このタイミングでこの負け方は…痛い…

ヤクルト６－７×DeNA（延長10回）

タイトルの通りになってしまうのだが、4連敗中で迎えたゲームで序盤４－０とリードしながら逆転され、最後は田口がサヨナラ打を打たれての敗戦というのは、痛過ぎる。このタイミングでこの負け方は堪えてしまう。
戦前に個人的に予想していたポイントは、DeNA先発の平良を捉えられるかどうか？復帰戦となるピーターズが試合を作れるかどうか？という2点だった。打線は、平良から5回までで4点を奪い、ピーターズも5回までは無失点と試合を作ってくれた。こうなれば、負ける要素は少なくなったと思ったのだが…6回にピーターズが掴まり、代わった星は逆転3ランを浴びてしまい、乱戦に持ち込まれると、最後は延長10回にサヨナラ負けを喫してしまった。15日、16日の広島戦、そして今日のDeNA戦とショッキングな敗戦が目立ってしまっているのが気になる。こういった敗戦が続く中で全く勝てなくなってしまったのが2017年シーズンである。その二の舞を避けるためにもとにかく１つ勝ち星が欲しいところである。

今日はほぼ試合を見れていないため、短くまとめたいのだが、ヤクルト先発のピーターズは、復帰戦にしては、しっかり投げてくれたのではないだろうか？立ち上がりがどうかな？と心配していたのだが、3回までDeNA打線をわずか1安打に抑え、5回終了時点でも被安打2で球数は、53球と理想的な投球を披露してくれていた。4点のリードもあったため、後はピーターズが何イニング投げてくれるか？というような展開に持ち込めていたと思うのだが、そんなゲーム展開が6回に一転してしまう。伊藤、林に連打を浴びると、1アウト後代打宮崎、この試合3番に入った大田にタイムリーを浴び、2点を失い、ここでベンチは星にスイッチするのだが、その星が牧に逆転3ランホームランを浴びるという最悪のシナリオが待っていた。火消し役を作って、流れを変えてきたのだが、21年、22年の連覇に繋がったことは間違いないのだが、今シーズンはこの継投が上手くいっていない。星は、16日の広島戦に続いて、痛い一発を浴びてしまった。
その後石山も柴田にタイムリー3ベースを浴び、失点してしまうなど、試合を落ち着けることが出来ない中で、延長10回に回跨ぎとなった大西が2アウト1，2塁のピンチを招くと、ここで起用された田口が関根にサヨナラタイムリー2ベースを浴びてしまった。
ここまでのヤクルトのストロングポイントはリリーフ陣の質の高さと量の豊富さにあったと思うのだが、4点のリードを守り切れず、起用法も後手後手となった中での5連敗というものは明日以降にも響いてしまいそうである。役割分担に含めて何らかの変更点が出てくるだろうか？

打線は、DeNA先発の平良相手に一発攻勢で得点を奪うことに成功した。3回は、中村に先制のソロホームランが飛び出すと、5回には2アウトからチャンスを作り、サンタナがライトスタンドに飛び込む3ランホームランを放ち、リードを広げてみせた。おそらく外角を狙ったであろうストレートが多少甘くなったところを打ち損じることなくライトスタンドに運んでみせた。
中々打線が繋がらない中で、ホームランが2本飛び出したことは、チームにとって大きなことだったし、この2本のホームランで一旦は試合の主導権を握ることに成功した。逆転、勝ち越しを許した後も、7回には濱田にタイムリー2ベース、8回には川端にタイムリーが飛び出し、粘りは見せたのだが、最終的には勝利に繋げることは出来なかった。
村上のブレーキが続いていることが、チームにも影響してしまっているのだが、今日もチャンスでもう1本でも2本でも欲しい場面で得点を奪えない場面があり、6得点した割にはもったいない場面も多かったように感じた。

今日の負けは明日以降に引きずりそうで怖い負け方である。とにかくどんな形でも１つ勝ちが欲しい。明日からは阪神との3連戦である。まずは高橋のピッチングに期待したい。

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