村田兆治氏死去

11日午前3時10分ごろ、東京都世田谷区成城の元プロ野球選手、村田兆治さん(72)宅の2階で火事が発生、約40平方メートルが焼けた。警視庁などによると意識不明で病院に搬送された村田さんの死亡が確認された。
（スポニチアネックス引用）

火事の原因などは分からないのだが、非常にショッキングなニュースであった。今年の9月には、羽田空港での暴力行為現行犯逮捕されたとのニュースもあったのだが、それから2か月でのあまりに突然の訃報に驚いている。

私は1988年からプロ野球を見始めた記憶が残っている。そのため、村田氏の現役時代の投球はリアルタイムで見ることが出来た。当時のロッテは弱小球団という印象があったのだが、村田氏のマサカリ投法のインパクトは抜群であり、ストレートの威力、フォークのキレも素晴らしかったと記憶している。89年に200勝を達成し、90年に引退しているため、メディアが取り扱うことも多く、幼いながらにこの村田氏に興味を抱いていたのだと思う。引退するまでロッテのエース格で居続け、引退試合でも消化試合とは言え、当時最強を誇った西武相手に完封勝利（確か雨天コールドゲームだったと記憶しているが…）を飾り、シーズン10勝目を上げている辺りに凄さを感じさせてくれた。
私がリアルタイムで見ることが出来たのは、選手生活の最晩年であり、当然若手時代や肘の怪我に苦しんだ時代、手術後復活した直後の「サンデー兆治」時代は知らないのだが、何度かドキュメンタリー番組などで取り上げられていたため、興味深く視聴した記憶がある。

引退後も50歳頃まではマスターズリーグなどで140キロを超えるストレートを披露するなどして注目を集めていたため、現役時代を知らない若い世代でも村田氏のことを知っている人は多いだろう。
それだけに、今日の朝飛び込んで来た訃報にショックを受けている。
ご冥福をお祈りいたします。


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