ヤクルトは24日、昨季限りでソフトバンクを自由契約となったリック・バンデンハーク投手(35)との契約締結を発表した。1年契約で年俸75万ドル(約7900万円)プラス出来高。背番号は「15」に決まった。
(スポニチアネックス引用)
以前より報道されていたバンデンハークの獲得が発表された。ここ2年は怪我で苦しんでおり、年齢的にも35歳と若くはないのだが、実績は十分の投手であり、6番目の外国人選手としては大きな補強になったと言って良いのではないだろうか?まずはしっかりとコンディションを作れるかどうか?という部分が課題になってくる。
バンデンハークと言えば先発ながら150キロ超のストレートを連発し、長身から投げ下ろされるナックルカーブも大きな武器となっていた、希少価値の高い投手という印象が残っている。2015年の日本シリーズで対戦した時は、難攻不落の投手だった。当時は日本でも屈指の破壊力を感じさせる先発投手だった。長身の速球派と言うと何となく荒れ球の投手が多い印象なのだが、バンデンハークの場合は、ストレートも変化球も素晴らしい球質のボールを持っているため、ストライクゾーンの中で勝負出来る。そのため、細かいコントロールがある印象はないのだが、四球で崩れるタイプという印象も全くない。理想的な本格派の投手である。しかし私の印象に残っているバンデンハークは、数年前までの姿である。ここ2年の姿はほとんど見ていないのだが、数字を見るに怪我による衰えが顕著なのかな?と想像する。それでもクレバーで真面目な部分も評価されている選手ということもあり、もう一度コンディションが整えば復活する可能性のある投手だと思う。投手陣が崩壊状態にあり、先発が期待される外国人投手もスアレスは故障での離脱が多く、サイスニードは未知数である。そんなチーム事情を考えるとバンデンハークに期待する気持ちは強くなる。コロナ禍によりいつ来日できるか不透明な状況は続いているが、合流するまでにしっかりコンディションを整えてもらいたい。セリーグの舞台で得意のパワーピッチングを披露してくれる日を心待ちにしたいと思う。
にほんブログ村
コメント
2015年の日本シリーズ第2戦では、山田のヒット1本と上田のヒット2本だけでしたね。
バンデンハーク⇒サファテのリレーは難攻不落でした。
あの頃のバンデンハークの様な活躍は期待してはいけないのかもしれませんが、それでもヤクルトに来てくれるのは個人的に嬉しいです。
オニさんへ
バンデンハーク=難攻不落の印象は強いですからね。期待したいですよね。