近藤弘樹、小澤怜史と育成契約

ストーブリーグ

ヤクルトは14日、楽天を戦力外となった近藤弘樹投手、ソフトバンクの育成で戦力外となった小澤怜史投手が育成契約を結んだと発表した。背番号は近藤が「012」、小澤は「014」。

近藤は2017年ドラフト1位で楽天入り。今季は6試合に救援登板し0勝0敗1ホールド、防御率5.40だった。通算では17試合で0勝4敗1ホールド、防御率7.00。小澤は2015年ドラフト2位でソフトバンクに入団。2017年に2試合に登板したが故障もあり、2018年オフから育成契約となっていた。12球団合同トライアウトに参加していた。
(Full-Count引用)

日本ハムを戦力外となった宮台は支配下での獲得となったのだが、楽天の近藤、ソフトバンクの小澤との契約は育成契約となった。今年はドラフトでも例年より多めに育成契約の選手を獲得しているのだが、チームとしてこの育成契約を結んだ選手をどのように育てる意図があるのだろうか?何かを変えようとしていることは何となく伝わるのだが、現時点ではどういったビジョンがあるのか見えないため、近藤、小澤の獲得に関しても現時点では何とも言いようがないという所ではないだろうか?

近藤に関しては17年ドラフトのドラ1であり、1軍で結果は残せていないが、3年で戦力外になってしまったことに驚いた選手である。今シーズンも1軍での登板はわずかだがあったようなので、このタイミングで戦力外となってしまった理由が見えてこない。コンディション不良であったり、投球フォームを崩してしまったりといった理由があるのだろうか?
サイズのある右の本格派投手ということで、まだまだ伸びしろもありそうなのだが、3年間結果を残せなかったのは気になる所である。岡山商科大時代にダブルエースとしてチームを支えた蔵本と共に浮上のきっかけを掴みたい。

小澤も近藤同様サイズに恵まれた右の本格派という印象である。高校時代からがっちりとした体型に特徴があり、投手としての総合力が付いてくれば化ける可能性のある投手だと感じていたのだが、怪我もあって伸び悩んでいる印象である。しかし身体がある程度出来上がっており、若さもある所に魅力を感じる投手でもある。

宮台が支配下契約で近藤、小澤が育成契約である理由が現段階では分かりづらいのだが、宮台はある程度実戦で投げれる状態にあると判断されたということだろうか?近藤、小澤も搭載しているエンジンは大きいタイプの投手だけに首脳陣は実力を開花させるべく手を貸してもらいたいものである。

P.S ちなみに小澤は「小澤」と書いて「こざわ」と呼びます。

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コメント

  1. sabo より:

    とりあえずかなりの数の投手を戦力外にしたので二軍も考えれば単純に数が足りないし補填するだろうとは思っていましたが、楽天近藤とSB小澤を育成契約はなかなか良い選択だと思いました

    ただ二軍成績を考えればSB加治屋と松田が抜けてたと思うのですがスルーでしたね。少し意外でした

    小澤怜史は高卒からしっかり鍛えてきたと感じられる下半身してますね。ただ投球内容はノーコンすぎるかな。コントロールだけでなく球速が安定して高くなれば荒れ球でも面白いですが。動画を見る限りストレートだけでなく変化球もえぐいし将来が楽しみです
    22歳という若さが評価を上げますよね。(ドラ2の22歳を戦力外育成再契約なしにしたSBはなかなか厳しい)

    近藤弘樹は素晴らしい体格と角度のあるストレートで滅茶苦茶良い投手に見えるけどこれで結果が伴わないのだから何か足りないんでしょうね
    正直宮台より近藤の方がすぐに通用しそうに見えるんですけどね
    年齢的に育成している余裕は無いと思うので来年即支配下できるよう頑張ってほしいです。伊藤コーチに嶋、今野と顔見知りも多いし早く馴染めるでしょう

    小澤も近藤も速球の強いパワーピッチャーだと思うので、そういった選手を集めるのは現代野球っぽくて良いと思います
    育成(とくにコーチ一年目になる山本が担当する投手)を増やすに当たってドラフトでがっつりとるより経験者から取ったのもバランスが良いと思います

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    私も近藤は宮台よりチャンスが巡ってくる可能性が高いように思うのですが、支配下は宮台なんですよね。ドラ1ながら3年で戦力外になるなど、ちょっと気になりますよね。

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