オリンピック期間中はプロ野球は中断しているのだが、その間にエキシビションマッチが行われている。今日はソフトバンクと対戦し、1-1で引き分けたのだが、復活を期す原が4回をノーヒットピッチングと結果を残してみせた。
19年シーズンから上半身のコンディション不良に悩まされ、全く結果が出せない状況が続いていた。今シーズンもキャンプ、オープン戦から強い気持ちで試合に臨んでいることは伝わってきたのだが、結果を残すことは出来ていなかった。2軍でも結果が残せない時期が続き、このままでは復活することは難しいのではないか?と感じていたのだが、夏に入ってから徐々に調子を取り戻し始め、7月10日の広島戦で今シーズン初登板、初先発を果たすことになった。このゲームでは危険球で退場となってしまい、思うような結果は残せなかったのだが、春先の状態と比べれば、ボールのキレもコントロールも戻ってきているように感じていた。おそらくコンディションが整ってきたことにより、以前の投球に近付いてきた部分があるのだと推測する。
そんな中で迎えた今日のエキシビションマッチでの好投により、原が後半戦のヤクルト先発陣の救世主的存在になり得る可能性が出てきたように感じる。正直今日のソフトバンクは2軍もしくは2.5軍と呼んでも差し支えないようなメンバーであり、原であれば抑えて当たり前という面もあったと思うのだが、こういった相手でも結果を残せなかったのが今シーズン開幕当初の原の姿だった。今日はしっかり格の違いを見せ付けることが出来た。常にコンディショニングという面で不安を抱えている投手であるため、1,2回の好投で手放しで喜ぶことは出来ないのだが、原が帰って来てくれれば、チームにとっては非常に大きな戦力になることは間違いない。マウンド捌きという部分では元々定評がある投手だけに、ボールのキレ、コントロールが戻ってきたように感じるだけに、後半戦の投球が楽しみである。是非原の復活劇が見てみたい。
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コメント
原樹理ならポテンシャルという面では間違いなくエース級だと思います
2018後半は指標も菅野と見劣りしませんでした
ただケガが思ったより長引いたかな
でもここにきての好投は復活とそれ以上の覚醒を期待させますね
若くは無いけどまだ20代
杉浦が日ハムでクローザーとして開花しましたけど原樹理もドラ1として蘇ってほしいですね
(そういえば日ハムでは谷内も良いスーパーサブとして活躍してて嬉しいです)
saboさんへ
確かに杉浦のことを思えば、原にもまだまだ期待したくなる部分はありますよね。後半戦どんな姿を見せてくれるか楽しみに待ちましょう。