序盤の攻防が明暗を分ける。5連敗。

ヤクルト1-4広島

ヤクルトの先発は3年ぶりの先発マウンドとなる星、広島の先発は九里ということで劣勢が予想された中でのゲームとなった。不思議なもので、チーム状態が良い時には、今日のようないわゆる谷間の先発に関しても、チームとして上手く乗り切れることが多いように感じるのだが、チーム状態が悪い時には、戦前から劣勢が予想されたゲームで勝利することは難しい。この日のゲームでは、序盤の攻防が明暗を分ける形となった。

ヤクルトのスタメンは、1番センター山崎、2番キャッチャー中村、3番セカンド山田、4番サード村上、5番ライトサンタナ、6番レフト青木、7番ファーストオスナ、8番ショート長岡、9番ピッチャー星とこれまでとは、違ったオーダーを組んできた。チーム状況が悪い中で、塩見をスタメンから外すなど思い切ったオーダーとなったのだが、チャンスであと一本が出なかった。
初回から4回まで毎回のようにチャンスを作ったのだが、チャンスで九里を捉えることが出来なかった。星が序盤から失点を重ねてしまったのは反対に、打線はチャンスを活かすことが出来なかった。7月上旬までは、不思議と噛み合っていた投打の歯車が今は全く嚙み合わなくなってしまった。大幅な打順変更も効果が見られなかった。

打線が拙攻を続ける中で、星には踏ん張ってもらいたかったのだが、初回にいきなり西川のタイムリーなどで2点を失う苦しい投球となると、2回には野間にタイムリー2ベースを浴びてしまい、結局星は、3回3失点でマウンドを下りることとなってしまった。コロナクラスター以降、まだメンバーが本調子に戻っていない中で、星にも先発のチャンスが与えられたのだが、そのチャンスを活かすことが出来なかった。星が降板となった3回までの攻防がゲームそのものの明暗を分けることとなってしまった。
リリーフ陣は、その後木澤2イニング、今野1イニング、コール2イニングと良く投げてくれたのだが、劣勢をひっくり返すだけの力は今のヤクルトにはなかった。これで5連敗となり、2位DeNAとの差は8まで縮まってきた。もうゲーム差程の差は感じられなくなってきている。どこかで負の連鎖を止めたいのだが、今のヤクルトにそれだけの力があるだろうか?良くない負け方が続いているだけに心配である。

P.S ちょっと仕事などが忙しくなっており、今日は記事として不十分なものになってしまいました。申し訳ありません。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     塩見を外したのには驚かされました。現状を変えてみようとする試み自体には賛成です。とにかく足掻いて欲しい。
     初戦の森下には仕方なくても、球宴後に不調でヤクルトにとって相性が良い広島相手に、連夜の完敗というのを見せられると、最下位の中日には負け越しなので、もはや勝てるところがないという気分になります。六月までの快進撃はもはや別のシーズンの出来事のようですよ。
     優勝どころか今月でさえ首位守れるかとか、野村監督時代の日本一の翌年は四位というのに、今シーズンも当てはまっちゃうのではとかかなり弱気になっています。
     

  2. FIYS より:

    超匿名さんへ

    私もこういったオーダーの組み換えには賛成派です。それでも連敗が止まりませんでしたが…

    コロナクラスター以降、完全にチーム力が落ちてしまいましたね。とにかく耐える時期ですよね。

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