日本野球機構(NPB)は22日、ヤクルトのパトリック・キブレハン外野手(32)を自由契約選手として公示した。ヤクルトは退団する。
キブレハンは今季途中に加入。8月27日のDeNA戦では初本塁打を含む3本塁打と活躍した。今季成績は29試合に出場して打率・241、6本塁打、14打点。
(スポニチアネックス引用)
残留するかどうか微妙なラインにいるかな?と思っていたのだが、キブレハンは自由契約となった。サンタナが負傷で帰国した後に獲得が発表されたのだが、キブレハン自身は、チームのコロナ禍にも巻き込まれる形で、難しい調整を強いられるという不運もあったと思われる。十分な調整が出来ない中でチーム事情で1軍のゲームに起用される形となり、デビュー当初は、全く打撃になっていなかった印象である。上記の引用記事にもあるように8月27日のDeNA戦で来日初ホームランを放つと、そのゲームで3本のホームランを放ち、実力の片鱗を見せ付けてくれた。その後は左投手相手を中心に結果を残す場面もあったのだが、もう一歩アピールが足りなかった印象である。
外野の守備についても非常に危なっかしい場面が目立ち、来シーズンサンタナが残留することを考えると、ライトサンタナ、レフトキブレハンという構成は考えづらい部分もあったと思われる。またサンタナの控えという立場では、キブレハンの年齢を考えた時にキブレハン自身にとってプラスになる要素が少ないと感じていたただけに、このタイミングでの退団は致し方なかっただろうか?
しかしもう少し時間を与えることが出来れば、NPBの野球にアジャストできる可能性を持った選手のようにも感じるため、他球団が獲得を考える可能性もあるのではないだろうか?守備面でのマイナス要素がある選手であるため、獲得し辛い部分もあるかもしれないが、DH制のあるパリーグ球団にとってはお買い得の選手かもしれない。
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コメント
アームさんへ
キブレハン獲得に動くNPB球団はありますかね?
ドイツ戦は熱かったです。