最後まで残ってくれたファンのために、せめてもの5得点。

ヤクルト6-8DeNA

優勝に向けて2位DeNAとの直接対決。村上の56号ホームランに向けてのゲーム。ということで台風が近付いている中でも多くのファンが神宮球場に足を運んだ。特にヤクルトファンの期待値は非常に高まっていたはずである。しかしいざ試合が始まると、初回から完全にDeNAペースのゲームとなり、ヤクルトファンにとっては雨の中の苦行のようなゲームになってしまった。それでも最後の最後にオスナの3ランホームランと内山壮の2ランホームランでせめてもの反撃を見せてくれたことが、ほんのわずかでもヤクルトファンの救いになっただろうか?

9月に入って以降、ヤクルトの先発陣は試合を作ることが出来ないゲームが多くなっており、その分リリーフ陣に負担がかかるゲームが増えていた。その中でも今日先発起用された大西は、ロングリリーフを任されることが多くなっており、勤続疲労が不安視されていた。その大西は、今日は先発に回り、首脳陣としては、行けるところまで行ってもらえれば…という気持ちがあったと思われるのだが、初回から降りしきる雨の中で細かいコントロールに苦しみ、初回は宮崎に3ランホームランを浴び、3回は佐野にソロホームラン、宮崎に2打席連続となる2ランホームランを浴びてしまい、3回途中で降板となってしまった。正直今日の大西の投球は擁護できるものではなかったのだが、今日の先発登板含め、チームの汚れ役を黙々とこなしてくれる大西はチームに必要な戦力である。次の登板がどういった形で巡ってくるのか分からないのだが、次の登板に備えてもらいたい。
どちらかというと奮起を促したいのは、今日リリーフ登板した原であり、昨日リリーフ登板した高梨である。先発で結果を残せないゲームが続き、降格的に、調整的にリリーフに回っていると思われるのだが、両投手ともリリーフとしても結果を残すことが出来なかった。高橋の状態が分からず、奥川もまだ戻ってこれない中で、多少なりとも実績を残している原と高梨には、何とか復調してもらいたいのだが、現状では厳しいと言わざるを得ないだろうか…。

ヤクルトの勝利も村上のホームランも見られなかったが、現地で応援したヤクルトファンの皆様、本当にお疲れさまでした。またDeNAファンの皆様も悪天候の中での観戦本当にお疲れさまでした。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     大西先発で勝つのは簡単ではなかったでしょうが、相手側の1つも負けられないという重圧から早々に開放する、序盤の大量失点では苦しいですね。
     最終回の一発攻勢は盛り上がりました。しかし先発投手が良かったので打てませんでしたという調子だと、残り試合も一級線の投手ばかりでしょうから、どこかの試合で打ち崩さないとなりませんね。
     

  2. FIYS より:

    超匿名さんへ

    確かにDeNAが感じていたであろうプレッシャーを解いてしまうような序盤の失点になってしまいましたね。

    それでも24日のゲームは打線の援護もあり快勝出来ましたね。

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