パトリック・キブレハンを獲得

ヤクルトは29日、前米大リーグ、ホワイトソックス傘下3Aのパトリック・キブレハン外野手(32)=188センチ、98キロ、右投げ右打ち=の獲得を発表した。1年契約で年俸48万ドル(約6000万円)プラス出来高払い。背番号は「2」となった。

米国出身で三塁や外野を守るオールラウンダー。2016年にパドレスでメジャーデビューし、17年にレッズで115試合に出場するなど通算137試合で打率・208、10本塁打、30打点。昨夏の東京五輪では米国代表として銀メダル獲得に貢献した。今季からホワイトソックス傘下3Aに所属していたが、4月に自由契約となっていた。

球団を通じて「1日でも早くチームに合流し、ヤクルトスワローズが再び日本一になれるように頑張ります」と意気込んだ。
(サンケイスポーツ引用)

サンタナが怪我により帰国し、手術を行ったとのことで、長期離脱は避けられない状況となった。昨シーズンのリーグ優勝、日本一に貢献し、今シーズンも開幕からバットでチームを支えていたサンタナの穴を現有戦力で埋めることはほぼ不可能な状況にあることは誰が見ても明らかだった。
そんな状況下で獲得したのが、上記のキブレハンだった。動画を見た印象ではパワーヒッターであり、サンタナの穴を埋めるべく獲得したという意図がはっきり伝わってきた。私はこれまでシーズン途中にBCリーグからデニングやジェフンを付け焼刃的に獲得することに否定的な意見を述べさせてもらっていた。意図が不明瞭な中で中途半端に外国人選手を獲得することはチームにとっても選手本人にとってもマイナス面が大きくなることが予想されたからだ。
今回のキブレハンの獲得については、「よくぞ獲得に動いてくれた。」という感想を持っている。NPBにシーズン途中で加わる外国人選手としては、実績も十分である。もちろんいきなりNPBの野球、投手に慣れることは簡単なことではないため、結果が伴うかどうかは分からないのだが、もし結果が出なかったとしても私自身は今回のフロントの動きを責めることはないと思う。昨シーズンのサンタナやオスナのように打撃でチームを支えるような活躍を期待したい。チーム事情がチーム事情なだけに期待値は高くなる。プレーする姿を早く見てみたい。

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コメント

  1. sabo より:

    長期離脱となったサンタナの穴は大きいですが、加えて川端宮本丈と言った攻撃的選手も調子が上がらず。
    太田が出塁率.361とトップバッターとして頑張ってくれていますが長打は出ていませんからね

    長距離砲の補強に踏み切った球団に私も嬉しいです

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    フロントはしっかり仕事をしてくれたのではないでしょうか?やはりサンタナがいないと迫力に欠けますからね。

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