしい投球内容だった。7回で127球を投げ、被安打9(被本塁打1)与四死球1の4失点で奪三振は10という内容だった。ボールにキレがあったからこその10奪三振という数字だと思うのだが、その反面被安打も多かった。今日は特にアルモンテを止めることが出来なかった。5回に関しては、大島のどん詰まりの内野安打が痛かったのだが、アルモンテを止めないと、失点を防ぐことは今後も難しくなりそうである。6回の高橋のホームランに関しては、フォークを上手く拾った高橋を褒めるべきだろう。
ボールが走っていたからこそストライク先行の攻めの投球が出来たと思うのだが、それでも9安打を浴び、4点を失ってしまったという部分に高梨の課題が表れているのだと思う。これだけ攻めの投球をしてくれると見ている分にはストレスは感じないのだが、勝つためのもう一工夫が必要になってくるのだと思う。毎回今日のようなボールが投げられるわけではないのだから…

リリーフ陣では前回の登板でサヨナラホームランを浴びてしまったイノーアが今日はビシエド、高橋、堂上をいずれもゴロアウトで三者凡退に斬って取ってみせた。1つのアウトを取るのに球数が多くなってしまう部分があり、追い込んでからも相手打者に対応されてしまう辺りに打者からすると怖さを感じない投手なのかなと感じる部分もあったのだが、とりあえず結果を残したことをプラスに捉えたい。先発タイプなのか?リリーフタイプなのか?という部分についてはもう少し登板の様子を見守っていきたい。

打線は序盤に青木の先制ホームランとエスコバーのタイムリーで柳から2点を奪い、4回でKOすることに成功したのだが、5回以降又吉ー祖父江ー福ーR.マルティネスというリレーの前にほぼ完璧に抑え込まれてしまった。勝ちパターン継投については中日に関しても徐々に整備されつつあるため簡単に打ち崩せないのは仕方ないのだが、5回、6回の2イニングを又吉に抑え込まれてしまったことによって完全に流れを持っていかれてしまった印象である。高梨が同点、逆転を許してしまい、打線が沈黙してしまったことによって勝機を手放してしまった。この辺りが噛み合ってこないと中々浮上のきっかけは掴めない。

P.S このゲームではサードにエスコバーを起用し、ショートに西浦、ファーストに村上、ライトに坂口と配置してきましたね。このゲームではエスコバーをはじめ守備陣がしっかり守ってくれたのですが、皆さんは各選手の守備位置に付いてはどんな感想をお持ちですかね?私はエスコバーについてはショートを守れないとチームの構成上魅力が半減してしまうという思いを持っています。西浦や廣岡が結果を残してくれればまた印象は変わるのですが…

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コメント

  1. sabo より:

    神宮の狭さを考えれば高梨はよく投げた。やはり打ち勝ってなんぼかな。
    守備位置はサードエスコバー賛成です。
    そういいつつ西浦や廣岡のエラーが発生するんですけどね。

    本当はショートエスコバー、サード宮本丈にして欲しい。打ち勝つファイヤーフォーメーションだ(笑)

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    エスコバーはサードで見事な守備を見せてくれましたね。

    宮本は振れていますね。少ないチャンスで結果を残す辺りは素晴らしいですよね。

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